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コラム 2021.01.22

社員が働きやすいオフィス・事務所の床材の選び方

オフィス内の印象を大きく左右する要因のひとつは、床にあります。床の色や床材の種類は、以前に比べて多彩になっており、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも多いかと思います。社員が働きやすいオフィス・事務所にするため、適切な床材を選ぶことが大切ですが、選び方にもコツがあります。
今回の記事でご紹介しますので、オフィスの模様替えを行うときの参考にしていただければ幸いです。

【目次】 
1.オフィスで使われる床材の種類と特徴は?
2.床材の色でオフィスのイメージが変わる
3.エリアによって床材や色を変えるのがお勧め
4.今回のまとめ

オフィスで使われる床材の種類と特徴は?

オフィスで使われることが多い床材は、主に次の3つがあります。

タイルカーペット

以前から、オフィスの床で定番の床材です。タイル状になっているため、劣化しても一部のみ取り外して交換できるほか、床下に配線を通すときの作業がしやすいメリットがあります。滑りにくく、吸音性や耐久性にも優れています。

フローリング

一般家庭で良く見られますが、耐久性を高めたうえでオフィスでも活用されています。天然木は変形しやすいため、合板の上に天然素材を貼り付けたものも見られます。傷が目立ちにくく、重いコピー機や書類棚などを置いても跡がつきにくいメリットがありますが、簡単に張り直すことは困難です。

ビニルタイプ(フロアタイル)

タイル型になっているものを組み合わせるタイプや、ロール状になっているタイプがあります。滑りにくく、耐水性が高い特徴があります。デザイン性が高く、木目調や石目調などデザインが豊富です。

床材の色でオフィスのイメージが変わる

色は、人間にさまざまなイメージを与えます。床材も例外ではなく、選ぶ色によって印象が大きく変わるのです。
例えば、暖色系を取り入れることで、活力を見出すことができます。中でも、赤は副交感神経に刺激を与えると言われ、ひらめきが求められる部署に適しています。反対に、寒色系であれば、空間を広く見せたり、集中力を高めたりする効果が期待できます。自然をイメージできるようなアースカラーでは、落ち着いた雰囲気をかもし出すほか、リフレッシュ・リラックス効果などがあると言われています。

エリアによって床材や色を変えるのがお勧め

床材の素材や色は、必ずしもオフィス全体で統一する必要はありません。エリアごとで、適している床材や色は異なりますので、それぞれのエリアに合わせて選ぶのがお勧めです。それぞれの場所にお勧めの床材と色は、次の通りです。

執務スペース

タイルカーペットを採用したうえで、ストレス軽減をはかりたい場合はブラウンやグリーンなどのアースカラーを用いたり、冷静さや集中力を求めるのならばブルーなどの寒色系を取り入れたりするのがお勧めです。

エントランス

大理石調など、デザイン性に優れたビニルタイプもしくはフローリングを採用し、活動的な印象であれば暖色系、クールな印象にしたいときは黒や白がお勧めです。

休憩スペース

水回りの設備周辺にはビニルタイプ、机を並べる位置にはフローリングを採用すると、ひと息つくのに適したスペースにすることができます。リラックスできるようにブラウン、ベージュ、グリーンなどの色を取り入れると良いでしょう。暖色系は、できるだけ避けた方が良いでしょう。

今回のまとめ

床の色や床材の選択は、オフィス内の雰囲気作りに大きな役割を担っています。ご紹介した以外にも、社内での意見を取り入れ、社員が快適に業務に取り組める環境整備を進めていきましょう。

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