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コラム 2023.02.28

賃貸オフィス・事務所に多用途なカウンターを置くメリット


事務所でカウンターを置くメリットやカウンターの機能、どうやったらカウンターがあるオフィスのレイアウトが良くなるのかなど、カウンターに関する疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、賃貸オフィス・事務所でカウンターを利用するメリットや、カウンターがあるオフィスレイアウトのポイント、オフィスでカウンターを導入する時の注意点について解説します。

受付業務だけではない!賃貸オフィスの多用途なカウンター

オフィスにカウンターを置く用途は、主に以下の4つです。

受付

受付にカウンターを設置してあるケースが最も多いため、カウンターと聞いたら受付にあるものというイメージがある方も多いのではないでしょうか。受付用のカウンターは来客対応や受付業務がスムーズに行えるようにサポートしてくれます。
来客者が会社の第一印象を決める際に、重要になるのが受付の印象です。受付は会社の顔となる役割を担っているので、会社の印象を良くするためにも受付カウンターの設置は必要だと言えるでしょう。

立ち話

立ち話用のカウンターには、「社内コミュニケーションを活性化する場」「社員のリフレッシュの場」としての役割があります。フリースペースや休憩室に立ち話用のカウンターを設置することで、社員の休憩や会話ができる場所を提供することが可能です。ランチタイムは食事、仕事終わりには立ちながらの作業を行うためのスペースとしても利用できます。最近では、お酒を置いて仕事終わりには会社のバーカウンターで飲めるという企業もあり、立ち話用のカウンターには様々な用途があると言えるでしょう。

休憩

休憩用のカウンターを用意すれば、社員のリラックスできる環境を提供できます。小休憩や食事での利用はもちろん、社内コミュニケーションの場としても活躍してくれるでしょう。他にも様々な利用方法があるので、目的に応じて導入を検討してみてください。

作業

作業用カウンターがあることで、カフェのような雰囲気を演出できます。設置することで、社員にくつろげる雰囲気を与え、リフレッシュの場として活用可能。また、執務室などに設置すれば、ディスカッションの場としても活躍してくれます。
リフレッシュの場として提供したい場合は座って利用できるロータイプのカウンターがおすすめです。

設置場所をどこにする?カウンターがあるオフィスレイアウトのポイント

カウンターは設置場所が肝心です。正しい設置場所にカウンターを置くことで多くのメリットを会社にもたらしてくれるでしょう。ここからは、カウンターを設置するのにおすすめの場所とレイアウトのポイントについて解説します。

設置場所

設置場所としておすすめなのは、以下の4つです。
・受付
・フリースペース
・執務室
・休憩室
設置する際は導線や収納、すでに設置してあるオフィス用具の邪魔にならないように注意しなければなりません。また、執務室に置く場合はイスやデスクの動きを妨げない場所に置くことも大切です。

ポイント①執務スペースのレイアウトになっているか

同じ場所で仕事をずっと続けていると集中力が持続しない方も多いかもしれません。そのような時に作業用のカウンターを利用できるとリフレッシュしながら働けるため、社員にとって働きやすい環境作りが可能です。執務スペースを使いやすいレイアウトにするためには以下の2点に注意してください。
一つは、複数人が利用できるレイアウトに設置することです。カウンターを設置したとしても、社員が心地良く利用できないと意味がありません。そこで、複数人が利用できるようにカウンター台の幅を広くしたり、イスの数を増やしたりするなどの工夫が必要になります。また、人がすれ違うスペースを十分に確保できないと、作業している方の邪魔になってしまうため、作業スペースとしてもゆとりのある配置にすることが大切です。
もう一つは、作業の仕方に自由度があるレイアウトになっていることです。同じ姿勢で長時間デスクワークをしていると、腰痛や肩こりの原因になります。また、リフレッシュできずに集中力が持続できない、気分が悪くなるなど、長時間同じ姿勢での作業にはデメリットが少なくありません。そこで、カウンターエリアに高さや種類が豊富なイスを用意すると良いでしょう。中には立ったまま仕事したい方もいるので、イスをおかないスペースを用意することも大切です。社員のパフォーマンスを最大限に高めるためにも、自由度があるレイアウトでカウンターを配置してください。

ポイント②来客者をもてなせるようなスペースとしてのレイアウトになっているか

会議室の不足により、カウンターがある休憩室などで来客者をもてなすことも珍しくありません。そのため、来客者をもてなせるようなスペースのレイアウトになっているか確認してください。来客者をもてなすスペースにするために注意すべきなのは、以下の2点です。
一つは、座席同士の感覚をしっかり取ることです。商談の内容には他者にはあまり聞かれたくない話が出てくることも少なくありません。そのような時に座席の感覚がしっかり確保されていれば、他者に聞かれる心配がなく安心して商談を進められるでしょう。イスの間隔はもちろん、テーブル同士の間隔も大切になるので意識して配置してください。また、カウンターを見えるように配置すれば、おしゃれなカフェのように見えて来客者にも好印象を与えられます。
もう一つは、通行者と利用者の空間に余裕を作ることです。見せるカウンターを設置する際に注意が必要なのが、人が行き来しやすいレイアウトになっているかどうかという点です。カウンターを設置したのは良いものの、他のものとの間隔が狭くオフィスを歩きづらいのでは意味がありません。カウンター内で動きやすいことはもちろん大切ですが、来客者が通りやすい環境になっているかどうかも必ず確認してください。また、来客者の待合室として利用する場合はすぐにお茶が出せるような動線を作っておくことが大切です。その際に執務スペースとの区切りをつけるために、観葉植物などを設置してみると良いでしょう。

ポイント③狭さを感じさせない配置になっているか

オフィスが狭くても、カウンターを設置しておしゃれなオフィスにしたいという願望をお持ちの方は多いのではないでしょうか。しかし、むりやりカウンターを設置してしまうと、オフィスのスペースを取ってしまい、むしろ不便さを感じる結果になってしまいかねません。狭さを感じさせない配置にするためには、以下2点に注意してください。
一つは、小物をおしゃれにしてインテリアとして見せることです。オフィスが広くない場合、カウンター自体を狭く配置しなければなりません。そのようなときはコーヒーメーカーや食器、観葉植物などをおしゃれな物で揃え、見せるインテリアとして飾ってみると良いでしょう。来客者にお出しするコップを壁掛けにしたり、お皿をあえて見える位置に配置したりすることで収納スペースが十分でなくても壁のスペースを有効活用できます。
もう一つは、視点の高いところに設置し、広さを演出することです。カウンターエリアが狭くなっている場合、重点を上に置き、天井を高く見せることで広さを演出できます。また、外の景色や自然光を取り入れる方法もおすすめです。窓の近くにカウンターを設置したり、カウンターの天井を抜いたりすることで広さを演出できるでしょう。

オフィスでカウンターを導入する時の流れと注意点

ここからは、オフィスでカウンターを導入する時の流れと注意点について解説します。

オフィスでカウンターを導入する時の流れ

オフィスでカウンターを導入する前に、どのような用途で利用するのかとサイズを把握する必要があります。サイズ把握が完了したら、実際の用途に合わせてカウンターを導入しましょう。

注意点①カウンターを選ぶ際は業務内容によって選ぶ必要がある

カウンターを選ぶ際には、業務内容を考慮することが重要です。カウンターには大きく分けて3種類ありますので、それぞれについて特徴を見ていきましょう。
1つ目は、ハイカウンターです。これは、お客様が来られた際に立ったまま対応する受付業務や短時間での作業で利用することに適しています。収納機能を併せ持つ製品が多いため、収納スペースを増やすことが可能です。
2つ目は、ローカウンターです。これは、座って利用するタイプであり、長い時間商談したり、集中して作業を行ったりする場合に便利なカウンターです。銀行や広告代理店の受付で利用されているケースが少なくありません。座って利用するため、基本的に収納機能は付いていません。一般的なデスクやテーブルと同じ高さなので、様々な場面で利用できるでしょう。また、車椅子に対応しているカウンターは足元がより深く入れるようになっており、対応がスムーズに行える構造です。
3つ目は、無人受付カウンター。エントランスに社員が誰もいない場合に内線による電話の呼び出しや無人受付システムを設置するためのカウンターです。ハイカウンターと同程度の高さですが、半円形やU字系など様々な天板の形状があります。

注意点②カウンターを連結して設置する際は特に注意が必要

カウンターは連結して使用する場合がほとんどですので、設置する際に床のゆがみや凹凸の影響を受けやすいアイテムです。そのため、設置する際のガタつきを抑えるためにアジャスターが付いており、天板を水平に保てます。連結して使用することが前提になっているので、単体のカウンターの両サイドには連結用のパンチ穴があるのも特徴的。ただし、そのままにしてしまうと見栄えが悪く、怪我をする危険性もあるため、端にはエンドパネルを必ず取り付けてください。
ローカウンターはPCや電話を使用する業務も多いため、天板にコードホールが付いています。そのため、配線周りに不安を抱える方でも安心してデスクの代わりとして利用できるでしょう。また、カウンターは何台も連結していることもあるので、地震発生時の転倒を防ぐためにも、固定金具で耐震施工を行ってください。

今回のまとめ

今回は、カウンターを利用するメリットやカウンターがあるオフィスのレイアウトポイント、カウンターを設置する際の注意点について解説しました。カウンターはオフィスをおしゃれにするだけでなく、業務をより効率化させたり、来客者に良い印象を与えられたりするアイテムです。ぜひ導入してみて、より素敵なオフィス環境を実現してみてはいかがでしょうか。

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