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コラム 2021.11.17

ユニークな福利厚生制度「カヤックのライバル指名制度 」

事業者が従業員に福利厚生を支給することは、一部法律で義務付けられています。事業者が費用を負担してまで、従業員に手厚い福利厚生を支給することのメリットやデメリットは何でしょうか。非常にユニークな福利厚生を支給する企業が増えている中で、今回は「株式会社カヤック」の「ライバル指名制度」について紹介します。

【目次】
1.「福利厚生制度」のメリットやデメリット
2.ユニークな福利厚生制度を設けるカヤックとは?
3.ユニークな福利厚生制度「ライバル指名制度」とは?
4.今回のまとめ

「福利厚生制度」のメリットやデメリット

「福利厚生制度」は、事業者が従業員に支給する賃金や給料以外のサポート制度のことです。福利厚生は従業員だけでなく、一般的にその家族も恩恵を受けられます。福利厚生制度には2種類あり、その1つは法律で事業者が費用を負担することが義務付けられています。法律で義務付けられているのは「法定福利厚生」で、健康保険や厚生年金保険・雇用保険などがそれに当たります。もう1つは「法定外福利厚生」で、これは会社が独自で支給している福利厚生です。一般的には交通費や健康診断・特別休暇などがありますが、最近では大手企業を中心に非常にユニークな法定外福利厚生を支給している会社も多くあります。
福利厚生制度のメリットは、従業員の満足度や向上心を高めることです。従業員の安定した生活や快適な職場環境をサポートすれば、優秀な人材の定着率も上げることができます。一方で費用の負担や管理がデメリットになりますが、充実した福利厚生で従業員の団結力が高まれば生産性向上にもつながるため、デメリットよりもメリットの方がはるかに大きいと言えます。

ユニークな福利厚生制度を設けるカヤックとは?

「株式会社カヤック」は、神奈川県鎌倉市を本社に置く、面白いコンテンツ事業を行っている会社です。1998年に設立され、当時から面白い会社にしようと「面白法人カヤック」と名付けられました。カヤックは面白い会社にするだけでなく、周囲からも面白いと言われ、誰かの人生も面白くすることを目指しています。
カヤックの経営理念は「つくる人を増やす」です。「世の中を面白くして、みんなが面白く生きれるために貢献する」には、つくる人を増やす。これがカヤックの考えです。そのため、社内では社員に主体的に関わる機会を与え、自らが会社のリーダーだと感じてもらえる状態を作っています。カヤックは面白い会社であるためには、アイデアが豊富にないといけないと考え、ブレインストーミング、つまりアイデアを出すことにも強化しています。ブレインストーミングをすることで、上司や部下が隔たりなくアイデアを出し合い、人間関係を円満にすることにもつながっているようです。

ユニークな福利厚生制度「ライバル指名制度」とは?

アイデアを出し合うことに強化している「株式会社カヤック」は、いくつかのユニークな福利厚生制度を設けています。その1つが「ライバル指名制度」です。これは、ある社員が他の1人の社員をライバルとして指名して、半年後に全社員の投票で勝者を決めるという制度です。これは他人との競争を楽しむことを目的に導入されました。実際にライバル指名された社員によると、ライバル指名されたことでモチベーションが上がる、自分にない相手のいいことろを発見できるなどの効果があったようです。また、相手に勝つためでなく、自分にさらに自信をつけるきっかけにもなったようです。
勝者には賞金3万9千円が授与されます。この制度は、他人との競争を楽しむことで社員がさらに成長するとして、しばらく続いていました。しかし、いいライバルを認定し続けることが難しくなったことを理由に、現在は制度を終了しています。

今回のまとめ

面白い会社を目指す「株式会社カヤック」は、1人の社員をライバルに指名して、全社員で半年後に投票。勝者には賞金3万9千円授与するというユニークな制度を設けていました。しかし、現在はライバルを見つけることが難しくなったことが理由で、この制度は終了しています。現在は終了していますが、この制度は自分を見つめ、自信をつけるためのよい機会になったと多くの社員は感じているようです。