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コラム 2021.05.06

湿気の多い日でも快適なオフィス・事務所に保つ方法


梅雨など湿気の高い時期には、オフィス・事務所空間の不快度が増し、作業効率にも少なからず影響します。また、湿気はOA機器の大敵でもあります。今回は、湿気の多い日にもオフィス・事務所を快適な空間とするための方法を見ていきましょう。

【目次】
1.湿気が多いと人にも機器にも問題発生
2.【湿気対策方法1】換気する
3.【湿気対策方法2】除湿機を使う
4.【湿気対策方法3】調湿機能付き空調を導入する
5.湿度が下がると暑さも和らぐ
6.今回のまとめ

湿気が多いと人にも機器にも問題発生

人が快適に過ごせる湿度は、季節によっても変わりますが、概ね50%前後です。オフィス・事務所の湿度は低くても35%、高くても60%程度かせいぜい70%までというのが目安となるでしょう。つまり、一般に湿度が70%を超える辺りになると「湿気が多くて不快」と感じられるということです。
湿度が高いと、蒸し蒸しとして暑く感じられるという体感面だけでなく、カビが生えやすくなるという問題も。オフィス・事務所に欠かせないOA機器の不具合にもつながりますので、そうした観点からも何らかの対策が必要となってきます。

【湿気対策方法1】換気する

オフィス・事務所は、季節を問わず窓は閉めたままということも多い空間ですが、換気は新鮮な空気を取り入れるというだけでなく、湿気対策としても有効な方法です。
こもった空気を効率的に入れ替えて素早く湿気を飛ばすには、2ヶ所以上の窓を開けて風が抜ける通り道を作るのがポイントです。向かい合った位置にある窓を開ければさらに風が抜けやすくなります。1ヶ所しか窓を開けられない場合には、サーキュレーターや扇風機で風を送り、換気を促進するとよいでしょう。

【湿気対策方法2】除湿機を使う

窓を開けることのできない高層ビルなどでは、除湿機を使った湿気対策がおすすめです。家庭用の除湿機よりも強力で、広範囲の除湿が可能な業務用除湿機には、比較的小型の製品もあります。天井から吊るすタイプの除湿機もありますので、スペースにあまり余裕がないという場合でも検討の余地はあるでしょう。
また、水分を屋外へ排出する方式の除湿機なら、溜まった水を捨てる作業が不要で手間がかかりません。

【湿気対策方法3】調湿機能付き空調を導入する

大がかりとはなりますが、外気処理ユニットを組み込むなどして調湿機能を持たせた空調システムを導入するという方法もあります。この場合、湿度の高い梅雨時や夏場には除湿し、乾燥する冬場には加湿することで、年間を通じて快適な湿度を保つという考え方になります。

湿度が下がると暑さも和らぐ

湿度が下がると、暑さをしのぎやすくなります。エアコンを除湿運転にしただけで涼しく感じられたり、日本と同じ気温なのに海外の南国リゾートは快適だったりといった経験があるのではないでしょうか。湿度が低ければ汗が蒸発しやすく、多少気温が高くてもそこまで暑く感じられないためです。つまり、湿気をうまく抑えられれば、室温設定を少し上げられ、空調にかかる電気料金を抑えられる可能性があるともいえるでしょう。

今回のまとめ

湿度コントロールすることは快適なオフィス・事務所空間を保つことに直結します。梅雨時や夏場の湿気と上手につきあい、働きやすい環境づくりを目指したいですね。

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