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コラム 2021.07.28

貸店舗・テナントで盗難が発生したときの対処法

防犯カメラの設置や防犯システムの導入例が増えるとともに、テナントでの盗難被害は減ってきているものの、依然として被害は後を絶ちません。これには、一般住居に比べ侵入しやすいというテナント特有の事情も関わっているようです。残念ながらどれだけ気をつけていても盗難リスクをゼロにはできないのが現実である中、実際に盗難被害にあった場合にはどのように対処すればよいのでしょうか。貸店舗・テナントで盗難が発生したときの対処法について確認しておきましょう。

【目次】
1.実は盗みに入りやすい店舗・テナント
2.被害に気づいたら、まず警察に通報を
3.貸主あるいは管理会社に連絡する
4.盗まれた品に応じて対処する
5.保険金請求をする
6.今回のまとめ

実は盗みに入りやすい店舗・テナント

棚卸しや残業などイレギュラーな事情で営業時間外に人が残っていることはあっても、深夜の時間帯や定休日は基本的に無人となる場所がテナントです。そういった無人のタイミングを狙えば大変侵入しやすいといえ、実際に新型コロナウイルス感染拡大により臨時休業したり時短営業に切り替えたりした店舗における盗難被害が続出しているそうです。
また、商業施設や雑居ビルなどはお客様や各種業者など不特定多数の人が出入りするのがごく普通です。盗難犯が下見に訪れるのは容易ですし、フロアに人が少なくなる時間帯に付近をうろついたからといって不審者扱いされる心配は少ないといえます。泥棒からしてみれば、店舗・テナントは侵入しやすい場所なのです。

被害に気づいたら、まず警察に通報を

出勤して被害にあったことに気づいたら、まずは警察に通報しましょう。
窓が割られている、入口の鍵が壊されているなどの異変に気づいた段階では盗まれたものがあるかどうかまではまだわかりませんが、それは警察が到着した後でも確認できることです。犯人がまだ潜んでいる可能性もありますので、最悪の場合身に危険が及びかねません。現場検証のために現場の状態を保存する意味でも、中に立ち入ったり物に触ったりせずに警察の到着を待ちましょう。

貸主あるいは管理会社に連絡する

貸主あるいは管理会社に盗難被害について知らせます。割られた窓ガラスや壊された鍵といった建物の被害を連絡する必要があるだけでなく、他テナントへの注意喚起やビル全体の防犯対策の強化を促すことにもなります。

盗まれた品に応じて対処する

金融機関の通帳やカードなどが盗まれた場合には、すぐに金融機関へ届け出ます。手形が盗まれた場合、それが受取手形であれば振出人から届け出てもらう必要がありますので、振出人に届け出を依頼します。(盗まれた手形が悪用されるのを防ぐため、簡易裁判所に申し立てて公示催告手続きも取りましょう)
リースしている複合機などが盗まれた場合はリース会社に連絡します。リース契約には動産保険が自動付帯されていることが一般的で、盗難も補償対象となっているため通常ユーザー側に負担が発生することはありませんが、連絡は必要です。

保険金請求をする

店舗総合保険では、盗難による損失に対する補償も対象となっていることが一般的です。警察対応、破損箇所の修繕や片付けなどが落ち着いたら、保険会社に保険金請求しましょう。なお、保険金請求に当たっては、警察に盗難届を提出すると発行される盗難届出証明書が必要です。

今回のまとめ

店舗・テナントが盗難被害にあった場合、まずすべきことは警察への通報です。被害状況の確認は警察による現場検証後となります。保険金請求は、ひと通りの対応が完了した後に行えば問題ありません。実は盗難被害が少なくない店舗・テナントですので、セキュリティーシステムを導入するなどの対策をぜひ検討してみましょう。