名古屋の賃貸オフィス・貸事務所探し専⾨の不動産仲介業者(株)オフィッコスの「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

NEWS

コラム 2023.02.13

オフィス・事務所のリノベーションとは?種類やリフォームとの違い


厚生労働省が2019年に発表した「働き方改革」や「コロナウイルス」による影響から、従業員が働きやすいオフィス環境にしたいと考える企業が増えてきました。そこで注目されているのが「オフィスや事務所のリノベーション」です。
ここでは、オフィスや事務所のリノベーションの種類やメリット、工事内容の違いについて詳しくご紹介します。これからオフィスのリノベーションやリフォームをお考えの方はぜひ参考にしてください。

フルリノベーション・ポイントリノベーション・スケルトンの特徴

リノベーションとは、既存の建物に大規模な修繕工事を行うことを意味し、従来よりも性能や機能性を向上させたり、建物そのものの価値を高めたりすることを指します。
そんなリノベーションは、大きく分けて「フルリノベーション」「ポイントリノベーション」、そして「スケルトン」の3種類があり、それぞれに工事内容や目的に違いがあるのです。

フルリノベーションの特徴

フルリノベーションとは、オフィス全体を一から作り直すタイプの工事のこと。建物の基礎部分や柱、屋根などを残した状態で、内装やすべての設備を取り替える非常に大掛かりな工事を指します。必要な場合は耐震工事や配管工事なども行うため、大幅な間取りの変更も可能です。
一からデザイン設計を行うため、自由度が非常に高いというメリットがある一方で、多額の費用がかかるというデメリットがあります。
フルリノベーションの費用相場は、戸建てかビルタイプかによっても大きく異なりますが、大体1坪あたり30万円程度かかると考えてください。例えば、20坪(66㎡)のオフィスをフルリノベーションした場合は、2,000万円前後の費用がかかるといった具合です。

ポイントリノベーションの特徴

フルリノベーションに対し、ポイントリノベーションでは部分的な改修工事を行っていきます。壁や天井などの一部分だけなど、必要最小限の部分だけ工事を行っていくため、リノベーション費用を最小限に抑えられますし、もちろん工期も短くなるのが大きなメリットです。
しかし、ポイントリノベーションはオフィスの一部分しか改修工事をしないため、既存のオフィスとの統一感を出すことに苦労するケースも少なくありません。チグハグな印象とならないように、新しい設備を入れる場合やデザインを考える場合は注意が必要です。
ポイントリノベーションでかかる費用は、リノベーションする箇所によって大きく異なってきますが、坪単価10万円前後が相場と言われています。
予算が決まっている場合は、予算内でできるリノベーションは何かを探ることが大切です。水回りの工事が必要な場合や床のカーペットをタイルに変更するなどの施工は費用が高くなる傾向があります。

スケルトンの特徴

スケルトン化したオフィスとは、天井や床、壁などの内装をすべてなくして、何も手を加えていない状態のオフィスのことです。コンクリート打ちっぱなしのおしゃれなオフィスとして人気があります。
もちろん、何もしない状態で使用することはできませんので、照明や空調、デスク周辺の備品を取り付けて使用していきます。内装の自由度が非常に高いため、近年はこのスケルトンオフィスが注目を集めているのです。

オフィス・事務所をスケルトン化するメリット

ここでは、近年オフィスや事務所を開設する際に注目を集めている「スケルトンオフィス」を導入するメリットについて詳しくご紹介します。

自由にレイアウトができる

スケルトンオフィスを導入する最大のメリットは、オフィスの内装デザインやレイアウトを自由に設計できることです。既存の天井をなくしてあえて剥き出しの状態にすることによって、限られた空間に開放感が生まれますし、おしゃれな空間を演出できるでしょう。
さらに、社員がリラックスしたり、集中したりするためのフリースペースを設けたりなど、レイアウトやデザインに一工夫することで、社員の仕事に対するモチベーションや企業へのエンゲージメントを高めることにも繋がります。

企業や物件のイメージを刷新できる

スケルトンオフィスなら、以前の入居者がどのように使用していたに関係なく、自由にオフィスレイアウトを設計できます。そのため、物件の持つイメージや企業イメージそのものを大きく刷新できるのも大きなメリット。ラフでかっこいい、今時のオフィスを作り出すことが可能です。

設備の導入や管理がしやすい

スケルトンオフィスの場合は、オフィスの内装だけでなく、オフィスに必要な設備についても一からデザインや設計ができるのも大きなメリット。オフィスに必要な通信回線の配置はもちろんのこと、照明や空調設備など、必要な場所に必要な設備を配置できるのが最大のポイントです。
壁が必要な場所には可動式のパーテーションを設置することも可能。そのため、働き方に応じてオフィスのレイアウトを自由に変えられるのもポイントです。

オフィスのスケルトン化をする際の注意点

オフィスのスケルトン化には様々なメリットがあるとわかりましたが、注意しなければならないポイントもいくつかあります。ここでは、スケルトンオフィスを導入する際の注意点を見ていきましょう。

内装に高額なコストがかかる

デザインやレイアウトの自由度の高いことは、デザインや内装にかける費用が高額になることを意味します。入居時の内装工事はもちろんのこと、退去時の原状復帰にもコストがかかるため、デザイン性が高いほど移転にかかる費用がかかってしまうでしょう。

内装工事が完了するまで時間がかかる

スケルトンオフィスの場合は、内装工事が完了するまでに時間がかかってしまうケースが多いため、実際にオフィスに入居するまでにある程度の時間が必要です。
オフィスの大きさや設置する設備内容によってかかる費用は大きく異なりますが、工事にかかる期間は大体1〜3ヶ月と考えておいてください。転居時期までにある程度余裕を持って準備することが重要です。

実用性のあるデザインを意識する必要がある

スケルトンオフィスの特徴であるコンクリートの打ちっぱなしや無骨なデザインに憧れを抱く方も少なくありません。しかし、天井がなく剥き出しの状態のオフィスは、空調効率が非常に悪くなってしまうため、光熱費が嵩んでしまう可能性があります。
このようにデザインの自由度が高いスケルトンオフィスですが、デザインばかりにこだわって設計してしまうと、実用性や使い勝手に大きな影響を及ぼしかねないので注意が必要です。

すべての業種に適用されるデザインではない

スケルトンオフィスは打ちっぱなしのデザインがほとんどのため、ラフなテイストに仕上がってしまうという特徴があります。そのため、業種や企業によってはスケルトンオフィスのデザインが望ましくない可能性もあるので注意が必要です。
企業が求める企業イメージにマッチしているかどうかを確認しながら、デザインやレイアウトを考えることが大切です。

フルリノベーション・ポイントリノベーションとリフォームの違い

ここでは、フルリノベーション・ポイントリノベーションとリフォームの違いについて詳しくご紹介します。

デザインの自由度の高さ

フルリノベーションは、柱や梁などの構造部分のみ残して取り壊して、内装や設備などをすべて新しくするリノベーション方法。そのため、工事内容やデザインの自由度が非常に高いのが特徴です。
建物そのものの老朽化が進んでいる場合や修繕の必要な箇所が数多くある場合、さらには間取りなどを大きく変更したい場合は、フルリノベーションで工事を行うことになります。
壁や床などの張替えなど特定部分の修繕のみで対応できる場合はポイントリノベーションによる工事で十分です。

費用

フルリノベーションとポイントリノベーションの相場価格は、工事内容や広さによって大きく異なります。しかし、フルリノベーションの場合は坪単価30万円程度、ポイントリノベーションの場合は10万円程度かかるのが相場と考えておきましょう。
配管工事や耐震工事などが必要な場合は、それ以上の費用がかかるケースもありますので、施工会社に見積もりをとって費用の概算を確認してください。

工事期間

フルリノベーションの工事期間が大体1〜3ヶ月なのに対し、ポイントリノベーションの場合は3日〜3週間程度と、必要な工事期間に大きな差が生じます。最近では、コロナウイルスの影響によって、工期に遅れが出るケースもあるため、ある程度工事期間が長引くことを想定した上で、リノベーションの計画を立てることが大切です。さらに、会社の繁忙期に重ならないように工事を依頼することも意識してください。
さらに、工事を依頼してから着工するまでに最短でも1ヶ月、通常で2ヶ月前後かかりますので、工事期間だけでなく、依頼してから工事が完了するまでのトータルの期間を考えた上で早めに依頼することが大切です。

今回のまとめ

今回は、オフィスや事務所のリノベーションの種類をはじめ、それぞれの工事内容の違いについて詳しくご紹介しました。オフィスをリノベーションすることによって、業務効率や社員のモチベーション、さらには企業イメージの向上はもちろん、経費削減にも繋がるなど様々なメリットが得られます。
リノベーションと一口に言っても「フルリノベーション」、「ポイントリノベーション」、そして「スケルトン」の3つの種類があります。最近では、斬新でおしゃれなデザインとして「スケルトンオフィス」を採用する企業も増えてきましたが、それぞれのリノベーション方法のメリットやデメリットをしっかりと理解した上でリノベーション工事を計画することが重要です。予算や要望に合わせて自社に合ったオフィスリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

kiji_7 kiji_hojo