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コラム 2021.09.11

海外オフィス・事務所の最新トレンド【タイ編】


タイは熱帯に位置する東南アジアの国であり、経済の成長が著しい国の一つに数えられています。親日国としても知られ、日本と親交が深いことを知っている人も多いでしょう。日本からは直行便で、首都バンコクまで約5時間の距離にあります。これからタイに進出を考えている人向けに、タイの基本情報や賃貸オフィス・事務所の需要やトレンドなどについて見ていきましょう。

【目次】
1.タイの基本情報
2.タイの賃貸オフィス・事務所市場の変化
3.タイのオフィス・事務所の最新トレンド
4.今回のまとめ

タイの基本情報

タイはインドシナ半島の中央にあり、隣接する国はミャンマー・マレーシア・ラオス・カンボジアなどです。人口は約6800万人、面積は約51.4万平方kmで、日本の約1.4倍の広さがあります。仏教の国としても知られ、国民のほとんどが仏教徒です。首都バンコクは、タイの中南部チャオプラヤ川の三角州に位置しています。
日本とは古くから交流があり、およそ600年以上も親交を続けてきました。外国資本を導入することで、経済発展を続けており、日系企業の進出もめざましく、タイで活動している日系企業は約5800社にも及びます。近年は日本語の教育機関も増加傾向です。
熱帯モンスーン気候に属し、季節は雨季・寒季・夏季に分かれています。年間を通し温暖で、年間平均気温は29℃前後となっており、日本の春にあたる3~5月がタイの夏季にあたり、40℃を超える日も珍しくありません。主要産業は観光業・製造業・農業で、自動車・コンピューター・電子部品などが主に製造されています。

タイの賃貸オフィス・事務所市場の変化

タイの首都バンコクは東南アジアの中でも、シンガポールやマレーシアの首都クアラルンプールなどに比べると、賃貸オフィスの賃料は安い傾向にありました。しかし、近年「BTS」や「MRT」などの都市交通網が発達したことで都心部の駅周辺のオフィス開発が盛んになり、オフィスの賃料は上昇しています。需要の高まりとともに、続々とオフィス開発が行われてきました。近年は古いオフィスビルの利用が減り、新しくグレードが高いオフィスビルの利用が増えています。
中心業務地区の賃料の上昇は目立っていますが、賃料が高騰していても、高い入居率を誇っていることが特徴です。今後も、駅から至近距離にあり立地が良いオフィスビルの人気は続く見込みとなっています。

タイのオフィス・事務所の最新トレンド

海外企業の進出が増えるにつれ、従来のオフィスのスタイルだけでなく、短期レンタルオフィスやコワーキングスペースなども活用されています。移転にあたってほとんどの企業が賃貸オフィスを探すことになりますが、バンコクでは立地が良いオフィスビルの需要が高く競争率は決して低くありません。オフィスが見つかるまで、ひとまずレンタルオフィスを拠点にする企業もあります。
バンコクの中心部にあるグレードが高いオフィスビルは、オープンからまだそれほど多くの時間が経過していないため、新しく近代的な雰囲気です。新規に開発されたビルの中には、オフィスフロアが高級ホテルのようにおしゃれな内装となっている場合もあります。オフィススペースにセキュリティゲートが設けられ、安全面を高めているビルも見つかるでしょう。

今回のまとめ

タイは東南アジアにある国で、年間を通して暖かい場所にあります。主要な産業である製造業の発展が目立ち、生産の拠点として多くの海外企業が進出している傾向です。主な製造品は、自動車や電子部品などがあります。バンコクの都市交通網の発達とともに、都市部のオフィスの賃料は値上がりしてきました。近代的でグレードが高いオフィスビルが続々と誕生しており、駅に近い場所にある物件ほど人気が高く、賃料も高い傾向にあります。

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