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コラム 2021.09.29

全国の貸店舗・テナントの家賃(坪単価)相場【滋賀県】


近畿地方の滋賀県は、京阪エリアのベッドタウンとして、全国屈指のモノづくり県としておおいに発展し、存在感を放つ県です。県のシンボルともいえる琵琶湖を中心に東西南北に分かれた各エリアにはそれぞれ特色があり、おおまかにいうと県域の南北でカラーが異なります。今回は、そんな滋賀県内で事業用物件をお探しの方に向けて、県庁所在地である大津市の貸店舗・テナントの家賃相場を関連情報と併せてご紹介します。ぜひ物件探しのご参考になさってください。

【目次】
1.滋賀県の基本情報と地域ごとの特色
2.滋賀県における貸店舗・テナント需要の傾向は?
3.大津市(県庁所在地)における貸店舗・テナントの家賃相場は?
4.今回のまとめ

滋賀県の基本情報と地域ごとの特色

近畿地方にある滋賀県、かつての近江国は、京の都に近く、複数の主要街道が合流する要衝の地として古くから発展してきました。商業活動が活発だったこの地を旅立ち全国を行脚する近江商人が活躍したことでもよく知られています。
また、内陸県ではあっても、一見すると海のように見える広大な琵琶湖を擁しているのが特徴です。県のシンボルともいえるこの琵琶湖と深く関わりながら営まれてきた暮らしは、独自の文化を生み、湖を挟んだ各エリア間(湖北・湖南・湖東・湖西)の風土の違いにもつながりました。今日でも、京都や大阪に近い湖南地方はベッドタウンとしての開発が進み、関西圏からは距離のある湖北地方では昔ながらののどかな景観が比較的よく保たれているなどの地域差が見られます。
近江商人の伝統と交通利便性の高さを背景に各種産業が発達している滋賀県ですが、中でも製造業を中心とした第2次産業が大変発達しています。県内総生産の半分近くが第2次産業によるものという屈指の工業県であり、はかり、電気炉、ガラス製加工素材、物流運搬設備など多くの品目の出荷額において全国トップを誇ります。結果として、第2次産業従事者の割合も34%前後と国内1位。スマートフォンやパソコン、食器洗浄機などの耐久消費財類の世帯当たり所有数も全国1位であるなど、全般的に経済的にゆとりのある生活が実現している環境といえるでしょう。

滋賀県における貸店舗・テナント需要の傾向は?

滋賀県における貸店舗・テナント需要は、概ね南高北低といえます。開発が進み多くの人が集まっているのは主に県南部であり、工業団地の多くも湖南地方から湖東地方にかけて立地しているためです。特に県庁所在地である大津市、その他には比較的人口の多い草津市や彦根市などに物件数が偏っている傾向です。

大津市(県庁所在地)における貸店舗・テナントの家賃相場は?

県庁所在地である大津市内の貸店舗・テナントの家賃相場は、坪単価6,000〜10,000円程度です。最寄り駅からすぐの駅前物件となるともう少し高くなり、坪単価1万円台は下らないことが多いです。

今回のまとめ

今も昔も交通の要衝である滋賀県は、山々に囲まれ、中央部に琵琶湖のある近江盆地が限られた可住地ですが、その中でも湖北・湖南・湖東・湖西とエリアごとの特徴が見られます。工業県である滋賀県を支える製造業各社の拠点やそこで働く人々は、主に県域南部に集まっています。京阪に近いことからベッドタウンとしても発展しているエリアであり、貸店舗・テナントの多くも南部、特に県庁所在地である大津市にあります。大津市内の事業用物件の家賃相場は坪単価6,000〜10,000円程度となっていますが、駅至近の物件に限れば、坪単価1万円台は下らない家賃である場合がほとんど。予算と相談しつつ、立地を検討しましょう。

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