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コラム 2022.10.25

ゾーニングが難しい!狭いオフィス・事務所で収納棚を賢くパーテーションとして活用するコツ


小規模オフィスのゾーニングが難しい、パーテーションを使っているけれど室内のイメージが悪い、インテリアとゾーニングの両立がしたい、などの悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。小規模オフィスでは、部屋が多くないため、パーテーションを使い部屋を「執務室、会議室」と区分けする必要があります。しかし、パーテーションが多いと、オフィス・事務所の雰囲気・イメージが悪くなる可能性が否定できません。
今回は、収納棚でインテリアとパーテーションの役割を両立する方法や圧迫感を与えない収納棚の高さの選び方などについて詳しく解説します。狭いオフィス・事務所を洗練されたものにし、働きやすい雰囲気に変えたい方はぜひ参考にしてください。

オフィス・事務所に収納棚を活用すればインテリアとパーテーションの役割を両立できる

オフィス・事務所では、仕切りとしてパーテーションの配置が一般的ですが、収納棚を活用すればインテリアとパーテーションの役割を果たします。
規模が大きいオフィス・事務所なら、執務室・会議室・エントランスなどの部屋に合わせた区分けがしやすいです。一方で、小規模なオフィス・事務所では、全てを部屋分けできないため、パーテーションを立ててオフィス空間を区分けしなければなりません。
例えば、「エントランスと執務室を仕切る、コールセンターの業務ごとに仕切る、エントランスと会議室を仕切る」などの区分けが必要です。
ただし、小規模オフィスの場合、パーテーションを配置しすぎると窮屈な働きにくい環境になる可能性も考えられます。そうすると仕事導線が円滑にならず、生産性が下がることにもなりかねません。
こうした小規模オフィスの悩みを解決するためには、収納棚でゾーニングすることが大切です。

オフィスの壁の色と収納棚とのカラーバランスがイメージを決定づける

オフィスにおいて、大半を占めている「壁の色」との相性は、オフィス・事務所のイメージを左右する大切な要素といっても過言ではありません。オフィス家具との調和を考えた色のバランスと、素材選びは快適なオフィスの条件の一つです。
収納棚によるパーテーションの代用は、レイアウト変更時に配置変更ができるため、自由度が高く簡単です。壁の色と相性の良い収納棚を配置しやすく、インテリアとしてより機能を発揮するでしょう。色・柄・素材が豊富なので、デザイン性の高い空間が作れます。

パーテーションが機能すると、導線が円滑になる

機能的で使い勝手の良いオフィス・事務所にするためにも、収納棚とパーテーションを両立したゾーニングは有効です。エントランス、執務エリア、会議室、休憩室を区分けしていくことで、業務を行う社員の導線や、利便性にそった仕切りを考える必要があります。
例えば、狭い通路が複数あるレイアウトになると、作業の受け渡しに困難が生じてしまいかねません。導線が長くなるような複雑な配置は避けるべきです。
導線の通路は一方通行にならないようにして、少なくとも2人がすれ違える幅を確保すると良いでしょう。特に、休憩室やプリンターの設置場所などは、複数の従業員が向かうので、ルートが複数持てることが望ましいです。
次に考えなければならないのは、エリアを隣接させるか隔離するかという点です。エリアの配置は、オフィスのレイアウトで重要な要素。執務室や会議室など、複数のエリアをリストアップして、関連性の高いエリア同士を隣接させましょう。従業員が効率的に業務を遂行できるようになり、生産性が上がるため、関連性の高いエリアは隣接させた方が効率的です。
逆に、隔離した方が有効なケースもあります。例えば会議室は、騒音が起きやすいエリアから遠ざけないと、会議の内容が頭に入りにくくなります。
機密情報を取り扱うエリアでは、セキュリティーのため部外者が入らないように、エリアを隔離するのがおすすめです。このように、パーテーションでの仕切りがうまくいくと、社員の導線が改善し、業務効率が向上したり機密情報を守ったりすることが可能です。そのため、収納棚とパーテーションの両立は、業務面でも大きな成果が得られます。

小規模オフィスのゾーニング最大のメリットは?

収納棚での、ゾーニングがうまくいくと、洗練されたインテリアの空間で、仕事の生産性以外にもコストの削減が実現できます。洗練された空間を低コストで維持できるうえ、パーテーションの費用がかからなくなるからです。
月々のランニングコストを低く抑えつつ、導線の構築で生産性の高い環境が得られるので一石二鳥です。パーテーションとして活用するコツを理解して、小規模オフィスの空間をうまく活用してください。

収納棚をパーテーションとして使用する時はオフィス・事務所に圧迫感を与えない高さを意識することも重要

前述した通りパーテーションは便利ですが、レイアウトによっては圧迫感、窮屈感を与えてしまいかねません。場合によっては、この窮屈感が社員のストレスにつながり、生産性を下げてしまう可能性もあるでしょう。しかし、収納棚でゾーイングを行えば、インテリアの視覚的効果を作用するため、小規模オフィスでも広い空間に見せることが可能。仕切りの高さゆえに、視線を遮ることがないからです。仕切りが低くなると圧迫感・窮屈感がなくなり、視覚的に広い空間に感じることで社員が快適に働きやすくなります。
具体的には、シンプルなパーテーションで視界をなるべく遮らない「抜け」ができるように工夫することが大切です。抜けが多ければ多いほど、オフィス内を、広く見せられます。

収納棚の高さを選ぶコツは、目線の高さ

収納棚の高さを選ぶコツは、目線の高さにあります。「着座時の目線より、高いか低いか?」を基準に選ぶと良いでしょう。例として、「執務スペースとエントランス」を仕切る場合を挙げると、ローパーテーションでは約120㎝が目安と言われています。着席時だと、110~120㎝で、起立時の目線だと150~160㎝ほどの高さです。
人の目線の高さより収納棚の高さが下回ることで、障害物が視界を遮らなくなり、空間が広く見えるようになります。高さの条件を満たす収納棚の例は、下記の通りです。
・高さが39㎝の木製キューブボックス:3段で高さ約120㎝
・木製キャビネット:高さ約120㎝
・木製格子型オープンシェルフ:高さ約110㎝
このように高さを意識した収納棚を取り入れることで、「抜け」の少ない快適な空間が実現できます。

インテリアとしても洗練されているパーテーションにもなる収納棚

小規模なオフィスだからこそ、空間に配置されている家具は存在性を増します。限定的なスペースだからこそインテリアにこだわり、なおかつ効率的に機能する空間を作っていきましょう。
小規模オフィスでのゾーニングは、空間が狭い分、内装の完成イメージを統一しやすいこともメリットのひとつ。なぜなら、限定的な空間だからこそ、収納棚の配置やカラーバランスの全体が予測しやすいからです。収納棚を配置しておくと、間仕切りの機能とともに収納スペースとして機能するので、スッキリした空間にしやすいこともポイントだと言えるでしょう。
限られた空間で、洗練されたインテリアを実現するためには、パーテーションや収納スペースにもなる収納棚の活用がおすすめです。一つのスペースにゾーニングとデザインを反映させて、使い勝手の良さ・業務効率のアップ・雰囲気の良いインテリアのオフィスを目指していきましょう。

今回のまとめ

今回は、収納棚でインテリアとパーテーションの役割を両立する方法や、オフィスに圧迫感を与えない収納棚の高さの選び方などについて詳しく解説しました。パーテーションと収納棚の両立は、インテリアとしての機能が期待できるだけでなくオフィス内の圧迫感を解消できるので便利です。そのため、快適で働きやすい環境が生まれるでしょう。また、収納棚としても機能できますし、オフィスも小規模なので低い維持費でより洗練された労働環境が手に入ります。事業者の方はパーテーションと両立できる収納棚によるゾーニングを行ってみてはいかがでしょうか。

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