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愛知県の東部に位置する新城市は、県内で2番目に広い面積を有しているところです。市域の80％以上が、山間部を形成する緑に覆われ、自然豊かな土地の源となっています。鳳来寺山や桜淵公園など、全国に知られる観光地があるほか、1,300年の歴史を持つ湯谷温泉、国定公園の指定区域など、自然の景観を存分に楽しめる土地柄です。
そんな新城市における賃貸オフィスの家賃相場はどのくらいなのか、調べてみましょう。

【目次】
1.新城市とはどんなところなの？
2.新城市における賃貸オフィスの家賃相場はどのくらい？
3.新城市でさかんな産業は？
4.今回のまとめ

新城市とはどんなところなの？

愛知県・東三河の中央に位置している新城市は、東は静岡県と県境をなしています。2005年（平成17年）10月に、もともとあった新城市が鳳来町および作手村と新設合併し、新制新城市として誕生しました。合併により、市域が大幅に広がり、県内で2番目に広い面積を持つ市となったのです。
新城市といえば、国の名勝にも指定されている鳳来寺山（標高695m）が有名です。愛知県の鳥にも指定されている「コノハズク」（霊鳥仏法僧）の生息地であり、山の中腹にある鳳来寺は703年に利修という仙人が開山したとされています。伝統芸能が多く伝わる地域でもあり、素人歌舞伎や新城田楽、信玄原の火おんどりなど、歴史の深い伝統が今に受け継がれているのです。さらに、長篠・設楽原の戦いでも知られる地であることから、5月に開かれる「長篠合戦のぼりまつり」や、7月の「設楽原決戦場まつり」では、火縄銃の実演も行われます。
市内を通る新東名高速道路の「長篠設楽原パーキングエリア」（下り）の敷地内には、物見櫓やのぼり旗、馬防柵などが再現されています。

新城市における賃貸オフィスの家賃相場はどのくらい？

新城市で賃貸オフィスが見られるのは、JR飯田線から国道151号線の周辺が多いようです。新城市は、市域の大半が山地および緑であり、宅地および道路は市域のわずか3％となっています。賃貸オフィスを構えられるのは、新城地区の限られた地域となるため、新城市で希望に近い物件があれば早めに検討すると良いでしょう。
新城市における賃貸オフィスの家賃相場は、間取りによって大きく異なり、坪あたり2,000円台から10,000円台まで幅広くなっています。
自然あふれる土地で事業を拡げていこうとお考えの方には、新城市の中でも新城地区は気候も温暖であり、積雪もほとんどないことから、過ごしやすい土地といえるでしょう。物件を探す段階から、車は必須ですので、レンタカーなどの手配も必要となります。

新城市でさかんな産業は？

新城市は、山の恵みを受けて、きれいな空気と美味しい水に恵まれていることから、多くの特産品があります。いちご、しいたけ、自然薯、トマト、鮎、鳳来牛、八名丸さといも、お茶、ほうれん草、梅加工品、ミネアサヒ（米）、五平餅、巨峰など、どれも絶品の味わいです。食べ物のほかにも、鳳来寺硯、三河材（ヒノキ・スギ）、鉢花などにおいても、全国へ出荷されています。
新城市内には、7か所の企業団地がありますが、これらは戦後に造成されたものです。それまで農業中心であった産業が、一部の工業団地で県の協力も仰いだうえで転換を遂げ、急成長したのです。製造業を中心とした企業が立ち並び、高速道路からも近いことから成長を続けています。

今回のまとめ

新城市で提供されている賃貸オフィス物件の数は少なく、希望の物件がすぐに見つからない可能性もあります。近隣の市も含めて検討していくのも、物件を見つける手段となるでしょう。