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コラム 2021.01.26

オフィス・事務所のテーマカラーを決めよう!色が与える印象「白」


色は、人間に対してさまざまな印象を与えます。オフィスの印象を左右する要素のひとつとして、内装や設備にどのような色が使われているかという点があげられます。その中でも、白は多くのオフィスで使われている色であり、他の色とも組み合わせやすいと言われています。白色が与える印象を、詳しく解説したいと思います。

【目次】
1.白が与える印象とは
2.オフィスデザインに白を取り入れるメリットとは
3.白ベースにした後に、オフィスデザインで注意したいこととは
4.今回のまとめ

白が与える印象とは

白は、何も色付けされていない無彩色であり、清潔さ・純粋・爽快感・清楚感・クール・洗練・信頼感などの印象を与えます。安心感もあるので好感度が高く、万人受けする色だと感じる人もいます。まっさらな状態でもあることから、始まり・出発といったイメージも想像することができます。光を透過する性質を持っており、人間の健康に最も良い色だとされているほか、切り替えの作用もあるため、前向きな気持ちにさせてくれる効果も期待できます。白鳥、白馬、白鼠、白蛇、白鷹などの白い動物が、神聖な存在と言われているのも、白の高貴なイメージが関係しています。

オフィスデザインに白を取り入れるメリットとは

ひと昔前までは、オフィスの色と言えば薄いグレーやクリーム色などが多く使われていました。オフィスに白を取り入れるようになったのは、2011年前後だと言われています。この時期は、(一社)日本オフィス家具協会において推奨される事務机の高さが、700mmから720mmに変更された時期と一致するのです。この頃から、オフィス環境に対する考え方も変わり始め、そのひとつとして白を採用するケースが増えました。
白は膨張色ですので、オフィスデザインに白を用いることで、部屋が実際よりも広く感じられるようになります。これにより、圧迫感を軽減でき、お客様がリラックスして過ごせることに繋がります。清潔感や信頼感を出すために、医療に関する色には、病院の建物の壁や医療用品の色、医師や看護師が着用する白衣など、多くの箇所で白が用いられています。室内の色を、白を基調にすると、清潔感があふれ、過ごしやすい空間に仕上げることができます。壁に白を用いることで、オフィスの生産性を高める意味もあるとされているのです。
また、意外に思われるかも知れませんが、白には物や気分を軽く感じさせる心理効果があると言われているのです。オフィスにおいて、デスクや棚、書庫などを白にと統一すると、気分が軽くなる効果が期待できます。まっさらな状態からスタートし、気分を一新させるという心理効果もあるため、例えば「収納の色をグレーから白へ変えて、心機一転する」などの行動を起こすことで、その後の企業の発展を祈願するのです。

白ベースにした後に、オフィスデザインで注意したいこととは

白は、部屋を広く見せる反面、光の反射が強くなると疲れを感じやすくなります。また、無機質や殺風景といったイメージを与えることもあります。オフィス全体を白に統一するよりも、ところどころに別の色を組み合わせると効果的です。例をあげると、エントランスを白ベースに仕上げて清潔感や信頼感を与え、ベースにプラスするアクセントとして企業のイメージカラーを加える方法があります。また、執務スペースであれば、床や柱の色を白以外にするのも良いでしょう。

今回のまとめ

白は、オフィス内をシンプルにまとめられる反面、別の色との組み合わせも重要になってくるため、配色に気を配らないといえません。また、汚れが目立つこともあり、日頃から清掃を心がけることが必要です。

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