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コラム 2023.04.20

オフィス・事務所に欠かせないチームビルディング!メリットや目的など


働き方の多様化やコロナ禍を代表とする時代の変化によって、企業の仕組みも変わってきました。トップダウンで一方的に指示を出すだけでは成果が出にくくなり、組織の運用や適切な人材配置・人材の育成に悩む企業も多いのではないでしょうか。
最近では、企業の効果的な組織作りの手法として、「チームビルディング」が注目され始めてきました。結束力を向上させ、成果を出すためにはこのチームビルディングを取り入れるのは非常に有効です。社内のコミュニケーションの活性化や新人や若手のモチベーションアップなど、様々な効果が期待できます。しかし、大きな目標達成のための「チームビルディング」とはどのようなものなのでしょうか。
ここでは、オフィスや事務所に欠かせないチームビルディングの目的や期待できる効果を詳しく解説します。

チームビルディングを行うと最適な人材配置が見えてくる

チームビルディングを行う目的は、単なる人材配置だけでなく、個人の能力を最大限に引き出し、チームのメンバーが団結して大きな目標を達成できる組織作りを目指すことです。

チームビルディングとは

チームビルディングとは「team building」のことで、直訳すると「チームを作る(構築する)」という意味です。
企業の中で取り組む仕事は1人で行うのではなく、複数の人が集まってチームを作り作業にあたることが少なくありません。その中で、それぞれ個々の能力やスキルを最大限に発揮し、より高いパフォーマンスを上げるチームを作ることをチームビルディングと言います。共通の目標やゴールに向かい、全員が高い意識を持って進んでいける組織作りを行うプロセスのことです。

チームワークとの違い

チームビルディングとチームワークの大きな違いの1つが、人材力を重視するかどうかです。チームビルディングは人材力、つまり個々の能力を必要とします。チームワークはともに業務を遂行するいわば仲間のようなものです。効率化を目指し、チームの結束を深めることに重点を置いています。仲良く仕事をするチーム、というスタンスです。
しかし、チームビルディングでは、業務の効率化のほか、結束力や個人のスキルを活かすことを非常に大切にしています。

チームビルディングの目的

チームビルディングにはコミュニケーションの活性化や、個人のモチベーションアップといった様々な目的があります。それぞれの目的について、詳しく見ていきましょう。

コミュニケーションの活性化

チームビルディングの目的は、コミュニケーションの活性化や組織の結束力にあります。
チームとして成果を得るには、チーム内での信頼関係が必要不可欠です。メンバー同士が意見の交換や相談をしやすい環境を作る必要があります。上司に気軽に意見や助言ができない、雰囲気が悪いといった環境で信頼関係が構築できていないと、グループワークが円滑に進まず、大きな成果を得ることはできません。また、チームビジョンや目的・目標を共有することで一体感が生まれ結束力が高まります。

モチベーションのアップや生産性の向上

メンバー間での信頼関係が良好になることで、仕事に対するモチベーションが向上します。組織として働く上で、同僚や上司、部下との人間関係は非常に重要です。良好な関係を築くことで雰囲気が良くなり、コミュニケーションの活性化に繋がります。その結果、どんな仕事でもメンバー同士が前向きに取り組むことができ、生産性の向上も期待できるでしょう。
また、コミュニケーションが円滑にはかれることで、情報共有がスムーズになり個々のスキルアップにも繋がります。

適切な人材配置

メンバー間でスキルや経験、価値観などを共有することで、必要な場所に必要な人材の配置が可能です。適切な人材配置を行うことで能力を発揮しやすくなり、仕事に対する充実感や満足度にも繋がり生産性も向上します。チームとしての業績アップも期待できるでしょう。

マインドセットの形成

マインドセットとは、個人の持つ物事の見方や考え方、無意識に行っている習慣化したパターンのことです。人は働く中で、無意識にマインドセットを形成しています。チームビルディングでは、パターン化した個人のマインドセットを一旦リセットし、新たなマインドセットを形成できます。
チーム全員が同じマインドセットを持つことも、チームビルディングの目的の1つです。

オフィス・事務所内で新しいアイデアが生まれやすくなる

チームビルディングを行うことで、企業にとってどのような効果があるのでしょうか。期待できる効果についていくつかご紹介します。

社内全体のコミュニケーション活性化

チームビルディングには、チームの状態に応じたゲームやワークショップ、ミーティングなど様々な手法があります。体験型やアクティビティなど取り入れ方は企業によって違いますが、チームビルディングに特化したものを研修として取り入れてみると良いでしょう。メンバー間での会話が自然と増え、コミュニケーションの活性化に繋がります。
コミュニケーションの活性化によって、仕事上必要なスキルの共有やメンバー同士で会話がしやすい雰囲気作りが可能です。不測の事態が発生した時に悩みや課題を素早く共有することで、問題の早期解決も期待できます。

従業員のモチベーションアップに繋がる

コミュニケーションの活性化やチームの結束力が強くなることで、一体感が生まれます。
個人が孤立した状態ではモチベーションの維持はできません。しかし、チームに貢献したい、認められたいといった承認欲求がある状態になることで、モチベーションの向上に繋がり、チームとしての士気も高まります。
チーム全体が同じ目標に向かうことで、メンバーそれぞれのモチベーションが上がり生産性向上が期待できるでしょう。

新しいアイデアが生まれやすくなる

チームや個人での貢献意識が高まることで、積極的な行動に繋がります。コミュニケーションが活発になることで、メンバー間での会話が増え新しいアイデアが生まれる可能性があります。
メンバー間で意見の交換をする中で、自分にはない新しい発見や刺激に触れることができ、組織として大きく成長することで目標に近づけるでしょう。

ストレスの軽減

チームビルディングを通じてコミュニケーションが活性化し、メンバー同士の結束力が強くなることで、孤独を感じることが少なくなります。また、お互いの理解が高まることによって意見のぶつかり合いが減り、人間関係が良くなりストレスを軽減できるでしょう。また、職場での悩みや不安を相談できる環境は、新人や若手の定着率向上にも繋がります。

最適な人材配置と新しいアイデアによってコミュニケーションが活発になる

チームが機能していない原因の1つがコミュニケーション不足です。チームビルディングを行うことで、良好な人間関係の構築が可能になり、コミュニケーションの活性化に繋がります。また、チーム内でお互いの得意分野や能力を共有することで、最適な人材配置をスムーズに行うことが可能です。

目標や目的を明確にする

チームビルディングのあり方として、いちばん分かりやすい例えがチームスポーツやゲームです。勝利という目標に向かってチーム一丸となることで結束力が高まります。目の前の勝利という小さな成功体験を積み上げていくうちに、大きな目標に近づけるのです。チームメイトの思いやりを感じることができ、目標を達成することの楽しさや充実感、達成感を学べます。
どのようなことを目的とし何を目標にするのかを、チームとして明確にしておくことが大切です。チーム全員に共有して理解をしてもらうことで、個々のモチベーションが上がり生産性の向上が期待できます。
定期的な振り返りや、目標に対する共通認識の確認をすることも重要です。

個人のスキルを最大限に発揮する

チームの中で自分が何をすべきか、どのような役割なのか理解して行動することも大切です。そのためには、誰がどのような役割か、どんなスキルや経験を持っているかをチーム全体が理解しておく必要があります。それぞれの役割を明確にすることで、チームをスムーズに機能させることが可能です。
与えられた役割によって、自分がすべきことが明確になり、個人の持つスキルや経験を最大限に発揮できます。

コミュニケーションを大切にする

チームビルディングには、リラックスした状態で会話やコミュニケーションを楽しむ、ゲーム形式の研修やワークショップなど様々な手法があります。メンバー同士のコミュニケーションの量を増やし関係性を深めることはチームにとって不可欠です。
会話の頻度や質を高めるためには、チーム内やチーム間でのコミュニケーションツールの見直しや導入を検討してください。効果的に活用することで、チームビルディングを進めることができます。

今回のまとめ

チームビルディングの最終的な目的は、企業としての組織改革です。そのため、一朝一夕で成し遂げられる取り組みではありません。チームの目的や目標を明確にすることで、メンバーそれぞれが自分の役割分担を理解しやすくなります。
チームビルディングはコミュニケーションの活性化や従業員のモチベーションアップに効果的です。個々の能力が活かせる環境は、生産性の向上やイノベーションの創出、若手や新人の定着率アップも期待できます。
企業の組織力の向上や人材育成のためには、チームビルディングの活用がおすすめです。

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