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コラム 2021.04.26

来店型店舗における1階・2階・3階の集客力の違い

飲食店などの来店型店舗を開く際には、やはり立地が重要になってきます。特に、ビルのフロアを借りる場合には、階層選びで集客力に大きな差が生じてくるのです。実際に、階によってどれほど違ってくるものなのでしょうか?今回は、来店型店舗における階ごとの集客力の違いについて解説いたします。また、具体的な集客方法にも触れております。ぜひ最後までご覧ください。

【目次】
1.来店型店舗における階ごとの集客力の違い
2.業種によっても集客力は異なる
3.空中店舗で有効な集客方法は?
4.今回のまとめ

来店型店舗における階ごとの集客力の違い

来店型店舗をビルのフロアに借りる場合、やはり最も集客に有利となるのは1階の店舗です。1階の店舗ならば、お客さん側から店内の様子が把握しやすく、さらに階を上がる手間を削減し入店の敷居を低くすることができます。一方で、2階以上の店舗となると、店内の様子が見えにくいうえに階を上がらなければ入店できません。エレベーターが備わっていない施設ならば、より入店の敷居が高くなり集客も見込めなくなってしまうでしょう。つまり、集客力の違いを指摘するのであれば、来店型店舗における集客力は1階が最も大きく、2階・3階と階をまたぐほど小さくなると言えます。
とはいえ、2階以上の店舗でも、通りに看板を出すといった対策を行うことで集客力の補填は可能です。ただし、物件によっては看板の設置が行えない場合もありますので注意が必要になります。ちなみに、一般的に1階に構える店舗のことを路面店舗、2階以上に構える店舗のことを空中店舗と呼びます。

業種によっても集客力は異なる

路面店舗と空中店舗の集客力は違いますが、実は業種によってはこの限りとは言い切れません。例えば、集客に不利な空中店舗として、美容院・エステサロン・学習塾などが構えた場合は集客を十分に見込めます。その理由としては、これらの業種ならば価値提供の質次第で常連客や定期的な利用客を確保できるからです。内装の見えづらさや足の運びにくさにも関係なく売り上げを出せるため、空中店舗でも問題なく営業できます。
一方で、飲食店となると話は別になります。飲食店ならば、お客さん側からの店内の視認が特に重要となります。おしゃれで清潔感のある内装でない場合、やはりお客さんは入店を躊躇うものです。その内装を確認できないとなれば、興味を抱くことすらできなくなるでしょう。また、内装に限らず、実際にどれほどのお客さんが入っているのかが分からなければ、信用も持てなくなります。これらの点から、飲食店には、空中店舗があまり向かないと言えるでしょう。もちろん、顧客単価の設定や集客方法の工夫によっては打破できるケースもあります。

空中店舗で有効な集客方法は?

空中店舗で売り上げを出すには、業種に関係なく独自の集客が重要になってきます。では、実際に空中店舗で営業を行うことになった場合、どのような集客方法をとれば良いのでしょうか?ここでは、有効な集客方法についてご紹介します。

看板・広告を設置する

空中店舗を利用する場合は、やはり看板や広告が設置できる物件を選ぶことがポイントです。店舗の概要や店内の様子、提供メニューなどを記載した看板・広告を通りに出すことができれば、それに興味を持ったお客さんを呼び込むことができます。また、人通りが少ない場所であれば、ティッシュ配りなどほかの宣伝広告を利用するのも手です。

SNSを活用する

現代ならば、SNSを活用して集客する方法も有効です。インスタグラムやTwitterなどのSNSは、今や国内だけでも8,000万人以上ものユーザーが存在すると言われております。利用者が多ければ、それだけ拡散力・宣伝効果があるということになります。SNS上で店舗のおしゃれな写真やお得な情報を発信し、集客ツールとして上手く運用することができれば、空中店舗のデメリットも補えるかもしれません。とはいえ、迅速な宣伝効果は期待できないので、長く継続的に発信していくことを念頭に置いておく必要があります。

今回のまとめ

来店型店舗では、階によって集客力に違いが生じます。ただ、業種や独自の集客次第では、空中店舗のデメリットを補うこともできます。とはいえ、集客に自信がないという場合は、あくまでもスキルに応じた場所選びを心掛けるようにしましょう。

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