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コラム 2022.02.07

業種で異なるオフィス・事務所の空間デザイン


近年、カフェのようなおしゃれな内装のオフィスや事務所が増えてきました。オフィスや事務所の空間デザインで大切な点は、単純にスタイリッシュに内装をデザインするだけではありません。業種ごとに適したデザインで、機能性を兼ねているかも大切なポイントになります。
この記事ではオフィスや事務所の空間が昔と比較してどのように進化してきたか、また、オフィスの内装を決定する時の4つのポイントを紹介します。
業種ごとにぴったりのデザインやオフィスや事務所の照明器具についても説明するので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
1.移り変わっているオフィス・事務所の空間
2.オフィス・事務所の空間デザイン4つのポイント
3.最適な空間デザインは業種により異なる
4.メーカーは製品を展示できるスペースを確保
5.オフィス・事務所の環境改善で離職率を低減できる
6.オフィス・事務所の照明器具にも注目
7.賃貸事務所・オフィスをお探しなら「オフィッコス」へ
8.今回のまとめ

移り変わっているオフィス・事務所の空間

ひと昔前の日本のオフィスには、灰色のデスクと椅子がずらりと並んでおり、カラフルな色を見ることは決してありませんでした。昔のオフィスは効率的でしたが「企業のイメージ」や、「従業員の働きやすさ」といった概念はほとんど取り入れられていませんでした。
しかし、バブル期に入ると、オフィスや事務所の内装も少しずつ多様化されるようになりました。多様なレイアウトも利用され、より快適なデスクや椅子などが導入され始めたのがこの時期です。
ここ最近では、オフィスや事務所の内装はさらに進化しています。この10年~20年で個人のスペースを確保したレイアウトやスタイリッシュな家具が大きく注目されるようになりました。テレビや雑誌でも欧米諸国のオフィスのようなおしゃれなオフィスが紹介されるようになり、オフィスや事務所の空間デザインに拍車がかかっています。
オフィスの空間や環境に力を入れることは、従業員の満足度やモチベーションを上げる効果もあります。また、レイアウトがユニークでおしゃれなオフィスは、企業のイメージアップにもつながります。

オフィス・事務所の空間デザイン4つのポイント

オフィスや空間をデザインする時のポイントは「家具の色や素材」「働きやすいレイアウト」「企業のイメージを取り入れる」「効率性と機能性」の4つです。
まず、家具の導入ですが、家具はただ単におしゃれな家具ならいい、というわけではありません。従業員用のデスクや椅子は従業員が毎日使うものですので、使い心地も重視して快適で疲れにくい家具を導入することが大切です。
また、来客がよく訪れるロビーのソファやサイドテーブルは、清潔さや企業のイメージに合う色・デザインを取り入れた家具がおすすめです。オフィスや事務所の空間デザインは、レイアウトもキーになります。近年では個人のスペースを確保した多様なレイアウトが多く導入されています。
レイアウトは個人のスペースを確保した上で、従業員同士のコミュニケーションの取りやすさも求められます。オフィスや事務所全体のデザインは、業種が求めるものや企業のイメージに沿った色やデザインを取り入れることが理想です。また、オフィスや事務所を改善する際は、現在の問題点を洗い出して、それらの点を改善し、効率性と機能性が高いデザインになるように強化しましょう。

最適な空間デザインは業種により異なる

オフィスや事務所の空間デザインは、業種により異なる傾向にあります。例えば、IT企業では従業員がのびのびと作業できる、自由のきいた空間が作業の効率化につながると考えられています。また、金融関係や医療関係の企業では、信頼ができ安心感を与えられるような落ち着いたデザインが多く起用されています。オフィス空間が業種の求めるデザインならば、従業員の心構えや人柄にも自然と影響すると考えられるからです。
デザイン系の企業や自社のサービスを提供する企業なら、オフィス空間に企業のサービスのイメージを取り入れてもいいでしょう。そうすることで、従業員のモチベーションが向上し、顧客へのアピールもできます。オフィスや事務所を移転する際は、以前入居していた企業の「色」をそのまま使用することはおすすめしません。別の企業のコンセプトと混合したデザインでは、自社の色やアピールポイントが出しにくくなります。
オフィスや事務所の空間デザインは業種に適しているか、別の企業のコンセプトと混合していないかの2つ点に気を付けてください。業種ごとのコンセプトや企業のアピールポイントをしっかり確保していれば、従業員にも顧客にも必ずよい影響がでるはずです。

メーカーは製品を展示できるスペースを確保

業種により最適なオフィスや事務所の空間デザインが異なる例として、メーカーの例を挙げましょう。
メーカーは、様々な製品を開発・販売しています。メーカーには機能性に優れたオフィスが大切です。メーカーに求められるのは、シンプルで清潔感があるレイアウトです。メーカーは正確さや精度・スピードが求められるので、従業員が動きやすく作業に集中しやすい空間を作りましょう。また、異物の混入を防ぐためにオフィス内は常に清潔に保つことも大切です。
さらに、製品について決定するためには、会議室も必要です。ある程度の規模のメーカーは会議の機会も増えるため、大小異なる規模の会議室を複数確保するといいでしょう。エントランスには自社製品を設置するスペースを設け、製品をアピールすることも欠かせません。
製造過程を見ることができるように展示したり、実際にどのように使用するのかを展示することもできます。製品を展示するショールームが確保できなくても、エントランス付近に製品を見やすいスペースを設ければ、製品を十分アピールできます。来客用のスペースは落ち着いたシンプルなデザインで、快適な空間を作ることを心がけてください。

オフィス・事務所の環境改善で離職率を低減できる

顧客に対して企業のイメージをアピールでき、従業員も快適に働けるオフィス空間が大切です。オフィス環境を整えることは、生産性の向上にもつながると言われますが、「現在入居しているオフィスや事務所には、問題点が多い」と感じている事業者もいるのではないでしょうか。ここでは、オフィスや事務所の環境についてチェックしていきましょう。
チェックポイントは主に「休憩スペースがあるか」「使っていないスペースがあるか」「女性の従業員が定着しているか」「優秀な人材を確保できているか」の4つです。近年では、企業はオフィスのデザインや魅力的な福利厚生制度などをアピールにして、優秀な人材を確保しています。最近、優秀な人材を確保できていない、または、従業員の離職率が多いと感じる場合は、オフィスや事務所の環境も少なからず影響しているかもしれません。
従業員がリラックスできて、他の従業員とコミュニケーションを取れるような休憩室はありますか?また、使用していないスペースを無駄にはしていませんか?特に女性の従業員はオフィスのデザインや快適なスペース、清潔さにこだわります。女性の従業員が定着していないと感じる場合もオフィスや事務所の空間スペースを見直す必要があるかもしれません。

オフィス・事務所の照明器具にも注目

意外と気が付かない点ですが、オフィスや事務所の空間スペースを見直す時は、照明器具にも注目してください。オフィスや事務所の照明は、電気代という固定費にも関係するので、さまざまな点を考慮して選ぶことが大切です。それでは、オフィスのエリアごとに、最適な照明器具のタイプを見ていきましょう。
エントランスは、来客に企業のイメージが一番始めに伝わる場所です。そのため、業種や企業に合った印象的な照明器具を採用しましょう。業種によっては、スポットライトやダウンライトを導入して、おしゃれに演出することもできます。また、企業のロゴが壁にある場合は、壁面を明るく照らすウォールウォッシャーも使用できます。
会議室は書類を読むのに支障の出ない明るさの照明が理想です。また、廊下や倉庫などのエリアは省エネを考えて選ぶといいでしょう。廊下には天井に埋め込むタイプのダウンライトがすっきり見せられます。ダウンライトは会議室でも十分明るく、落ち着いた雰囲気を与えます。デザイン性を重視するなら、エントランスや会議室にカフェのような演出ができるペンダントライトもおすすめです。

賃貸事務所・オフィスをお探しなら「オフィッコス」へ

愛知県名古屋市にオフィスを構える「オフィッコス」は、賃貸オフィスや事務所を専門に扱う仲介会社です。オフィッコスは名古屋市で15年以上にわたり、不動産業に携わってきました。
オフィッコスの強みは物件の掲載数の多さです。オフィッコスは名古屋市の物件を中心に常に50,000件以上の物件を掲載しています。サイトには掲載できない非公開物件も多く扱っています。オフィッコスのスタッフは、名古屋市のオフィス市場に詳しく、エリアごとの特徴や賃料の相場を詳しく説明することができます。
また、ご要望があれば全国の主要都市の物件をご紹介することも可能です。ビルオーナー様とは、定期的にコンタクトを取り合っているため、最新の空室情報や条件のよい物件の情報もすぐに入手し、すぐに埋まってしまう魅力的な物件をご紹介することもできます。入居後もトラブルが発生した際には、問題解決のため管理会社と一緒に対処するためご安心ください。事務所やオフィスをお探しなら、ぜひオフィッコスへご相談ください。

今回のまとめ

オフィスや事務所の空間デザインは近年移り変わり、進化しています。また、この記事では、空間デザインやオフィス環境が従業員の定着や企業のイメージと大きく関わっていることも説明しました。
オフィスや事務所の最適な空間デザインは、業種ごとに異なります。オフィスのデザインは業種が求めるイメージに合った内装や、作業が効率化できる空間を目指して決めることが大切です。オフィスのユニークなレイアウトや、おしゃれな空間は、近年優秀な人材を確保するキーにもなっています。
現在、従業員が満足できて、モチベーションも向上するような空間や環境が整っていない、といった企業もあるでしょう。その場合は、照明や観葉植物の設置・レイアウトの変更・椅子の買い換えなど、できることから始めましょう。オフィスを移転する場合は、以前入居していた企業を色が混合しないように気を付けてください。

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