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コラム 2021.05.19

賃貸オフィス・賃貸事務所で病院・クリニックを開業する際の注意点


病院やクリニックを開業する際は、一般的な賃貸オフィスや事務所を探すときとは注意するポイントが違います。物件選びをするとき、注意したいポイントを見ていきましょう。

【目次】
1.周囲の環境
2.希望のレイアウトが可能か
3.電気容量や空調設備
4.今回のまとめ

周囲の環境

同じビルに入居している、ほかのテナントとクリニックの相性は、注意したいポイントです。クリニックは体調が悪い人が訪れます。子どもが集まる習い事の教室や、カラオケ店などの騒がしいテナントがあると、落ち着いた雰囲気であることが望ましいクリニックとは相性が悪いです。においの問題があるので、できれば飲食店などもない方が好ましいでしょう。
入居する際にこれらの業種が同じフロアや上下の階になくても、後から入居してくる可能性はあります。可能なら、賃借契約時に相性の悪い業種を入居させないように、交渉しましょう。貸主側にしてみると、業種が限られることは好ましくないので、交渉がうまくいかない場合も多いですが、優良な借主だと判断されれば通ることもあります。後から、相性がよくない業種が入ってくるリスクを減らすには、できるだけフロア面積が少なく、多くのテナントが入居できないタイプのビルを選ぶとよいでしょう。

希望のレイアウトが可能か

賃貸オフィスや賃貸事務所を借りる際、希望のレイアウトができるか注意しながら物件を選びましょう。賃貸オフィスには内装がされていない「スケルトン」と、事務所仕様の内装ができているタイプがあります。
病院やクリニックの場合、ほかの業種に比べて個室の数が多くなりがちです。医療施設の種類や診療科目の違いによっても変わってきますが、事務所仕様の物件を借りると、希望のレイアウトにするために天井や壁の解体・補修などをすることになる場合が多く、コストがかさんでしまいます。事務所仕様の物件は、排水管の位置が限定されている場合も多いです。自由に配管がしにくいデメリットを考えると、最初からスケルトン仕様となっている物件を借りた方が、余計なコストや手間がかからないでしょう。

電気容量や空調設備

電気容量は見落としがちな部分なので、十分な容量を備えているか注意しましょう。賃貸オフィスや賃貸事務所は、一般的な事務所が入居することを想定しているケースが多く、病院やクリニックが入居する際に電力不足が起こることがあります。消費電力が大きい医療機器を何台も設置する必要がある場合は、建物全体の電気の供給状態を確認しましょう。後から増設したいと思っても、大幅な工事が必要となってしまうことが多く、高額な費用が発生してしまうことが心配です。
また、多くのテナントが入居するビルの場合、複数の室外機が必要となるため、1台の室外機に複数のエアコンを取り付ける方式を採用しているケースが多いです。効率的なようですが、冷房と暖房を同時に使えないデメリットがあります。病院やクリニックの場合、大型の医療機器を何台も設置すると熱が発生するので、季節に関係なく冷房を使用することは少なくありません。暖房と冷房を同時に使用できるように、複数の室外機を置けるスペースを確保しましょう。

今回のまとめ

病院やクリニックを開業する場合、同じビルに入居している業種をチェックすることを怠ると、集客に影響することが心配です。落ち着いて診療を受けられない環境にある病院に通院をしたいと思う人は少ないでしょう。また、診療科目によっては個室を多く設ける必要があり、レイアウトのしやすさを考えて物件を選ばなければなりません。レイアウトを考えて内装工事をしやすい、スケルトン仕様の物件を選んだ方がコストを抑えやすい場合が多いです。電気容量や空調設備は意外に見落としやすい部分なので、忘れずにチェックしましょう。

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