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伏見エリアは、一般的に中区錦の1丁目、2丁目、中区栄の1丁目、2丁目が該当します。オフィス街・金融街である一方で、御園座や名古屋市科学館・名古屋市美術館などの文化施設も見られるため、平日だけでなく土日も多くの人で賑わいます。
今回は名古屋を代表するオフィス街である伏見エリアをご紹介します。

伏見駅周辺の特徴

伏見駅は、名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線の2路線利用でき、名古屋の中心地とも言える名古屋駅および栄駅につながる乗換駅として機能しています。そのため、1日の利用者数は100,000人を超えており、愛知県内でもトップクラスに利用者数の多い駅です。

また、駅構内の東側には開業当時からある「伏見地下街」が、南側コンコースには「ヨリマチFUSHIMI」があり、地下施設も充実しています。駅周辺には、東西に錦通・広小路通が、南北に伏見通（国道19号と22号の重複区間）が通っており、大手企業や金融機関、文化施設が集まっているエリアです。多数の賃貸オフィスがあり、伏見駅直結の名古屋インターシティや日土地名古屋ビルなど伏見駅のランドマークとも言えるオフィスビルがあるほか、隣駅の名古屋駅や栄駅ほどではないですが、飲食店も充実しています。さらに、近年では市内でも有数の高層マンションの開発が盛んに行われています。

伏見駅周辺の賃貸オフィスの賃料相場

伏見駅周辺の賃貸オフィスの賃料相場は、立地や築年、ビルグレードによって異なりますが、名古屋インターシティや広小路クロスタワーを筆頭としたハイグレードビルの場合、坪単価18,000円～25,000円程度です。また、中規模オフィスビルの場合は12,000円～18,000円程度であり、その他の物件でも坪単価10,000円を切ることは珍しいエリアです。

伏見駅周辺はオフィス街及び金融街の様相を呈しており、周辺の賃貸オフィスは事務所向けの物件が多く、来店型店舗として使用できる物件は他のエリアと比べて少ない印象です。

なお、築年数に関しては、他の地域と比べて比較的浅い賃貸オフィスも多く、1980年代後半～2000年代の物件が多いエリアです。

伏見駅周辺で賃貸オフィスを探す際に気をつけるべきポイント

伏見駅周辺の賃貸オフィスは、名古屋駅エリアに次いで賃料水準が高いエリアですので、他のエリアと比べてご予算を多めに確保していただく必要ある上に、駅周辺は月極駐車場が少ないため、賃料も高く、営業車など車を多く使用する企業様の場合は駐車場を探す手間や金銭的な負担が大きくなるかもしれません。また、駐車場が併設されたオフィスビルもありますが、基本的に機械式駐車場のため車種の制限があります。

また、上述のとおり、伏見駅周辺は基本的にオフィス向けの賃貸物件が多く、来店型の店舗物件が少ない傾向です。

今回のまとめ

名古屋市内でも有数のオフィス街である伏見エリアは、名古屋の玄関口の名古屋駅からも1駅、また地下鉄が2路線通っており非常に交通の便もよく、事務所開設やご移転に非常におすすめのエリアです。周辺と比べて少し賃料相場は高い傾向にありますが、グレードの高い物件も多く、多数の有名企業様も事務所を構えており、名古屋で事務所をお探しの企業様にとっては魅力的なエリアではないでしょうか。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。