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コラム 2021.04.14

撮影スタジオを持つなら都心部と郊外どちらでテナントを賃貸すべきか?


撮影スタジオを持つなら都心部と郊外どちらでテナントを賃貸すべきか?
撮影スタジオをどこに構えるかは、カメラマンにとって仕事の効率や顧客獲得の数を左右する重要なポイントです。テナントを借りて開業するとなれば、初期費用や賃料を予算内に収める必要があります。そこで今回は、撮影スタジオを持つなら都心部・郊外のどちらがいいのかを、それぞれのメリット・デメリットを見ながら解説します。

【目次】
1.都心部で撮影スタジオを持つメリット・デメリットとは?
2.郊外で撮影スタジオを持つメリット・デメリットとは?
3.撮影スタジオを持つ目的に合わせたテナント探しを!
4.今回のまとめ

都心部で撮影スタジオを持つメリット・デメリットとは?

撮影スタジオには幅広いニーズがあります。人口が密集する都心部で出店すれば、その多種多様なニーズに応えながら業績を伸ばすことができるかもしれません。ここでは、都心部でテナントを賃貸して撮影スタジオを開くメリット・デメリットをご紹介します。

都心部で撮影スタジオを持つメリット

都心は人口が豊富でそれに比例して写真撮影のニーズが生じるため、スタジオの売上を伸ばしやすいと言えます。企業や地域住民が多いので営業先や新たな仕事の分野を開拓したり、販路を拡大したりできる可能性も広がります。また、求人に対しての応募も人口の多い都心部ほど多い傾向があり、人材に困りにくい点もメリットです。

都心部で撮影スタジオを持つデメリット

撮影スタジオ用に都心部でテナントを借りる最大のデメリットは、賃料が高いことです。事業が軌道に乗るまでに時間がかかれば、物件契約のための初期費用や当面の家賃だけでも、経営を圧迫するリスクがあります。また、撮影スタジオが多い激戦区にテナントを借りた場合には競合店が多くなってしまうでしょう。

郊外で撮影スタジオを持つメリット・デメリットとは?

郊外でテナントを借りて撮影スタジオを開業すると、都心部とは対極にある運営を実現できるかもしれません。ここでは郊外で撮影スタジオを持つメリット・デメリットをご紹介します。

郊外で撮影スタジオを持つメリット

撮影スタジオを郊外に出店した場合には、テナント賃料の安さがいちばん大きなメリットとなります。予算に応じた無理のない物件探しをしやすいことはもちろん、場合によっては期待以上に広いテナントを契約できるかもしれません。広いスタジオを借りることができれば、大人数での撮影に対応できたり、大きなセットや商材を持ち込んだ撮影ができたり、衣装の収納スペースが増やせたりするなど、受けられる仕事の幅を広げることも可能です。また、地域に根ざした運営ができるので、顧客が増えれば安定的な経営を継続できます。

郊外で撮影スタジオを持つデメリット

郊外にスタジオを持つと、新規顧客の開拓が難しいというリスクがあります。借りたテナントの近隣に、すでに地元の方から認知されている写真館などがある場合は、思うような集客できないケースも想定しておかなければなりません。都心部と違い、写真撮影ニーズの数自体が少ないことも郊外店舗の売上に影響を与える一因です。

撮影スタジオを持つ目的に合わせたテナント探しを!

撮影スタジオを開業するときには、まずどんなお客さんに利用してもらいたいのか、どんな営業スタイルで経営していきたいのかなどの基本方針や、家賃・初期費用の予算を決めることが重要です。来客数の多さを求める場合には、家賃が高くても都心部の方が可能性は高まります。一方、家賃を抑えて地域に密着した運営を行いたい人には郊外のテナントが向いています。
先にエリアを決める場合には、周辺に競合店があるかどうかや、ターゲット層にとって都合のいい立地であるかどうかを調べておくことも重要です。

今回のまとめ

都心部でも郊外でも、撮影スタジオを借りる前に、どんなサービスを提供するスタジオにしたいのかを見極めておくことが大切です。家賃の高い安いだけで決めてしまうと、開業してから納得のいく運営ができなくなるかもしれません。候補となる地域が決まったら、スタジオやエリアに詳しい不動産業者をしっかり選んで物件に関する相談をするようにしましょう。

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