名古屋の賃貸オフィス・貸事務所探し専⾨の不動産仲介業者(株)オフィッコスの「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

NEWS

コラム 2023.06.06

圧迫感を出さないオフィス家具の選び方とレイアウトのコツ


オフィス環境を向上するには、家具のレイアウトや収納面の工夫が必要です。書類や事務用品の収納場所を確保するのはもちろんのこと、使い勝手やデザインにも配慮する必要があります。荷物が多いからといって、収納系の家具を多く設置してしまうと、圧迫感を感じてしまうこともあるでしょう。
オフィス環境は、社員のモチベーションを左右します。社員により良い環境を提供するため改善策を模索している場合は、オフィス家具を見直すことで解決するかもしれません。
ここでは、圧迫感がでにくいオフィス家具の特徴や選び方、レイアウトのコツを詳しく解説します。

圧迫感がでにくいオフィス家具の特徴

圧迫感を感じにくいオフィス家具の特徴は、どのようなものなのでしょうか。圧迫感によって生じるストレスについても解説します。

壁面収納

背の高い収納家具をオフィスの中央に配置すると、空間に圧迫感を与えます。
壁一面に床から天井までの壁面収納を設置することで、大容量の収納が可能です。壁側に収納棚を設置することで、中央部分には家具の設置の必要がありません。そのため、オフィス空間が広くスッキリとした印象になります。オフィススペースを有効活用するのにおすすめの収納家具です。

背の低い家具

家具の背の高さは、オフィス空間で圧迫感を感じる最大の要因です。背の低い家具で統一することで、圧迫感を感じにくくなります。視界に邪魔なものがなく、オフィス全体を見渡すことができるので、広い空間を出したい場合は背の低い家具を検討してください。

デザインや素材の変更

オフィス家具のデザインを変えるだけで、空間の印象は大きく変化します。大型家具の場合、空間を広く見せるデザインを選ぶと良いでしょう。
パーティションや棚は、抜け感のあるデザインを選ぶこともポイントです。フロアの間仕切に使用するパーティションや棚などは、高さやデザインによって圧迫感を感じます。家具が原因で圧迫感によるストレスを感じている場合は、デザインや素材を変更することで解決できるかもしれません。

圧迫感はストレスの原因になる

圧迫感のあるオフィスは窮屈に感じるため、知らないうちに少しずつストレスを抱えてしまいます。働く環境を整備するにあたって、空調設備や騒音対策と同じように、広さやスペースの確保も課題の一つです。
仕事中にストレスを感じるような環境では作業効率の向上は期待できません。社員が気持ち良く働きやすい環境を用意するのは、経営者側にとって最大の課題です。明るく開放感があり、スペースを感じる空間を意識したレイアウトや家具の設置を行ってください。

自社の賃貸オフィスにあった圧迫感がでにくいオフィス家具の選び方

オフィス家具を選ぶ際には、デザインだけではなく自社のオフィスに合っているか検討しなければなりません。快適な空間をつくるためには、家具も慎重に選ぶことが重要です。

ストレスで生産性は変化する

会社経営において、社員の業務効率の向上は避けては通れない課題の一つです。生産性の向上を図るために様々な対策を導入している企業も多いでのではないしょうか。オフィス家具は、空間を作り出す重要なアイテムです。家具によっても作業効率は大きく左右されます。
デスクワークがメインの社員の場合、ストレスを感じるオフィス環境だと生産性は大きく低下します。逆に、働きやすい環境を整えている場合、社員のモチベーションが上がり生産性向上に繋がるでしょう。

家具の高さで選ぶ

賃貸オフィスはスペースに限りがあります。自社にあった収納量を考慮した上で、背が低い家具の設置を検討してください。特に、壁面以外に配置する予定のものは、極力低いものを選ぶのがおすすめです。

家具の色を考慮する

同じデザインの家具でも、色を変えるだけで圧迫感は軽減できます。「視覚」を利用することで、開放感のある空間を演出することは可能です。例えば、膨張色である白い服を着ると太って見える、という経験をしたことがあるように、淡い色を壁や天井、床に用いることで、空間を広く見せることができます。
オフィス家具もカラーによって空間の雰囲気は変わるので、色味選びは重要なポイントです。広く開放的な空間を作り出したい場合、暗めのカラーよりもホワイト系や暖色系のカラーで統一してください。

圧迫感を出さないオフィス家具のレイアウトのコツ

デスクワークが多い社員が1日の多くを過ごすオフィスは、快適な環境であることが必要不可欠です。ストレスを感じてしまうオフィスのレイアウトでは、作業効率の低下に繋がりかねません。社員が働きやすいオフィス作りを心がけましょう。

必要な家具を厳選する

オフィスのスペースを有効活用するには、「どのくらいの大きさの家具が必要か」「どのスペースに配置するか」を検討することが先決です。たくさん家具を導入しても、活用できなければ意味がありません。まずは、自社のオフィスの状況を把握することから始めましょう。

目線より高い家具は圧迫感を感じやすい

背の高い収納棚やキャビネットの高さを低くするだけで、圧迫感のあるオフィスのイメージを軽減することが可能です。目線よりも下に家具を配置することで、視界に邪魔なものがなく開放感を感じます。窮屈に感じるなら、キャビネットや収納棚の高さの変更を検討してみてください。

フリーアドレスの導入

オフィスのレイアウトを変更する場合、フリーアドレスの導入を検討しても良いでしょう。働き方の多様化によって、テレワークや在宅ワークが増え、出社率が低下している企業にはおすすめです。社員全員分の固定席を用意するよりも、ワークスペースを有効的に使用できます。デスクを共同で使用することで、デスクトップパソコンをノートパソコンに変更するなどの手間が生じるかもしれません。しかし、デスクを使用後はパソコンや資料をキャビネットに保管するため、デスク上は常にスッキリとした状態を保つことが可能です。デスク上にスペースが生じることで、広く感じられます。
デスクの数を減らすことができない場合は、サイズを小さくすることで動線を確保でき、圧迫感や窮屈さを感じません。デスク上の小物類を、コンパクトなものに変更するのもおすすめです。

オフィス全体の色をまとめる

内装の色を工夫することで、オフィスの印象は大きく変化します。開放的に見える色や、奥行きを感じさせる配色を意識して決めると良いでしょう。壁や床・天井などの空間全体の雰囲気を決定づける色は明るいトーンで統一し、一部のインテリアでアクセントカラーを使用してください。シンプルなデザインを意識すると、スッキリとした印象に仕上がります。
また、濃い色を取り入れる際は、床材やマットなど、部屋の低い位置に納まるようにするのがポイントです。部屋に奥行きと重厚感が生まれ、より開放感を感じやすくなります。

書類を減らす

オフィスで場所を占めているものとして多いのが、書類やファイルではないでしょうか。
紙類はどうしても場所をとってしまい、ファイリングをしても収納場所を必要とします。収納棚がファイル類であふれてしまい、他のものが入らないと悩みを抱えている方も多いでしょう。デジタル技術を導入することで、ペーパーレス化を実施すれば、業務効率の向上やセキュリティ対策にも有効です。

空間の余白を意識する

圧迫感は、空間に余白が少ないことで生じる小さなストレスです。空間を上手に使用して快適なオフィス環境を整えてください。
家具が多いだけではなく、書類や荷物であふれているオフィスは、圧迫感や窮屈な印象を与えます。ストレスを感じることで、社員の仕事に対するモチベーションも上がらなくなり、生産性の向上も期待できません。
まずは、必要なもの・必要な家具を検討し、床を占拠するものを最低限に抑えることを心がけましょう。床に空白が生まれることで、開放感を得ることができます。
部屋の明るさも、広さを左右する重要なポイント。窓の前に家具を配置せずに、できるだけ自然光を取り入れるレイアウトにすることが大切です。自然光を取り入れることで、空間に広がりができ、気持ち良く業務にあたることができます。

グリーンを活用する

家具の変更が難しい場合、観葉植物や生花などのグリーンを活用するのがおすすめです。圧迫感があり窮屈に感じるオフィス空間は、グリーンを活用することで空間に和らぎを演出し、抜けを出すことができます。家具の変更ができない場合は、インテリアやグリーンの配置を検討しても良いでしょう。

開放的な環境作り

思い切って、家具の数を減らすのも有効です。間仕切が必要であれば、可動式のパーティションを活用すると良いでしょう。必要がないときには、収納しておくことでスペースを有効的に使用できます。
また、カーペットの色を変えて視覚的にゾーニングをするのもおすすめです。パーティションや家具で間仕切をする必要がなく、広いスペースをそのまま活用できます。開放感あふれる明るいオフィス空間になるでしょう。

今回のまとめ

圧迫感を感じにくいオフィス家具の特徴やレイアウトのコツをご紹介しました。社員にとって居心地のいい快適なオフィス空間は、仕事のモチベーションが向上し生産性のアップに繋がります。暗く圧迫感を感じるオフィスは、家具の種類やデザイン、レイアウト変更によって改善可能です。必要に応じて、デジタル技術を導入するなど、自社にあった改善策を取り入れると良いでしょう。
少しでもオフィス環境においてストレスを感じているなら、家具の変更を検討してみてはいかがでしょうか。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

kiji_7 kiji_hojo

CATEGORY