名古屋の賃貸オフィス・貸事務所探し専⾨の不動産仲介業者(株)オフィッコスの「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

NEWS

コラム 2023.06.05

集中力が向上する?賃貸オフィスにソロワークスペースを設置するメリット


ソロワークとは、従業員一人ひとりが集中して業務に取り組むことを意味します。従業員たちのソロワークを実現していくためにはソロワークスペースの確保が重要なポイントです。
ここでは、従業員の集中力や業務効率性を高める効果が期待されるソロワークスペースを導入するメリットや、設置する際に注意すべきポイントをご紹介します。

ソロワークスペースはオンラインミーティングや営業に最適

近年は、働き方改革や感染症対策などによって、オフィスでの働き方も大きく変化しています。リモートワークやフリーアドレス制がその代表的な例として挙げられますが、それ以外に最近注目されているのが一人で集中して仕事に取り組むソロワークという働き方です。
ここでは、業務効率を大きく高める効果が期待できるソロワークの概要を始め、ソロワークを実現するために重要なソロワークスペースについて詳しくご紹介します。

ソロワークとは

ソロワークとは、一人で集中して業務に取り組む働き方を意味します。
ソロワークスタイルを社内に定着させることで、社員の生産性の向上を始め、情報漏洩リスクの軽減、さらにはオフィス内での感染症対策につながるなど様々なメリットがあります。このように、ソロワークの施策を社内に浸透させることは、従業員と企業のどちらにも大きなメリットがもたらされると言えるでしょう。
しかし、最近ではワークライフバランスや働き方改革を推進する施策の一環として、フリーアドレス制を導入するなど、コミュニケーション重視のレイアウトやオフィス空間を選ぶ企業が増えてきました。
自由な働き方を実現できるフリーアドレス制やリモートワークですが、これらの施策を取り入れられる一方で、様々なトラブルや課題が浮き彫りになっています。
例えば、周囲の雑音などが気になって作業に集中できなかったり、オープンスペースでのWeb会議やオンライン商談がしづらかったり、さらには機密情報を取り扱う際の情報漏洩のリスクがあったりするなど、業務に集中できないケースも散見されます。

ソロワークスペースとは

ソロワークを推進・実現するためには、在宅勤務をすれば事足りると思われがちですが、在宅勤務が必ずしもすべての従業員にマッチするとは限りません。限られた住宅スペースの中で執務スペースを確保できず、家族と同居した状態で集中して作業できないケースも多いのです。
また、オンライン業務を円滑に進めるためにはITインフラ環境を整えることが急務ですが、自宅のネット環境が不安定だったり、セキュリティ上問題が山積みだったりと様々な課題があると言えるでしょう。
さらに、上司に直接相談できない環境から一人で仕事に関する悩みを抱え込んでしまい精神的な負担が増えてしまうのも大きな欠点とされています。そこで、アフターコロナ時代に向けて、多くの企業が採用しているのがソロワークスペースです。集中できる個別ブースの導入やオフィスレイアウトを変更することでソロワークスペースを整備するなどの動きが活発となっています。

ソロワークスペースの種類

ソロワークの推進に必要不可欠な設備であるソロワークスペースには、様々な種類があります。

個室タイプのワークスペース

個室タイプのワークスペースは、サテライトオフィスやシェアオフィスの個室スペースを貸し切って利用するタイプです。完全貸し切りで利用でき、利用時間にも制限がないため、周囲を気にすることなく自由に活用できます。
機密情報を取り扱う場合などプライバシー面でも安心して利用できるのが特徴です。
ただし、ランニングコストが高額になりがちですので、限られた予算の中ではなかなか運用が難しいスタイルと言えるでしょう。

ボックス型の個室ブース

ボックス型の個室ブースは、別名フルクローズタイプとも呼ばれており、ドア付きタイプのソロワークスペースです。
防音性の高さが特徴で、扉を閉じることで周囲の音を遮断できるため、重要な情報を取り扱うオンライン会議や機密性の高い情報を取り扱う際に最適なスタイルです。

半個室のブース

パーテーションやパネルで仕切られた半個室タイプのブースは、ボックス型よりも安いコストで、かつ省スペースに設置できるのが特徴です。限られたオフィススペースでレイアウトを変更したい場合に重宝するでしょう。
ボックス型と比較すると防音性は劣りますが、周囲からの視線はシャットアウトできることから、個室タイプのように業務効率の向上が期待できます。

卓上設置型のブース

卓上設置型は、文字通り卓上に設置するパネルタイプのブースのことです。オフィスレイアウトを一切変更しなくても、デスク上に卓上パネルを設置するだけでソロワークスペースを確保できるため、低コストで手軽に設置したい場合におすすめのスタイルと言えるでしょう。

ソロワークスペースとオンラインミーティングの相性が良い理由

ここからは、ソロワークスペースを導入するメリットや、ソロワークスペースのおすすめ活用シーンについてご紹介します。

オフィスにソロワークスペースを導入するメリット

ソロワークスペースをオフィスに導入するメリットについて見ていきましょう。

他人の視線を気にせず仕事に取り組める

ソロワークスペースを確保することで、従業員が集中して作業したい際に活用することが可能です。周囲の音や視線を気にすることなく、自分の業務にのめり込めるため、その結果業務効率の向上が期待できます。

オンラインミーティングや電話などにも対応できる

ソロワークスペースを設置することで、Web会議やオンライン商談なども実施しやすくなります。
従来のようなオープンスペースでWeb会議や音声通話する際は、静かな場所に移動したり、会議室を確保したりなどの事前準備が必要でした。
しかし、ソロワークスペースで作業することで、周囲への音漏れや人の写り込みなどを気にすることなくミーティングや会話に集中できるでしょう。

ワークスペースを変えることでメリハリが生まれる

近年では、特定のデスクを持たずにオフィス内の好きなところで業務にあたるフリーアドレス制が注目されています。作業する場所を日々変えることで緊張感が生まれ、刺激やメリハリが生まれ、その結果として業務効率や生産性向上が期待できると言われているのです。ソロワークスペースも同じように、オフィス環境の変化によってメリハリのある働き方を実現できるでしょう。

ソロワークスペースの活用シーン

ソロワークスペースがオフィスにおいてどのような場面で活用されるかを具体的にご紹介します。

Web会議に参加したいとき

テレワークの普及により、オフラインの会議よりも、Web会議の頻度の方が高いオフィスも増えてきています。
Web会議を実施する際の課題として、音漏れや周囲の雑音などがありました。周囲に別のWeb会議に参加している従業員がいた場合などは、会議の内容が頭に入ってこずに集中できないケースも少なくありません。
一人ひとりが集中できるソロワークスペースを設置することによって、上記の課題を解決できるでしょう。

集中して業務に取り組みたいとき

様々な従業員が働くオフィスの中では、周囲の人たちの雑談や雑音、そして視線などが気になって作業に集中できないこともあるかもしれません。そんなときにソロワークスペースを確保することで、遮音効果を高めてより集中しやすい環境を生み出すことが可能です。

集中力と生産性の向上が見込める賃貸オフィスのソロワークスペース

従業員の集中力や生産性を高めるために、ソロワークスペースが果たす役割が非常に大きいですが、注意点もあります。ここでは、オフィスにソロワークスペースを導入する際の注意点を見ていきましょう。

導入や利用目的を明確にする

ソロワークスペースには様々な種類があり、利用目的によって導入すべきタイプが大きく異なります。
Web会議やオンライン商談を頻繁に実施する場合や機密情報を取り扱う場合、そして一人での作業に没頭したい従業員が多く存在する場合は、ボックス型の個室ブースの導入がおすすめです。
設置スペースや予算に合わせて導入する設備を検討してください。

通信環境を整備する

ソロワークスペースでの生産性を高めるためには、オフィス内のネット環境やソロワークスペース内の周辺機器などの環境整備を徹底する必要があります。
Wi-Fi環境の整備はもちろん、電源ポートやヘッドセット、マイクスピーカーなどのアイテムも設置してください。特にオンライン商談やWeb会議のやりとりで支障が出ないよう、マイクなどの音声設備には十分配慮しなければなりません。

利用ルールを作成し、全社員に浸透される

ソロワークスペースを有効活用するためには、利用時のルールを策定することが重要です。誰もがわかりやすい利用ルールを作成するだけで止まるのではなく、作成したルールを社内全体に周知し、しっかりと遵守するよう働きかけてください。
ソロワークスペースを導入した際によくあるトラブルとして、特定の従業員ばかりが独占して使用するというケースが散見されます。すべての従業員が平等に利用するためにも、利用時間や予約方法、飲食の制限や備品の持ち出しの可否など、自社にマッチした細かなルールを検討することが大切です。

今回のまとめ

ソロワークを推進することで、従業員一人ひとりの業務効率や生産性が高まります。ソロワークはテレワークとの相性も良く、Web会議やオンライン商談にも活用できるでしょう。
ソロワークを実現するためには、集中して作業できるソロワークスペースの整備が必要不可欠です。オフィスレイアウトを見直して、個別ブースの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

kiji_7 kiji_hojo

CATEGORY