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コラム 2022.01.12

海外のオフィス・事務所向け超高層ビルを紹介!【韓国編】

K-POPや韓国ドラマ、韓国メイクなど大衆文化が世界中から注目されている韓国。韓国の経済の中心であるソウル特別市には現在、多くの高層ビルを見ることができます。今回は、その中でも「63ビル」・「ポスコタワー」・「ロッテワールドタワー」の3棟の超高層ビルについて紹介します。

【目次】
1.「63ビル」の概要
2.「ポスコタワー-松島」の概要
3.「ロッテワールドタワー」の概要
4.今回のまとめ

「63ビル」の概要

63ビルは、ソウル市ヨイドのハンガン前に立地する超高層ビルで、地上60階建て高さが249mの超高層ビルです。ヨイドは、国会議事堂や証券会社が多く集まる地区で、63ビルはソウル市のランドマーク的建物の一つとして、観光スポットとしても人気です。建物の壁面には24金でコーティングした特殊ガラスを採用しており、日中に太陽の光を浴びると輝くことから、ゴールデンタワーとも呼ばれています。
この建物は1985年に完成し、それまでアジアで最も高い高層ビルだった日本の「サンシャイン60」を越し、1986年までアジアで最も高いビルになりました。この建物の地下には水族館やシアター、フードコートがあり一般客も多く訪れます。最上階には展望台もあるため、デートスポットとしても人気です。63ビルはオフィスフロアが建物の中間層にあります。高層階はレストランや展望台があり、低層階は63コンベンションセンターやコンビニ・銀行などが入居しています。現在、この建物にはさまざまな企業が入居していますが、企業名に関しては情報がありません。

「ポスコタワー-松島」の概要

ポスコタワー-松島は韓国の西北部の都市、インチョン広域市に位置する臨海開発地区、松島新都市に位置します。インチョン広域市は、韓国を代表する湾岸都市の一つで、ソウル・プサン広域市に次、韓国で3番目に人口が多い都市です。この建物は地上68階建ての超高層ビルで建設工事は2006年に着工しましたが、しばらく保留となり、開業は2014年になりました。完成した当時は韓国で最も高い超高層ビルで、当時は北東アジア貿易タワーの名称で知られていました。
この建物は6~24階がクラスAのオフィスフロアで、25~36階がホテルです。また、37~62階には高級マンション、63~65階には展望台とレストランがあります。この建物の主な入居企業は韓国最大の鉄鋼メーカーであるポスコグループの商社、ポスコインターナショナルです。ポスコグループは2014年にこの建物に本社入居を目的に投資したため、建物の名称が2017年からポスコタワー-松島に変更されました。

「ロッテワールドタワー」の概要

ロッテワールドタワーはソウル特別市松波区に位置する韓国で最も高く、世界で6番目に高い超高層ビルです。地上123階建てで高さは555mあります。ソウルの新しいランドマークとなったこの建物は2017年に開業しました。1987年に建設案が持ち上がり、デザインや設計案が計20回以上変更されたのちに、2010年にようやく建設工事が始まりました。
非常に多くの年月をかけて計画・建築されたこのビルは、ロッテグループのランドマークだけでなく、新たな観光地としても注目を集めています。建物はオフィスの他にホテル・商業施設・展望台・マンションから構成されています。オフィスフロアは14~38階と105~114階です。低層階には、ロッテワールドモールや、ロッテコンサートホール・ロッテシネマ・ロッテミュージアムとロッテ系列の施設が多く入居しています。
建物は、非常階段が基準よりも25%広く、火災が発生した場合もエレベーターは避難用に転換されるなど、最先端の安全技術を備えています。顔認証システムなどの最先端のセキュリティーシステムや、対テロチームが24時間常駐するなど、セキュリティに強化している点も建物のアピールポイントです。

今回のまとめ

韓国には2017年に開業したロッテグループの超高層ビルをはじめ、ビジネス街には多くの高層ビルが立ち並びます。紹介した超高層ビルの一つ、ロッテワールドタワーは外国人観光客にも知られています。アジアの先進国の一つであり、経済的に大きく成長しているこの国に、日本企業も今後より一層進出していくことでしょう。

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