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コラム 2021.04.13

IT企業を立ち上げるなら都心部と郊外どちらでオフィスを賃貸すべきか?


目的や夢を叶えるためにIT企業の創設を検討している方の中には、オフィスをどこに構えるかで悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか?今回は、IT企業を起業する場合に、都心部と郊外どちらでオフィスを借りればいいのか、それぞれのメリット・デメリットを洗い出すことで明らかにしていきます。

【目次】
1. IT企業のオフィスを都心部で賃貸するメリット・デメリット
2. IT企業のオフィスを郊外で賃貸するメリット・デメリット
3. 各企業にとってよりメリットの多いエリアでオフィスを借りよう
4.今回のまとめ

IT企業のオフィスを都心部で賃貸するメリット・デメリット

IT企業とひと口に言ってもさまざまな会社がありますが、IT企業が執り行う業務内容は一般的にデスクワークの占める割合が多いのが特徴です。しかし一方で営業や渉外など、一般商社のような業務も含まれるため、都心部・郊外のどちらでオフィスを構えてもメリット・デメリットはあります。以下に詳しく解説します。

IT企業のオフィスを都心部で賃貸するメリット

都心部では賃貸オフィスの選択肢が多く、理想の物件を探しやすいというメリットがあります。耐震性能や通信・セキュリティ機能の高い最新型の物件が豊富な点も都心ならではです。また、都心部には同業・他業種を含めて多くの企業が密集しているため、営業や取引先とのコミュニケーションを円滑に行うことができます。IT企業間特有のネットワークにも関わりやすいと言えるでしょう。さらに、交通手段が充実していて通勤に便利なことから、人材が集まりやすい傾向もあります。

IT企業のオフィスを都心部で賃貸するデメリット

IT企業のオフィスを都心部で借りると、家賃が高い点は覚悟しなければなりません。
最も家賃が高い地域では坪単価3万円~5万円を見積もる必要があり、これから起業しようとする若い会社にとっては、これは契約に慎重にならざるを得ない水準と言えるでしょう。また、アクセスが良いとはいえ、郊外に住む従業員の通勤には負担がかかります。

IT企業のオフィスを郊外で賃貸するメリット・デメリット

IT企業は働き方の多様性を実現しやすい業種なので、オフィスを郊外で借りることも可能です。ここでは、IT企業を立ち上げるためのオフィスを郊外で賃貸するメリット・デメリットについて解説します。

IT企業のオフィスを郊外で賃貸するメリット

IT企業のオフィスを郊外に構える場合の最大のメリットは家賃の安さです。これから起業しようという会社は初期経費をなるべく抑えたいので、郊外の家賃水準は大きな魅力となります。また、オフィスから近距離に暮らす従業員にとっては通勤が楽で、会社としても都心へ通う交通費を削減できます。

IT企業のオフィスを郊外で賃貸するデメリット

郊外では都心部に比べて会社も人口も少ないため、ビジネス面での営業や交流に不便が生じたり乗り遅れたりするリスクがあります。また、賃貸オフィス自体も都心部のように豊富ではないので、物件の選択肢も限定されがちです。家賃が安い代わりに物件・設備が古かったり、インターネット環境に不備があったりするケースも考えられます。

各企業にとってよりメリットの多いエリアでオフィスを借りよう

IT企業を立ち上げる場合、都心部でオフィスを借りれば家賃が高くつく代わりに地の利を生かした営業やコミュニケーションができやすくなります。郊外では家賃を安く抑えてゆったりペースで会社運営を行うことが可能ですが、物件の質・量に不安があります。どちらにもメリット・デメリットがあるので、それぞれの会社ごとに重視することの優先順位を決め、自社にとってよりメリットの大きいエリアでオフィスを賃貸することをおすすめします。

今回のまとめ

近ごろはオフィスのあり方も多様化し、とくにIT分野を含むテレワークを導入しやすい業種では、サテライトオフィスが注目を集めるなど、都心部に業務を集約する従来のやり方が変化しつつあります。まずは自社がどのように事業を展開していきたいのか、そしてそれを実現するにはどこにオフィスを構えるべきなのか、ニーズを分析するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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