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コラム 2021.05.14

全国の賃貸オフィス・賃貸事務所の家賃(坪単価)相場【鳥取県】

鳥取県は、面積の実に7割以上が森林を占めるという自然豊かな地であり、製造業をはじめ有力な産業も多く、人口はやや少なめながら会社やオフィスを構えるのに魅力のある地域です。今回は、鳥取県の賃貸オフィス・事務所の家賃相場について解説します。鳥取県の創業者・事業者が公的に受けることのできる支援制度もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
1.鳥取県の産業・経済における特徴は?
2.鳥取県の賃貸オフィスは坪単価いくらが相場?
3.鳥取県で事務所を借りて事業を行う人が知っておきたい制度
4.今回のまとめ

鳥取県の産業・経済における特徴は?

鳥取県は、4つの市をはじめとした19市町村からなる自治体です。経済圏は、西から米子・倉吉・鳥取経済圏の3つに分かれています。米子経済圏では、食料品、飲料・たばこ・飼料のほか、パルプ・紙・紙加工品、繊維業などが主な産業です。食料品製造業がさかんなのは米子圏と同様ながら、それに加えて、電子部品・デバイス・電子回路、木材・木材品製造業が有力な産業となっているのが倉吉経済圏です。また、鳥取経済圏には、倉吉経済圏と同様の産業とともに、繊維業も主な産業に数えられます。
鳥取県は製造業以外に、農業・水産業・林業でも有名です。農業では、すいか・二十世紀梨といった果物やらっきょうなどが全国的にも知られているほか、野菜・米・鶏卵なども豊富に生産されています。水産業では松葉ガニやイワガキなどの高級食材の水揚げ量が多く、県内西部の境港は、かつて全国水揚げ高トップに君臨したこともあるほどです。このように、鳥取県は古くから第一次産業が強い土地柄ですが、近年ではサービス業に従事する人の割合が増加し、産業構造も変化しつつあります。

鳥取県の賃貸オフィスは坪単価いくらが相場?

鳥取県では、県庁所在地である鳥取市を中心に賃貸オフィス・事務所が豊富です。JR山陰線・因美線が乗り入れる鳥取駅周辺には大規模なオフィスもあり、中には家賃が坪単価10,000~20,000円ほどの物件もあります。しかし、全体としては坪単価4,000~7,000円程度のテナントが多い印象です。なお、オフィス選びをする際には、家賃だけでなく、立地・設備・築年数など、自社が求める条件を洗い出してから業者に相談するようにしましょう。

鳥取県で事務所を借りて事業を行う人が知っておきたい制度

鳥取県は、県内全ての市町村が創業支援事業計画を策定した初めての自治体です。しかも、各市町村の商工団体が国から「創業支援事業者」として指定されており、県内で起業する人を本格サポートしています。そのサポート体制は起業を志す人の相談や教育から、創業1年以降の新事業展開に対する補助制度まで、創業者に寄り添った体制が体系的に整っています。自治体主導で起業家同士の出会いの場を提供したり、専門家による経営相談を実施したりしているため、創業する人は具体的な支援を受けることが可能です。
資金面でも多様なサポートが揃っているのが特徴的です。制度融資だけでなく、制度融資の利子相当額を負担してもらえる制度や、クラウドファウンディング型のふるさと納税による資金調達を補助してもらえる制度など、多角的な支援を展開しています。

今回のまとめ

鳥取県は日本でいちばん人口の少ない県として知られていますが、人口の少なさを逆手に取ったユニークな移住計画などを打ち出して存在感を示している自治体でもあります。古くからさかんな製造業をはじめ、特産品の多い農業・水産業も有力な上、鳥取砂丘を中心とした自然豊かな観光資源に恵まれており、生活拠点としても魅力的です。何より、県を挙げて起業家や経営者をサポートしているため、巨大な都会にはないビジネスチャンスと出会える可能性が高いエリアといえます。ぜひ、鳥取県内で自社ニーズに合う素敵なオフィスを探してみてください。

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