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コラム 2021.09.22

全国の貸店舗・テナントの家賃(坪単価)相場【青森県】

本州の最北端に位置する青森県は、八甲田山を挟んで日本海側と太平洋側で異なる気候の傾向がみられます。日本海側には、世界遺産に認定されている白神山地や津軽半島があり、太平洋側には下北半島や丘陵台地が広がっています。弘前城の桜や奥入瀬渓流の新緑、全国5位の温泉数、夏に開かれる祭りなど、さまざまな楽しみを選べます。農林水産業もさかんで、日本の食料自給を支えている代表的な県です。そんな青森県における、貸店舗やテナントの家賃相場を解説します。

【目次】
1.青森県の基本情報と地域ごとの特色
2.青森県における貸店舗・テナント需要の傾向は?
3.青森市における貸店舗・テナントの家賃相場は?
4.今回のまとめ

青森県の基本情報と地域ごとの特色

青森県は、本州の最北端に位置しており、津軽海峡を挟んで北海道と隣り合っています。海と山に囲まれ、世界遺産である白神山地をはじめ八甲田山、十和田湖、奥入瀬渓流などの景勝地や、良質の温泉が各地に点在しています。また、縄文時代の遺跡が多数発見されていることも有名で、青森が歩んできた歴史を垣間見ることができます。夏になると、各地で夏祭りが開かれ、特にねぶた・ねぷた祭は世界的に有名です。
県内は、大きく青森・津軽・南部・下北の4地域に分類され、方言も地域ごとで異なる特徴があります。青森県の方言は独特で、初めて耳にする人は聞き取りにくいかも知れません。

青森県における貸店舗・テナント需要の傾向は?

青森県内で、貸店舗やテナント物件があるのは、青森市・弘前市・八戸市の3市が大半です。この中でもっとも物件が多いのは、県庁所在地である青森市で、東北・北海道新幹線の停車駅である新青森駅があります。ただ、賃貸テナントが多いのは、新青森駅周辺ではなく、JR在来線が通る青森駅周辺なのです。両駅間は4㎞ほど離れており、JR奥羽本線の普通列車に乗車すると6分かかります。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、青森県内における2020年7月時点での基準地価は下落しました。コロナ収束の兆しが見えず、雇用環境やオフィスの需要も先が読めないことで、下落率が拡大しているのです。売上の減少により、閉店する店舗も増えており、貸店舗やテナントは苦しい状況だと言わざるを得ないでしょう。
青森県では、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた適切な対策をとっている飲食店に対して、設備投資の補助金を交付する制度を設けています。このような制度を最大限活用して、売上をカバーしたいものです。

青森市における貸店舗・テナントの家賃相場は?

青森市は、四方を山と海に囲まれた特殊な地形であるため、世界一雪が積もる都市といわれています。ただ、市街地では融雪施設の設置支援制度や、小型除雪機の貸し出しなどの対策がとられています。青森市における、貸店舗やテナントの家賃相場は、坪あたり5,000円台から8,000円台が中心となって推移しています。
確認できた物件の多くは、青森駅から徒歩圏内の立地です。また、青森市内には市営バスが運行されており、バスを使った移動もできるため、バス停の近くにある物件も便利です。駅の近くには国道4号線が通り、国道沿いにはオフィスビルが多数立ち並んでいます。ビルによっては、機械式駐車場が付属しているところもあり、冬場に駐車場の雪下ろしや雪かきなどの作業が不要です。

今回のまとめ

青森県内で、貸店舗やテナントを探す際は、青森駅周辺で検索するのが最も物件数が多く見つかります。築年数はある程度経過しているものの、新耐震基準を満たした物件がほとんどですので、安心して利用できます。

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