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コラム 2023.02.02

女性社員に優しく働きやすい賃貸オフィスを選ぶ際のポイントとは?


女性の社会進出が増加する中、女性が働きやすいオフィスにしようと考える企業も多いのではないでしょうか。職種や企業によっては、女性社員の比率が高いところも増えてきました。また、「出産や育児に柔軟に対応してくれる」「介護に理解がある」などの制度が整っているだけではなく、働きやすいオフィス環境も重要視されています。女性が考える理想のオフィス環境とはどういったものなのでしょうか。
ここでは、女性にとって優しく働きやすいオフィスのポイントを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

女性は賃貸オフィスに衛生的な雰囲気やパーソナルスペースの広さを求める

女性に優しいオフィス環境を整えることで、男性社員も心地よく働くことができます。女性が不快に思う要素を排除することで、快適なオフィス環境を実現することが大切です。ここでは、女性に優しいオフィス環境の条件について見ていきましょう。

衛生的な環境

女性が最も気になる点として「衛生面」が上げられます。お手洗いや食堂など、複数の人が集まったり使用したりする場所の衛生面は特に注意が必要です。明るく広々とした空間を意識してください。細かい場所まで掃除の行き届いた空間は、誰もが気持ち良く使用できます。
また、女性は化粧直しや昼食後の歯磨きなどでも使用するため、社員の人数に応じたスペースや設備が必要になります。休憩時間の渋滞を回避するために「パウダールーム」を検討する企業も少なくありません。お手洗いは来客時にも目につく場所です。一番に見直したいポイントと言えるでしょう。
また、書類などが乱雑に山積みになった環境には不快感を抱くことが少なくありません。綺麗に整理整頓された職場環境は作業効率のアップにも繋がります。

リフレッシュスペースの充実

リフレッシュスペースやカフェスペースといった、リラックス空間を設置することで作業効率のアップを期待できます。フリースペースとして開放することで、部署や役職の垣根を越えて交流が行え、社員同士のコミュニケーションの活性化が期待できるでしょう。
また、靴を脱いでくつろげる和室ゾーンを検討する企業もあります。

パーソナルスペースの確保

パーテーションで仕切られた個人スペースがあると、業務に集中しやすいという女性が多数います。狭すぎる空間だと圧迫感を感じるので、不快感を与えない程度のパーソナルスペースを確保すると良いでしょう。
制服に着替えての業務が必要な場合、ロッカールームにも配慮が必要です。ロッカールームの清潔さや明るさ、個人ロッカーのセキュリティーにも十分に配慮しなければなりません。
お手洗いに個人用の小さなロッカーを設置する企業もあります。サニタリー用品や化粧ポーチなどの小物を置くスペースが確保できると、効率よく休憩時間を活用できると好評です。

女性の背丈に合わせた収納

インテリアの色合いを明るくするのはもちろん、オフィスの収納棚などを女性の背丈に合わせて低いものを設置することで、女性でも片付けやすく出しやすい収納を実現できます。効率的な作業、オフィス内の動線を考慮しつつ、女性目線でのオフィス収納を考えるように配慮してください。

過ごしやすい空調環境

オフィス内の空調管理や温度調節にも注意が必要です。女性にとって冷えは大敵です。冷え性に悩む女性と、筋肉質な男性とでは適温が異なります。膝掛けやカーディガンなどで個々に対策をするものの、空調設備などの配慮は必要不可欠です。
また、女性はニオイにも敏感です。嫌なニオイがオフィス内にこもらないように、空気の循環が悪くならないような工夫を施してください。オフィス内は、できるだけ新鮮でキレイな空気になるような対策が必要です。

女性に優しい賃貸オフィスを選ぶ際のポイント

賃貸オフィスを検討する際には、女性目線で選ぶことも大切です。オフィス内の空間はもちろん、日当たりの良さや通勤のしやすさなどいくつかのポイントがあります。

アクセスの良さ

業種に合った立地条件が第一ですが、駅からの距離や駐車場の有無などはしっかりと確認してください。駅から近い立地にあり、交通アクセスが良好であることは、大きなメリットです。子育て中のママや、主婦の方などは特に退社後特に忙しい時間を過ごします。近くにスーパーがあるなど、生活に密着したエリアだとさらに助かるでしょう。
また、経理業務に必要な銀行や郵便局などが近くにあると便利です。ランチタイムを楽しむためのカフェやレストランが近くにあると、社員同士のコミュニケーションの場にもなります。

日当たりの良さ

自然光の光がたくさん降り注ぐオフィスは、社員のモチベーションや意欲向上に影響を与えます。明るくキレイなオフィスならそれだけで気分が上がり、作業効率のアップに繋がることが期待できます。カフェスペースや食堂などはできるだけ明るい環境を用意してください。
壁紙やフロアマットをおしゃれで明るい色合いを選ぶことで、きれいで過ごしやすい環境になるでしょう。

明るいエントランス

求職者が初めてオフィスを訪れるとき、まず見るのがエントランスです。清掃状態や明るさによって与える印象が大きく変わります。優秀な人材を確保するためにも、企業の顔であるエントランスは明るく清潔な環境を維持する必要があります。
また、好ましくない来訪者を入館させないことも、エントランスの役割の一つです。しっかりとしたセキュリティー対策をすることで、女性社員は安心して働くことができます。

女性に優しい賃貸オフィスの環境作りのコツ

女性が快適に働くオフィスでは、オフィスデザインの効率性や機能性に加え、空間を楽しむことが重要視されています。女性に優しく働きやすいオフィス環境にすることで、女性の採用率や定着率に繋がります。人口が年々減少するにつれ、優秀な人材の確保が企業のテーマとなっています。
継続して働きたいと思えるような環境づくりを目指してみてください。

ナチュラルな雰囲気を好む

近未来的なものや、モノトーン調でまとめたクールなオフィスよりも、ナチュラル系のほうが女性には好まれます。木目調の家具やインテリアを配置することで、視覚的に優しい雰囲気を作ることが可能です。観葉植物やフェイクグリーンを一緒に取り入れましょう。リフレッシュエリアに芝生風の色調のカーペットを配置すると、リラックス効果も高まります。
外の明るさを取り入れられるような、インテリアの配置にすることもポイントです。

清潔感を重視する

お手洗いや食堂など、清潔感を求めるスペースは十分に清掃がいき届いた衛生的な空間心がけましょう。狭く汚いお手洗いは、女性が一番嫌悪感を抱く場所です。
新しいオフィスの建設時やオフィスの移転時などには、女性が使用するスペースの内見を女性社員に任せてみても良いでしょう。

収納家具は低めに、スペースは多めに

コピー用紙や文具などの業務用品の収納する棚は、女性の身長に合わせて低めに設定することも大切なポイントです。脚立に乗って取るというワンアクションを挟まずにしておくと、作業効率も高まります。また、プリンターの近くに用紙やトナーなどの必要な備品がストックできると便利です。女性の体型や体力、作業内容によってオフィスのレイアウトを検討すると良いでしょう。
書類や書籍が乱雑に山積みされている環境は、女性だけでなく男性にとっても良い環境とは言えません。収納スペースは十分に確保してください。

作業空間の空気に気を使う

暑い・寒いなどの温度調節は長時間オフィスで作業をする女性にとって重要です。エアコンの風をまともに浴びる場所だと、個人での対策では解決できない場合もあります。空調はフロア内がムラなく均等にあたるように、広さに適した大きさのエアコンを用意しましょう。設置する場所や、空気の流れにも検討が必要です。
また、喫煙ブースのニオイがオフィス内に流れてこないようなレイアウトも心がけてください。煙草のニオイが苦手な人は、わずかなニオイでも体調や気分を左右します。ニオイ対策を徹底するようにしましょう。
女性社員が好む、アロマなどの香りを導入するのもおすすめです。

休憩スペースの確保

作業効率をアップするためには、快適な休憩も必要です。ランチタイムや休憩時間にリラックスできる空間を検討してみてください。休憩時間を充実させるグッズやインテリアなど、社員の意見を取り入れながらレイアウトしても良いでしょう。
ゆったりとしたと明るい空間は、社員同士のコミュニケーションの場にもなります。仕事の話だけでなく、プライベートの話もする中で、新しいアイデアが生まれる可能もゼロではありません。

今回のまとめ

女性に優しいオフィスは、育児や介護といったライフステージに合わせた制度が整っているだけではいけません。毎日出勤するオフィスの環境は重要です。そのためには、女性に寄り添ったオフィス空間になるように配慮することが大切です。
作業のしやすさだけではなく、明るさやニオイ、清潔感といった心地良い空間を女性は求めます。女性社員が居心地のいいオフィス環境を整備してください。
女性に優しいオフィスを目指すことで、男女共に心地よく過ごせる空間になります。賃貸オフィスを検討されている方は、女性目線で物件の検討をしてみてはいかがでしょうか。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

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