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コラム 2022.11.22

掃除道具にも工夫を!自発的に社員が掃除するオフィス・事務所をつくるためのポイント


オフィスが清潔に保たれているかで会社のイメージは大きく変わります。そのため、オフィスの散らかり具合が気になり、正しい清掃方法や頻度に関心を持っている方が少なくありません。この記事では、便利な掃除道具、オフィスを清潔に保つ重要性、社員にオフィス清掃も仕事のひとつであると意識づけする方法とポイントについて解説します。ご紹介するポイントを押さえ、オフィスを清潔な状態に保ちましょう。

自発的に社員がオフィスを掃除したくなる!準備しておきたい便利な掃除道具の種類

オフィスを清掃するには、その場所に適した掃除道具が必要です。ここでは、準備しておきたい便利な掃除道具を10個紹介します。

液晶クリーナー

指紋や皮脂汚れでパソコンのディスプレイが汚れてしまっている方が多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、液晶専用ウェットクリーナーです。超極細分割繊維を使用し、高い拭き取り機能を実現しているので、液晶についた汚れを確実に清掃できます。汚れ付着防止機能が付いているものであれば、清掃後に新しい汚れがつくのを予防することが可能です。

ハンディモップ

ハンディモップは、静電気によってホコリや小さなゴミを吸着できる清掃道具です。デスクや棚、事務機器を手軽に掃除できるので、1人1つは持っておきたい清掃道具です。

手袋

ゴム手袋や使い捨ての手袋は水回りなど、本格的な掃除を行う際に便利です。衛生的に掃除が行えるだけでなく、手荒れなどを防げるのも手袋を使用するメリット。また、トイレ掃除などの手で触りたくないような場所でも、手袋があれば直接触らなくて済むため、会社に1つは持っておきたい清掃道具です。

スライム状クリーナー

スライムのようなゲル状の素材がキーボードに付着している細かい汚れやゴミを取ってくれます。キーボード以外にも電話や電卓などのボタンの隙間やエアコンの空気洗浄器の隙間など、細かい掃除場所をキレイにしてくれます。

ホコリキャッチャー

ブラシ部分に静電気を発生させて、パソコンのキーボードやディスプレイのホコリを除去してくれる清掃道具です。液晶クリーナーやスライム状クリーナーと合わせて使えば、パソコンをキレイに清掃できます。パソコン以外に、小物収納部分やデスクの清掃にも活用できます。

エアダスター

手が届かない場所を清掃するときに、おすすめなのがエアダスターです。噴射式で、ホコリや小さなゴミを吹き飛ばします。逆さにしても液だれして来ないので、電子機器の付近で使用しても問題ありません。

除菌スプレー

除菌スプレーを利用すると、電話の受話器や筆記用具など、手の触れる部分を清潔に保つことができます。ただし、電子機器に直接スプレーをかけると故障の原因になるので、タオルにスプレーをしてから使うなどの注意が必要です。最近はコロナウイルスの影響を受け、オフィスに置いている会社も増えてきています。

ウェットティッシュ

デスク周りの汚れをキレイにしたいときに便利なのが、ウェットティッシュです。常備しておけば、大掃除の時以外でも気になる汚れを手軽に清掃できます。帯電防止剤が配合されているものを選べば、拭き掃除後は静電気や汚れの付着を防いでくれます。

ロボット掃除機

ロボット掃除機があれば、床の掃除を自動で済ませられます。起動時間を退社後に設定しておけば、誰もいない時間に清掃を行ってくれます。日中はオフィスに人が多い会社は導入してみると良いでしょう。

粘着ローラー

タイルカーペットの掃除には、粘着シートをコロコロ転がせられるアイテムがおすすめです。掃除機では取りきれなかった髪の毛や小さなゴミを粘着紙で確実に取り除けます。カバーがついているものがほとんどなので、収納にも便利です。

オフィス・事務所を清潔に保つことの重要性

オフィスを清潔に保つことの重要性は、以下の3つです。

従業員のため

オフィスが清潔であると、社員に次の2つの効果がもたらされます。1つ目は書類やモノを探しやすくなること。清掃が行き届いているオフィスであれば、書類やモノがどこにあるのか一目瞭然なため、探しモノに費やす時間がなくなるでしょう。その結果、仕事の作業効率が上がります。
2つ目は従業員のストレス軽減につながること。なぜなら、一般的に人は整った環境は心地良いと感じるからです。清掃により、除菌や殺菌などで清潔な環境を整えると、感染症対策や健康維持にも繋がります。オフィス清掃は、精神的にも身体的にも良い影響を与えると言えるでしょう。

クライアントのため

オフィスにはクライアントが来られる機会も多いのではないでしょうか。人が抱く第一印象は視覚情報が優位だとされています。オフィスを訪問される方は、まず建物や玄関口を目にし、美しかったら好印象を抱くでしょう。そして、オフィスに入った後も清掃が行き届いていれば、滞在中は快適に心地よく過ごしていただけます。
清掃の影響でイキイキと働いている社員が多ければ、クライアントからのイメージアップにも繋がるでしょう。

会社のため

先ほど、清潔に保つ重要性は「従業員のため」と「クライアントのため」と紹介しましたが、結果として会社の利益に繋がっています。
従業員の作業効率が上がれば、時間やコストを削減でき、それにより会社の利益は上がります。従業員が心身ともに健康的に過ごせていれば、休職者や退職者は減るでしょう。その結果、従業員不足による損害を防ぐことができます。クライアントに良いイメージを持ってもらえると、会社の信頼性がアップし、契約や取引にも良い影響を与える可能性があるのです。
また、オフィスの清掃は建物や設備の簡単な点検の役割も果たすので、異常に気づきやすくなります。常に正常な状態を保てていると、建物や設備の寿命を延ばせるので、経費の削減に繋がります。つまり、清掃は間接的にも直接的にも会社に利益をもたらすために、重要な役割を果たしているのです。

オフィス掃除も仕事のひとつであることを社員に意識づけする方法とそのメリット

ここからは、社員にオフィス掃除を意識づけする方法とメリットについて解説します。

社員にオフィス掃除を意識づけする方法

オフィスを清潔にするためには、社員全員にオフィス掃除も仕事の1つであると認識してもらう必要があります。ここでは、その方法を4つ紹介します。
1つ目は日常的に行うこと。「使用したホワイトボードはキレイに消す」や「会議室のイスや机はキレイに並べる」、「モニターが汚れていたら拭く」などどれも、すぐにできる掃除です。しかし、日常的に行っていないと、大きな汚れになってしまい簡易清掃だけでは取れなくなる危険性もあります。日常的に掃除をする習慣が身につけば、自然にキレイにオフィスを使えるようになり、大掃除をする頻度も減らせるでしょう。
2つ目は掃除の時間を決めて、習慣にすること。不定期にすると後回しにしてしまうため、必ず時間を決めて掃除を行ってください。また、時間を決めて行うと習慣となり、掃除に対してストレスを感じなくなります。担当者や掃除道具を決めておくと、掃除をする際に、「どこをしたらいいかわからない」や「今日は何をしたらいいかわからない」といった事態も避けられるでしょう。
3つ目はルールを決めること。誰がいつどこを清掃するかルールを決めるのです。ルールが決まっていると、各々が責任感を持つため、不公平感を抱かなくなります。しかし、会社によっては業務が忙しくて、清掃にまで手が回らない場合もあるでしょう。その場合は、清掃スタッフの雇用や外部の清掃業者への委託も検討してみてはいかがでしょうか。清掃専門の方が行うと、社員は仕事に専念できるなどのメリットがあります。
4つ目は清掃の基準を定めること。「キレイ」の基準は人によって異なります。どこまで行えばいいかわからないとならないためにも、誰が掃除しても同じクオリティになる基準を定めておくと良いでしょう。

オフィス掃除を行うメリット

オフィス掃除を行うメリットは5つあります。1つ目は、社員の健康が改善する点。デスクワーク中心の会社であれば、掃除などで体を動かすのは適度な運動になるため、健康に繋がります。また、ホコリやゴミがなくなると、社員の体調に良い影響をもたらすでしょう。ホコリがたまるとカビが発生し、気づかないうちに社員の不定愁訴を起こしている場合もあります。定期的に清掃を行ってその原因を断つことが大切です。
2つ目は、社員同士のコミュニケーションを促進できる点です。社内清掃では部署の垣根を越えて社員同士が連携して行います。そのため、清掃中に社員同士のやりとりが増え、オフィスがキレイになると平常時のコミュニケーションも円滑になります。また、リーダーを若手社員にすると、時間配分や適切な指示の出し方などの練習をするいい機会になるでしょう。
3つ目は業務の効率化に繋がる点です。掃除が行われると、必要なモノをすぐに取り出せるだけでなく、作業環境がスッキリするので業務効率が向上します。
4つ目は大掃除の手間が減る点です。社内清掃を習慣化すると、年末の大掃除の手間がなくなります。習慣的に掃除が行われていれば、キレイな状態が維持できるので、大掃除の仕事内容を減らせるでしょう。掃除する習慣を会社で身につけると、社員の生活習慣も改善されます。会社で掃除が当たり前になると、自宅の掃除が苦手だった社員がキレイ好きに変わるケースも少なくありません。
5つ目は対外的な評価が上がる点。会社の清潔感は訪問者の第一印象に直結します。エントランスはもちろん、会議室などは常に清潔な状態を保ちましょう。窓枠などの細かい部分は普段から掃除をしていないと手が届かない箇所なので、訪問時だけではなく、日常的に清掃を行う必要があります。

今回のまとめ

この記事ではおすすめの清掃道具の種類やオフィスを清潔に保つ重要性、社員に清掃する意識をつけるポイント、メリットについて解説しました。オフィスを清潔に保っていることによるデメリットはありませんので、社員が清掃を行う環境を作るべきだと言えるでしょう。
日常的に行っていれば、社員の体調はもちろん精神的負担も確実に減らせます。しかし、清掃する際の担当やルールを決めないと、清潔な状態を保てない危険性もあるので、担当やルールをしっかり決めてください。
自分の会社に必要な清掃道具がわからない方は、オフィスの環境と照らし合わせて購入を検討してみることをおすすめします。

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