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コラム 2021.06.15

オフィス・事務所でも簡単にできる防犯対策


オフィスや事務所は、営業時間外に無人となることが多く、さまざまな犯罪に巻き込まれるリスクがあります。従業員の身の安全はもちろん、大切な情報や財産を守るためにも、すぐに始められる防犯対策を知っておくことが重要です。ここでは、賃貸オフィス・事務所でも簡単に行える防犯対策を紹介します。防犯対策を実践しておらず不安があるという方は、ぜひ参考にしてください。

【目次】
1.オフィス・事務所が狙われやすい犯罪とは?
2.オフィス・事務所で簡単に設置できる防犯グッズ
3.賃貸オフィスでも防犯カメラやセンサーをつけられる?
4.今回のまとめ

オフィス・事務所が狙われやすい犯罪とは?

数ある犯罪の中でも、オフィス・事務所を狙った犯罪で多いのが窃盗です。事務所やオフィスは一般家庭とは異なり、業務時間外には無人となることが簡単に推測できてしまうため、犯罪者に狙われてしまう場合があります。たとえ現金がなくても、換金可能な物品を置いているオフィスがほとんどなので、防犯対策を取らないと被害が大きくなるおそれもあります。
金品を盗まれるのも困りますが、ガラスを破って侵入された場合には、破損した設備の修理代がかさみ、二重の被害が出てしまいます。また、重要書類や不動産などの権利書、パソコンに入ったデータや個人情報などが盗まれる重大な被害も想定でき、対策が急がれます。

オフィス・事務所で簡単に設置できる防犯グッズ

オフィスの防犯対策では、ドアの鍵を壊したり窓のガラスを破ったりして侵入される例が多くを占めます。そのため、あらかじめ鍵が開かないような工夫やガラスが割れにくくなる対策をしておくと、侵入予防に一定の効果が生じます。鍵の補強でおすすめなのは、工事不要で取り付けられる補助錠です。ドアの間に挟んで使用する暗証番号タイプの補助錠は、オフィスや店舗でも気軽に取り付けることができます。
また、窓ガラスには防犯フィルムを貼り、内側に取り付けられるクレセント錠を設置しておくと予防効果が高まりまるでしょう。防犯フィルムや補助錠の効果は絶対ではありませんが、侵入の時間稼ぎには役立ちます。窃盗犯は侵入に時間がかかることを嫌う傾向が強いため、こうした対策も効果的です。
なお、防犯カメラ作動中などのステッカーも一定の効果がありますが、賃貸オフィスの場合には、貼った跡が付着するタイプのシールは使わないようにしましょう。

賃貸オフィスでも防犯カメラやセンサーをつけられる?

最近では、業者に工事を依頼しなくても設置可能な防犯カメラや防犯センサーがあります。配線不要な防犯カメラや防犯ライト・センサーなどがあれば、窃盗をはじめとして犯罪行為の大きな抑止力となるでしょう。
ただし、賃貸オフィス・事務所では、いくら業者による工事が要らなくても、壁や天井などに穴を空けたり傷をつけたりするおそれのある行為は、まずできません。賃貸物件の借り手には原状回復の義務が発生するため、簡単な取り付け作業であっても契約違反に当たる可能性があります。防犯カメラ・センサーなどを設置したい場合には、オフィスのオーナーに相談し承諾を得る必要があるので注意しましょう。

今回のまとめ

オフィスには金品だけではなく、情報という重要な財産が保管してあります。個人情報が違法なルートで売られてしまえば、自社だけの問題ではなくなってしまうので、厳重な対策が必要です。まだ防犯対策を行っていない場合は、すぐにとりつけられる補助アイテムでドアや窓の防犯対策を施す以外にも、パソコンの鉄壁なロックも忘れないようにしましょう。
ひとつ注意したいのは、賃貸オフィスを借りている場合の防犯対策です。賃貸の場合は、小さな取り付け工事やリフォームであっても、管理会社やオーナーの承諾を得てから行うことが重要です。

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