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コラム 2022.12.14

オフィス・事務所に設置する法人用パソコンの選び方のポイント


パソコンは大きく分けると、一般ユーザーを対象にしたコンシューマモデルとビジネス用途に特化したモデルが存在します。見た目やデザインは全く同じでも、ビジネス用の法人パソコンは独自の機能やアプリなどが豊富で非常に使いやすいのが特徴です。
ここでは、オフィスや事務所に設置する際におすすめの法人用パソコンの選び方や選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介します。これからオフィス用のパソコンの導入を検討している事業者の方はぜひ参考にしてください。

オフィス・事務所へ導入するパソコンは法人用パソコンを選ぶ

オフィスや事務所で使用するパソコンは法人用パソコンを選ぶのがおすすめです。ここでは、法人用パソコンと一般的なコンシューマモデルのパソコンの大きな違いについてご紹介します。

デザイン

個人向けパソコンの場合は、見た目が華やかでスタイリッシュなデザインのものが多く販売されていますが、法人向けパソコンの場合は、デザイン性よりも機能性やセキュリティ性の高さを重視したモデルが多く販売されています。

耐久性

法人用パソコンは、重要なデータを取り扱う機会が多いこと、そして頻繁に外に持ち歩くことを想定して耐久性の高いモデルが多いのも特徴です。万が一落としてしまったり、大きな衝撃があったりしてもデータが紛失しないような強い設計をしています。
さらに法人用パソコンは、パソコンの各パーツの交換などがしやすい設計なのも特徴です。メモリ不足になった場合でも、自分で簡単にメモリを増設できるように配慮がされています。

OS

法人用パソコンと一般用のパソコンは、搭載されているOSが異なることも大きな特徴です。ほとんどの個人用パソコンには「Windows11 Home」が搭載されていますが、法人用パソコンには「Windows11 Pro」が搭載されています。
両者の大きな違いは、OSに搭載されている管理機能です。ドライブ暗号化機能である「BitLocker」やWindows 情報保護、さらにはActive Directoryに参加する機能など、法人用パソコンにはビジネスユースに便利なOS機能が搭載されています。

性能

ほぼ毎日使用する法人用パソコンは、いつでもどのようなシチュエーションでも、効率よく作業できる性能が求められます。
法人用パソコンは、個人向けパソコンと比べて、高性能なCPUが搭載されていたり、グラフィックボードの性能が高かったりとユーザーの高度な要求にもしっかりと対応するスペックを兼ね備えているモデルが多くリリースされているのです。

保証・サポート内容

法人向けパソコンは、個人向けパソコンと比べて保証やサポート内容が充実しています。
企業や事務所で法人用パソコンを導入する場合、リースやレンタル契約をするケースが一般的です。
個人向けパソコンは一般ユーザーを対象にしているため、保証期間が非常に短く、パーツの無償交換期間等も短い傾向があります。しかし、法人用パソコンは、リースやレンタル期間中であれば不具合や故障が生じた場合も、しっかりと対応してくれるのが特徴です。故障が生じた場合も、修理担当者が設置場所まで出向いてその場で修理を行ってくれるので、業務への支障を最小限に抑えることができるでしょう。目の前で修理を行ってくれることで、情報漏洩のリスクも軽減できるというメリットもあります。
メーカーによっては、希望があればサポート期間の延長もできるため、契約や購入の際に事前に確認してください。

付属ソフトウェア

個人向けのパソコンには、様々な体験版のアプリケーションが事前にインストールされていたり、液晶画面の画質やスピーカーが優れているものが搭載されていたりします。
しかし、法人用パソコンの場合はそのような余計な機能が搭載されていません。そのため、不要なソフトウェアをインストールすることによって容量を圧迫すること、そして動作が鈍くなることを防げます。
必要最低限の機能を絞り込んで利用できるのも法人用パソコンの大きな特徴です。

価格

法人用パソコンは、メモリやストレージの容量が大きいこと、そして充実した保証内容などの理由から、個人向けのパソコンよりも高めの価格設定がされています。
少しでも安い価格で利用したいがために、個人向けのパソコンを選んでしまうことで、安定的に作業ができなかったり、情報漏洩するリスクが高まったりするので注意が必要です。

法人用パソコン選びのポイントはセキュリティとトラブル時のサポート

法人用パソコンと個人向けパソコンの違いについて理解できたところで、ここからは法人用パソコンの選び方についてご紹介します。法人用パソコンを選ぶ際は、次の3つのポイントに注意しながらどのパソコンにするか決めるのがおすすめです。

使用用途を明確にする

法人用パソコンを選ぶ際は、使用用途や目的を明確にすることでどのモデルを選ぶべきかがわかります。外に持ち出しをするのであれば、B5サイズのモバイルサイズのモデルが便利ですし、事務用途でオフィスのみで使用する場合は、A4サイズのノートパソコンがおすすめです。
パソコンを使用するシーンを想像しながら、最適なサイズのモデルを選んでください。

必要なスペックを考える

法人用パソコンを選ぶ際に最も重要となるのが、必要なスペックを考えることです。必要なスペックが備わっていないとうまく動作しませんし、必要以上のスペックを搭載したモデルを選んだとしても、動作が重たくなって使いものにならない可能性もあります。事務処理のみで使用するのか、画像や動画編集をするのか、それともプログラミングをメインに使用するのか、用途によって必要なスペックが異なるので注意が必要です。
どの程度のスペックが必要かわからない方は、各メーカーのカスタマーサポートなどで相談してみましょう。

保証内容やサポート内容をチェックする

法人用パソコンを選ぶ際に注目したいのが「保証内容」や「サポート内容」です。例えば、どのモデルにすればいいかわからずに困っている場合に、用途や使用目的に合わせて最適なパソコンを選んでくれるサポートや、購入後に何かトラブルが起こった際にすぐに対応してくれるか、サポート体制が整っているかもチェックしてください。
さらに、パソコンを注文後すぐに納品してくれるかも大切なポイントです。モデルによって納期が異なる場合もありますので、注文時に納期期間についても確認しておきましょう。

法人用パソコンを選ぶ時の注意点

法人用パソコンは、複数台購入、もしくは契約をするためまとまった費用がかかります。そのためパソコン選びに失敗しないためにも、これからご紹介する注意点に留意しながらパソコン選びをしてください。

長時間使用する場合はノングレア液晶を選ぶ

パソコンの画面には、大きく分けて「液晶画面」と「ノングレア液晶」があります。液晶画面は光沢感があり、出力された映像や画像がみやすくなるというメリットがありますが、照明や屋外の光が反射することで画面が見づらくなるのがデメリットです。
そのため、法人用パソコンを契約、購入する際は非光沢のノングレア液晶を選んでいきましょう。

必要以上に高性能なCPUを搭載しない

パソコンの脳味噌であるCPUは、高性能であればあるほど処理速度が上がり、効率的に作業ができるというメリットがあります。
しかし、性能が優れている一方で、多くの情報を処理する必要があることから消費電力が大きくなってしまい、パソコン内部の温度も上昇してしまうことが考えられます。バッテリーを消耗してしまうことで、パソコンの寿命を縮めてしまったり、故障や動作不良を起こしたりする可能性もあるので注意が必要です。
そのため、必要以上に高性能なCPUを搭載したパソコンを選ばないようにしてください。

購入する場合は公式HPからがおすすめ

法人向けパソコンを購入やリース契約をする際は、公式ホームページからの購入をおすすめします。各メーカーのホームページのトップバナー部分に法人向けページにジャンプするリンクが貼ってありますので、そちらからアクセスをして問い合わせてみてください。
複数台契約をする際は価格交渉や納期についての相談も可能です。製品に関する質問などがある場合も、公式サイトから問い合わせましょう。

大量購入できないケースもあるので注意が必要

近年は、法人用パソコンの需要が高まっていることや半導体の生産数が限定されていることなどが原因で法人用パソコンを大量購入できないケースも出てきています。複数台であれば問題ありませんが、一定数以上の台数の契約を検討している場合はなるべく早い段階でメーカーに問い合わせてください。

今回のまとめ

今回は、オフィスや事務所に設置する法人用パソコンの選び方や選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介しました。個人向けパソコンとは、スペックやサポート内容、耐久性、セキュリティ性能など様々な点が異なります。ビジネスシーンで使用する場合は、法人用パソコンの購入やリース契約等を検討してください。
また、法人用パソコンを選ぶ際は、ご紹介した選び方や注意点に留意しながら、最適なスペックのパソコンを選んでいきましょう。
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