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コラム 2021.01.27

オフィス・事務所のテーマカラーを決めよう!色が与える印象「青」


色は、人間の心理に大きな影響を与えます。オフィスにおいても同じことが言え、オフィスに取り入れる色によって、生産性が変わってくることもあるのです。また、社員の気分も変わってきますので、色を選ぶときには慎重に考える必要があります。数ある色の中で、今回は「青」について考えてみましょう。

【目次】
1.青が持つ印象とは
2.オフィスに青を取り入れることで受ける影響とは
3.青を取り入れた後で、オフィスデザインに気をつけたいこととは
4.今回のまとめ

青が持つ印象とは

青と言うと、自然のイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。見上げると一面に広がっている空・生命の源と言われる海・人間の体に欠かせない水など、どれも青がベースとなっているものです。好感度が高い色と言われており、青が嫌いという人はあまり見られないのも大きな特徴と言われています。
また、青は知的・信頼感・落ち着き・冷静さなどを表す色でもあります。青色の光は、リラックス効果を高める副交感神経を刺激し、体温や脈拍を正常値に近づけて、呼吸をゆっくりさせる効果があると言われています。駅や踏切などに青いライトを設置した結果、夜の事故がかなり減ったとのデータがあるほどなのです。

オフィスに青を取り入れることで受ける影響とは

青は、誠実さを与える色と言われており、企業のロゴに使われる色の中で最も頻度が高いとされています。気持ちを落ち着かせながらも、適度な緊張感を持たせる効果も期待できるので、集中して仕事を進めたいスペースに青色を取り入れる企業も増えています。
また、営業部など外出が多い部署のスペースに青を使うことで、帰社後にクールダウンすることができるのです。興奮を鎮める効果もあることから、会議室の壁や床に青を用いることもあります。このことで、時間の経過がゆっくり感じられ、落ち着いて話ができる空間づくりを目的とします。実際に青を取り入れているオフィスでは、海や空だけでなく宇宙をイメージしているところも多く、先述した信頼感だけでなく広がりを持たせた雰囲気を構築できるのがポイントです。照明をプラスすると、清潔感や重厚感も加えることができます。

青を取り入れた後で、オフィスデザインに気をつけたいこととは

青は、精神を安定させ、気持ちを落ち着かせてくれる効果が期待できる色です。しかし、青の割合が多くなることで、逆に圧迫感を感じることがあります。また、青が持つ静的な印象から、悲しい・冷たいなどと言った気分を招き、気分が沈んでしまうかも知れません。長時間青を目にしていると、落ち着き過ぎてしまい、かえって意欲が低下する恐れもあります。
オフィスデザインに青を取り入れる場合は、壁の一部分にのみ取り入れたり、パーテーションを青にしたりするなど、青一色にならないように工夫することが大切です。青と言っても、いろいろな色彩がありますが、水色に近い青も取り入れたいものです。面積が狭いパソコンのデスクトップやマウスパッドを明るい水色にしたり、反対に面積が広いパーテーションや床のカーペット、カーテンなどをブルーグレーにしたりと、同じ青でも面積に合わせて適度な彩度を選ぶと良いでしょう。青を取り入れる場合には、全体のバランスをとりながら、ワンポイントとして使うことをお勧めします。

今回のまとめ

青色は、オフィスデザインへ適切に取り入れることで、業務の効率を上げられる可能性が高いとされています。他の色との組み合わせを考慮しながら、オフィスの雰囲気に合うような取り入れ方を検討すると効果が上がるでしょう。

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