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コラム 2022.05.24

オフィス・事務所でプロジェクターの設置場所を決めるときのポイント


オフィス・事務所での業務効率を向上させる上で、プロジェクターの設置は非常に効果的です。しかし、単にプロジェクターがあればよいとは限りません。プロジェクターを上手く活用するには、適切な設置場所を選ぶことが必要です。
本記事では、オフィス・事務所で利用するプロジェクターの設置場所について、重要性や選び方などを解説します。

プロジェクターの設置場所は会議の進捗や作業効率を左右する

オフィス・事務所におけるプロジェクターの設置場所は、業務に大きな影響を与えます。会議の進捗や作業効率などが左右されるため、結果として生産性・モチベーションなども変わるのです。まずは、プロジェクターの設置場所が業務に与える影響について解説します。

セッティングの手間

プロジェクターの設置場所によって、出し入れや細かな調整の必要有無などが変わります。例えば、机や台に置くタイプの場合、毎回出し入れが必要になるとセッティングの手間がかかるでしょう。しかし、毎回細かな調整ができるため、その時々に応じて最適な設置も可能です。このようにセッティングの手間や進め方に大きく影響を与えます。
一方、プロジェクターの使用用途や求める要素が毎回異なる場合、プロジェクターを天吊りに固定されている方が、使い勝手が悪く効率が落ちてしまいかねません。大掛かりな調整が必要なため、むしろセッティングの労力が大きくなるのです。
このように、プロジェクターの設置場所によって、セッティングの進め方が異なります。自社に適した設置場所を選ばなければ、セッティングの手間を必要以上に大きくしてしまうのです。

設置場所周辺の自由度や見た目

プロジェクターの設置にはある程度のスペースが必要です。また、プロジェクターの設置方法によっては機器が目立ち、見た目に大きな影響を与えるケースも少なくありませんので、設置場所周辺をどの程度使うかによっても、適した設置場所が異なります。
例えば、机に資料を多く広げる機会が多い場合、机に設置するタイプのプロジェクターでは邪魔になってしまう恐れが大きいです。プロジェクターを使って投影しながら資料を広げることが難しくなり、会議の進捗や作業の効率が落ちてしまう可能性があります。
天井から吊る設置方法や壁側に設置すれば、スペースを占めて邪魔になってしまう可能性は低くなるでしょう。しかし、設置場所や周辺の様子によっては、プロジェクターが目立ってしまう事態が起こり得ます。オフィス・事務所の雰囲気に力を入れている場合、プロジェクターの設置による見た目の変化にも注意が必要です。必要なタイミングで出し入れできるプロジェクターや、机に設置する方法が適しているオフィス・事務所もあります。
このように、プロジェクターの設置の仕方によって、周辺にさまざまな影響を与えることを知っておきましょう。自由度の高さや見た目の変化などに注意が必要です。

それぞれのオフィス・事務所に最適なプロジェクターを選ぼう

プロジェクターの設置場所にはいくつかの候補があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。ここでは、設置場所の具体例および細かな特徴について、詳しく解説します。

机や台に設置する方法

プロジェクターを机や台に設置する方法は、非常に手軽かつ安価です。業者による施工やDIYなどの必要がなく、使うタイミングで出し入れできます。それほど大きな機器ではないため、持ち運びも比較的容易で、プロジェクターを設置するための広いスペースがない場合や、プロジェクターの使用頻度が低い場合に適しています。
ただし、机や台に設置する方法では、使用するたびに設置やピント調整などセッティングの時間が必要です。慣れないうちはセッティングで手間取ってしまう恐れや、投影中にちょっとした衝撃でピントがずれてしまうケースもあるので注意しなければなりません。
ミーティング専用のスペースがない、プロジェクターの使用頻度が少ないため使わないときはしまっておきたいなどといった場合は、毎回出し入れする方法が便利です。一方で、セッティングの労力を小さくしたい場合や、プロジェクターを使う回数が多い場合には、毎回出し入れするのでは非効率的でしょう。

壁に設置する方法

壁に固定された棚や、壁際にプロジェクター専用の設置場所を設ける方法です。機器が壁際に固定されていれば、必要以上に場所を取らないため、業務にそれほど影響を与えません。一度設置すれば毎回の出し入れや調整なども必要ないため、プロジェクター利用にあたっての手間が小さくなる傾向です。
しかし、オフィス・事務所のレイアウトによっては、壁に設置する方法ができないケースがあります。一見適した壁や棚があっても、投影距離の都合で上手くいかない可能性もあるでしょう。新たに設置場所を用意するのであれば、工事やDIYなどのために費用・労力が発生します。
壁側にプロジェクター設置に適した場所がある場合は、プロジェクターの設置場所として活用するのもよい方法です。壁側によい場所がない、設置するために要する費用や労力が大きすぎる場合には、別の設置場所を選んだ方が効率的な可能性があります。

天井から吊るす方法

プロジェクターを天井から吊るす方法は、広いミーティングスペースやセミナールームなどで多く採用されています。執務スペースの一角にスクリーンと天吊りプロジェクターを設置するケースも少なくありません。天吊りは一度設置すれば出し入れや調整が不要なため、手間が非常に小さくて済みます。また、コード類も天井にまとまっているため、動線への影響もありません。ミーティングを多く行う、もしくはミーティングなどに使う専用のスペースを設ける場合には、天吊りでの設置が効率的です。
しかし、天吊りの場合、自身で設置・調整をするには大きな労力が必要ですし、一度固定したあとは調整が難しいため、細かな部分まで注意する必要があります。専門業者に依頼する場合は、施工費用がかかるため費用負担が大きくなる点にも要注意です。

プロジェクターを設置するときの注意点

プロジェクターの設置場所には複数の候補があり、それぞれメリット・デメリットが存在します。目的やオフィス・事務所の特徴によって適した設置場所が異なる点も、押さえておきたいポイントです。もしメリットだけを考えて設置場所を決めてしまうと、思わぬデメリットが原因で作業効率の低下を招いてしまう恐れがあるのでご注意ください。オフィス・事務所でプロジェクターを設置するときの注意点を紹介します。

優先させたいことを決める

プロジェクターを満足できる場所に設置するためには、プロジェクター設置において優先させたいことの明確化が必要です。さまざまな設置場所がある中で、それぞれにメリット・デメリットが存在します。自社が何を優先するか、どのような要素を求めるかがハッキリすれば、プロジェクター設置後のトラブルを防ぎやすくなるでしょう。

設置の際は小まめな確認・調整を行う

プロジェクターを天井に固定する方法や壁側に設置する方法などの場合、設置後の出し入れや調整が不要で手間が小さいです。一方で、最初の設置が上手くいかないと、投影が歪んでしまう、見にくくなるなどの恐れがあります。そのため設置する際は、いくつかのポイントに注意し、細かく確認・調整をしながら進めると安心です。設置の際に確認したいポイントとして以下のことが挙げられます。

プロジェクターレンズの場所

プロジェクターのレンズ面が、投影するスクリーンや壁などの中央になるよう設置しましょう。レンズがずれてしまうと、投影された画面が見にくくなってしまいかねません。なお、プロジェクター機器によっては、レンズの向きを調整できる機能があります

投影させる画面に合わせて適切な距離に設置する

理想とする投影画面のサイズやプロジェクターの種類によって、適切な投影距離(プロジェクターとスクリーンまでの距離)が異なります。見やすい画面になるよう、機器の仕様や映し出された様子などを確認しながら調整しましょう。

映像モードも確認しておく

多くのプロジェクターには「映像モード」といった名称で、コントラストや明るさなどを調整できる機能がついています。モードによって投影画面の雰囲気が大きく変わり、進捗や効率にも影響を与えます。適切なモードを選択できるよう、事前に映像モードの種類や画面の雰囲気を確認しておくと安心です。
プロジェクター設置の際に随時確認および調整をすれば、設置後のトラブルを防ぎやすくなります。

工事が必要な場合、事前の手続きやスケジュール調整を

プロジェクターの設置方法によっては、専門業者による施工が必要です。天吊りでしっかり固定する場合や、設置するため新たに棚を設置する場合などが挙げられます。
賃貸オフィス・事務所を利用している場合、プロジェクター設置工事のためには管理会社への確認・許可取りが必要です。勝手に施工を進めてしまうと、大きなトラブルに発展する恐れがありますので、工事ができるか確認した上で、施工依頼を進めるのが現実的です。煩雑な手続きが必要、許可を得られるまでに時間がかかるケースもあるため、注意しなければなりません。
施工を実施するスケジュールについても、事前にしっかりとした計画が大切です。オフィス・事務所に業者が出入りし工事が行われている状態は、多少なりとも業務に影響を与えます。また、対応できる業務に制限が発生するケースも否定できません。そのため、重要性の高い業務を行う時期や繁忙期などの施工は避けた方が無難です。業務との兼ね合いを考慮しつつ、なるべく影響の少ない時期に合わせてスケジュールを決定しましょう。

今回のまとめ

オフィス・事務所でプロジェクターを利用するのであれば、設置方法や場所に注意が必要です。設置場所によってメリット・デメリットや適したオフィスが異なるため、自社のプロジェクター使用頻度や、求める条件を明確にした上で設置場所を決めることをおすすめします。
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