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コラム 2021.06.02

オフィス・事務所を土足禁止にするメリット・デメリット


オフィスは土足で出入りし、仕事のある日は一日中靴で過ごすというスタイルが今までは一般的でしたが、近年ではオフィス・事務所を土足禁止にするところも多くなってきました。一日中靴を履いていると、蒸れたり足が痛くなったりすることも多いでしょう。何より、土足だと外からさまざまな菌や汚れを社内に持ち込むことになるため、衛生的に良くないとされているのです。特に、スタートアップ企業やクリエイティブ系の会社では、リラックスして仕事をするために土足禁止にしているところも多いでしょう。
今回は、オフィス・事務所を土足禁止にするメリットとデメリットは何か、解説していきます。

【目次】
1.オフィス・事務所を土足禁止にするメリット
2.オフィス・事務所を土足禁止にするデメリット
3.土足禁止エリアを分ける
4.今回のまとめ

オフィス・事務所を土足禁止にするメリット

オフィスで土足を禁止し、スリッパに変えることの最大のメリットは、社内の衛生面の強化ができることでしょう。汚れや菌の付着した状態の靴を社内に持ち込まなければ、掃除の手間が省け、社内をきれいに保つことができます。掃除の手間がない分、本来の仕事に集中できるでしょう。土足を禁止し、スリッパで仕事をすることの次のメリットは、リラックス効果です。同じ靴を一日中履いていると、靴の中が蒸れたり、足がむくんだりすることでしょう。
社内では靴をスリッパにすることで、そのストレスから解放され、家にいるかのようにリラックスできます。リラックスすることでアイデアが湧いてくると、クリエイティブ系の人からは特に評判がいいようです。

リモートワークの増加

昨今ではリモートワークの増加に伴い、出社の必要がなく環境が整っているなら、在宅で仕事をしたいという人も増えています。それならば、会社を家のようにリラックスできる環境にすることで、会社に来たいと思ってもらおうという動きもあるようです。できるだけ家に近い環境を作ることで、在宅時と同じようにリラックスできる、開放感のあるオフィスで仕事をしてもらおうということでしょう。

オフィス・事務所を土足禁止にするデメリット

土足禁止にするデメリットは、土足禁止にするために必要なものの「導入コスト」がかかることでしょう。
例えば、今まで土足だったフロアをそのまま土足禁止のフロアにするわけにはいきません。土足だったフロアは今まで汚い靴で出入りしていたため、菌や汚れがこびりついている状態です。そのフロアでそのままスリッパを履いても、衛生的に問題があります。そのため、タイルカーペットは張替えが必要でしょう。業者に清掃を頼むことも可能ですが、それよりどうせ土足禁止にするのなら、新品の少しクッション性のあるカーペットなどに変えた方が効果的です。

靴とスリッパの管理

土足禁止にすると、靴とスリッパを履き替えるスペースと、下駄箱やロッカールームなどの、履き替えた靴を収納する場所が必要になってきます。また、社員だけでなく来客に対しても土足禁止にするのかという問題もあるでしょう。スリッパを会社で揃えた場合は、水虫などの感染症が移らないように、脱いだスリッパを消毒する必要も出てきそうです。室内履きは各自用意して管理をするのか、会社として来客用も社員用も統一して揃えるのかなども考えなくてはいけません。
このように、土足禁止を導入した際のコストがかかること、靴とスリッパの管理が必要になってくることが、オフィス・事務所を土足禁止にするデメリットと言えるでしょう。

土足禁止エリアを分ける

土足禁止を導入する際に、全社土足禁止にするのではなく、社内で土足禁止エリアとそうでないエリアを分けるというのもいいかもしれません。土足のエリアは集中して仕事をこなす場所とし、土足禁止のエリアはリラックスしてくつろぐための場所とすれば、仕事中でもメリハリをつけやすいでしょう。業務効率がアップし、生産性も上がりそうです。

今回のまとめ

今回は、オフィス・事務所を土足禁止にするメリット・デメリットをお伝えしました。土足禁止の導入コストと、その後の生産性アップの可能性を合わせて考え、会社にとって最善の選択ができるといいでしょう。

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