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コラム 2023.03.09

コンビニは必要?賃貸オフィスのビル内にあったら嬉しい施設とは


賃貸オフィスを選ぶ際は、広さ・賃貸料・街のブランドイメージだけでなく、「利便性」も重要です。利便性の高い賃貸オフィスの特徴として、具体的には駅から近い、最寄り駅に複数の路線が乗り入れている、ビル内およびビル周辺の施設が充実していることなどが挙げられます。
ここでは、利便性を左右する「施設」に焦点を当てて、コンビニなど賃貸オフィスのビル内と周辺にあったら嬉しい施設の種類とメリットについて詳しく解説します。

賃貸オフィスのビル内にあると便利な施設とは?

賃貸オフィスを貸し出しているオフィスビルは事務所をメインとしたビルですが、地下や低層階は店舗として貸し出しているところもあります。ビル内にある施設は従業員が気軽に利用できるため、従業員が利用できビジネスにも役立つ施設があったほうが望ましいです。従業員にとってビル内にあると便利な施設は、以下の通りです。

病院やクリニック

優秀な従業員が病気を理由に長期休暇をとったり離職してしまったりすると、会社にとって大きな痛手となります。どんな病気でも、早期発見・早期治療が何よりも重要です。賃貸オフィスのビル内に病院やクリニックがあれば、休憩時間を利用して病院に行けるため、病気の発見が遅れるリスクを減らせます。
オフィスビルに入っている病院やクリニックといえば、「内科」「歯科」「眼科」などが一般的です。最近は、オフィスビルによっては「脳神経外科」「神経内科」「口腔外科」「リウマチ科」「放射線科」 など、専門性の高い病院やクリニックが入っているところもあります。

保育所

保育所まで送り迎えをするとき子どもを連れて行くため、自転車登園をしている人もいます。しかし、雨の日など天気によっては園まで行くだけでもひと仕事です。転倒事故や接触事故の可能性や、冬の寒い時期や猛暑の時期には子どもが体調を崩す可能性もあり、家を出るまでに時間がかかってしまうこともあります。
ビル内に保育所があれば、バスや電車などで登園ができ、より安全です。仕事が始まるぎりぎり前まで一緒にいられ、仕事が終わればすぐに子どもに会えるため、子どもと過ごす時間も増やせます。

フィットネスクラブ

従業員が病気になると業務が滞り、新たに人材を確保するために多額の費用がかかってしまいます。「生活習慣病は万病のもと」とも言われていますから、企業は従業員が健康でいられて能力を最大限発揮できるように、健康管理をしやすい環境を整えてあげることも大事です。
健康を維持するためには、適度な運動が欠かせません。賃貸オフィスのビル内にフィットネスクラブがあれば、仕事終わりだけでなく出勤前やお昼休みに気軽に体を動かせるため、従業員のリフレッシュになります。

カフェや弁当屋

オフィスビルが建っているエリアによっては、お洒落な飲食店ばかりで気軽に入れる定食屋が少ないこともあります。自炊をしないで外食ばかりしていると食費がかさむだけでなく、栄養も偏りがちになり、体調を崩す原因ともなるでしょう。
賃貸オフィスのビル内に従業員が安く利用できるカフェや栄養のバランスの良いお弁当屋があると、重宝されます。カフェがあれば会議の飲み物の準備もしやすく、来客が来た際は接待に使えるため便利です。

貸し会議室

新型コロナ感染症の拡大により、リモートワークが増え対面での会議も減りました。そのため、オフィスを縮小する企業が増えています。しかし、対面式の会議や研修、採用する際の面接などがゼロになることはありません。貸し会議室は同じビル内にあったほうが会議の準備がしやすく、お客様も訪問しやすいです。

賃貸オフィスのビル内にコンビニがあると嬉しい理由

前項でご紹介した施設以外で、賃貸オフィス内にある嬉しい施設と言えばコンビニです。朝早くから夜遅くまでオープンしているコンビニが賃貸オフィスのビル内にあるとどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

食事と飲み物を購入できる

従業員が昼食や飲み物を購入できるだけでなく、会議が急に決まった際にも飲み物と軽食の準備がすぐにできます。

お金の引き出しと振り込みができる

コンビニにはATMが設置してあるため、いつでもお金の引き出しと振り込みができます。ただし、振り込みができるのは対応している銀行のみで、現金での振り込みはできないため、キャッシュカードが必要です。

支払いができる

通販サイトやサービスを利用した際に、コンビニ払いを選べることも少なくありません。コンビニでは、市県民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税、国民年金保険料などの支払いもできます。

文房具や生活用品が購入できる

ボールペンやノートなどの文房具の他に、急に必要になることがよくある祝儀袋や香典袋を購入できます。女性の場合は、コンビニがあるといざというときに生理用品が購入できて心強いです。

切手と収入印紙が購入できる

切手と収入印紙は郵便局で売っていますが、コンビニでも購入できます。コンビニはポストが設置されていることも多いため、切手を購入した後すぐに投函できるのも便利です。

荷物をすぐに送れる

宅配サービスは電話やWebサイトで集荷の依頼ができますが、すぐに取りに来てくれるとは限りません。コンビニでは宅配サービスの受付も行なっているため、コンビニがあれば集荷を待たずに発送できます。賃貸オフィスのビル内にあれば運ぶ距離も短く、大きな荷物でも依頼しやすいです。

各種証明書を取得できる

各種証明書は市町村役場で取得しますが、混んでいるときは1時間半ぐらい待たされることもあります。一部の証明書は市町村役場の窓口でしか取得できませんが、「住民票の写し」「住民票記載事項証明書」「印鑑登録証明書」などはコンビニでも取得可能です。コンビニで取得すると、窓口で取得するより手数料が安いのも魅力と言えるでしょう。

早朝と夜間、土日祝日にも利用できる

ビル周辺に郵便局や銀行など生活利便施設があっても、営業時間が限られており土日祝日は利用できないこともあります。早朝出勤や残業、休日出勤をすることを考えると、コンビニがあると安心です。

災害時に安心

コンビニと自治体との間では「帰宅困難者支援協定」が結ばれており、コンビニは災害が発生した際は、「災害時帰宅支援ステーション」や「指定公共機関」として役割を果たします。帰宅難民者に対する具体的な支援は、「水道水」「トイレ」「地図やラジオを使った道路情報」の提供などです。ビル内にコンビニがあれば、勤務中に災害が起きた場合も緊急の処置ができます。
コンビニでは食料と飲み物、生活用品、スマホの充電器なども売っており、コンビニの在庫には限りがありますが、ビル内にあれば売り切れる前に購入できる可能性が高いです。

賃貸オフィスを選ぶときに重視したいビル内の施設

防犯や災害に対応しているオフィスなら、緊急時でも円滑なビジネスの遂行が可能です。 ここでは、「セキュリティ関係」「防災対策」「共用部分」の3つに分けて、賃貸オフィスを選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

セキュリティ関係の施設

セキュリティ関係で確認したい施設は、次の3つです。

エントランスのセキュリティ

オフィスビルの中には、エントランスにセキュリティゲートが設置されているところも少なくありません。認証方法は、「非接触カードリーダー」「静脈認証」「顔認証」などがあります。賃貸オフィス内に独自のセキュリティシステムを導入する場合は、ビル内のセキュリティシステムや防災設備とうまく連動するか忘れずにチェックしてください。

防犯カメラ

防犯カメラの設置は法的に義務付けられているわけではないため、防犯カメラの有無だけでなく、設置場所も確認しておいたほうが良いです。自費で防犯カメラを設置することも可能ですが、外観を損なうなどの理由から許可していなかったり、「個人情報保護法」に触れてしまったりする可能性があります。事前に設置が可能か管理会社に確認が必要です。

受付

受付があると、不審者を識別しやすいです。受付には、受付スタッフが常駐する「有人型」と、タッチパネル端末や音声案内を設置する「無人型」があります。

災害対策に係る施設

防災対策に係わる施設で確認したい施設は、次の3つです。

耐震設備

1981年5月31日以前に建てられたオフィスビルは「旧耐震基準」のため、それより後に建てられたオフィスビルよりも耐震性が劣っている可能性があります。耐震補強工事を行なえば、耐震性を高めることができるため、「旧耐震基準」のオフィスビルの場合は耐震補強工事を行なっているか確認しておくことが重要です。

非常口階段の数

火災が発生したときの死亡原因の半数近くが、「逃げ遅れ」と言われています。ビルの規模にもよりますが、従業員が安全に避難できるように、最低でも非常口階段は2つ必要です。

非常用発電機

停電が続くと業務が滞るだけでなく、従業員が長時間エレベーターに閉じ込められてしまうことも考えられます。以前は、非常発電機の電気供給時間は長くても48時間でしたが、最近は72時間など長時間電気を供給できる非常用発電機もあるのです。非常用発電機をチェックする際は、必ず供給時間を確認しておいてください。

ビルの共用部分の設備

ビルの共用部分で確認したい施設は、次の3つです。

エントランスホール

エントランスホールは、企業のイメージだけでなく従業員のやる気やモチベーションにも影響を与えます。エントランスホールは、企業のイメージに合ったデザインで、明るく清潔感のある空間が理想です。

エレベーターの台数

オフィスの数に対してエレベーターの数が少ないと、オフィスにたどり着くまでに時間がかかってしまい、不便です。賃貸オフィスが高層階にある場合は、スキップフロア式や高速エレベーターを設置する方法があります。

トイレの機能性

男女別で十分な数があることはもちろんのこと、清潔で機能性が高いとより快適に過ごせます。トイレの機能性にこだわるなら、「ウォシュレット」「全身鏡」「私物が入れられる小さなロッカー」などを完備しているオフィスビルがおすすめです。

今回のまとめ

賃貸オフィスは毎月賃貸料を支払わなくてはいけないため、賃貸料を優先して賃貸オフィスを選びがちですが、利便性と安全性とのバランスが重要です。そのため、オフィスを選ぶ際は賃貸料に見合った施設や設備があるかチェックしてください。
オフィス移転してから気に入らないところが見つかっても、すぐに新しいオフィスへ移転することは簡単ではありません。賃貸オフィスのあるビル内と周辺の施設を十分にチェックして、後悔のないオフィス移転を実現させてみてはいかがでしょうか。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

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