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コラム 2021.04.15

バーを立ち上げるなら都心部と郊外どちらでテナントを賃貸すべきか?


バー開業の計画で、出店場所について悩んでいる方は多いのではないでしょうか?バーはどのエリアでテナントを借りるかによって、ターゲット層も周辺環境も大きく異なるため、物件選びが重要です。ここでは、バーを立ち上げるなら都心部と郊外どちらでテナントを借りるべきなのか、各メリット・デメリットをご紹介しながら解説します。

【目次】 
1.都心部でバーを立ち上げるメリット・デメリットとは?
2.郊外でバーを立ち上げるメリット・デメリットとは?
3.都心でも郊外でもニーズに合えば人気店になれる可能性あり!
4.今回のまとめ

都心部でバーを立ち上げるメリット・デメリットとは?

都会ではバーに希少性はなく、通りを行き交う人がふらりとお店に立ち寄ってくれる機会も多いイメージですが実際はどうなのでしょうか?ここでは都心部でバーを立ち上げるメリット・デメリットをご紹介します。

都心部でバーを立ち上げるメリット

バーを都心部で開業すると、来客数が多く業績を伸ばせる可能性が高まります。人口が多いため、自ずとお客さんが立ち寄ってくれる確率が上がるためです。周辺に飲食店や商業施設が豊富なので、食事帰りの2次会や、遊んだ帰りに流れてくるお客さんも一定数見込めます。また、都心は電車・バス・タクシーなど交通手段が充実していることから、バーでの飲酒目的のお客さんも帰りを気にせず寄ってもらえる場合が多いでしょう。

都心部でバーを立ち上げるデメリット

都心部はテナント賃料が高いので、固定費がかさむ点が大きなデメリットと言えるでしょう。客数を増やしたり料金設定を都心部向けに高めに設定したりするなど、プラスアルファの売上を出す工夫をしなければ、家賃が経営を圧迫しかねません。また、都心部にはバーが多いため、借りた物件の近隣にライバル店が複数あるという状況も十分に想定できます。

郊外でバーを立ち上げるメリット・デメリットとは?

郊外とは都心や市街地の周辺に位置する住宅地などのことを指す言葉です。郊外にももちろん飲食店や飲み屋さんはたくさんありますが、開業する際の条件は都心部とはだいぶ異なるでしょう。ここでは、郊外でバーを立ち上げるメリット・デメリットをご紹介します。

郊外でバーを立ち上げるメリット

郊外では、テナントの賃料が比較的安いのが最大のメリットです。都心部では狭いテナントでも高額な家賃で借りなければならないケースが多々あります、しかし、郊外なら希望する間取り・広さの物件を予算内で見つけることができる可能性が高いでしょう。また、バー自体の件数が都心部と比べてかなり少ないので、競合店が少ない点もメリットと言えます。

郊外でバーを立ち上げるデメリット

賃料が安い郊外ですが、都心部と比較して人口が少ないため、集客に苦労するリスクがあります。都心部では仕事帰りや食事後など、バーへ流れる動線ができやすいですが、郊外ではそのような動線ができにくいのも集客に工夫が必要な理由です。また、郊外では交通網が発達しておらず、自動車で移動する人が多いので、駅や自宅から徒歩圏内にないお店を選ぶ人が少ない可能性もあります。

都心でも郊外でもニーズに合えば人気店になれる可能性あり!

バーを立ち上げる際、出店する場所を都心部にするか郊外にするか迷う前に、まずはどんなバーにしたいのかを掘り下げて考えましょう。どんなサービスを提供したくて、どんなお客さんに来てほしいのかを分析することによって、どこで出店すべきかが見えてきます。
「都心部ならこのエリア」「郊外ならこの町」というように候補を立てて、それぞれで出店した場合のシミュレーションをし、より有利な方に決めるという方法もあります。いずれにしても、バーをオープンしたエリアのニーズに合致すれば、繁盛店になることは夢ではありません。

今回のまとめ

バーはお酒の提供が前提なので、車移動が多い郊外での出店が無理かと言えば必ずしもそうではありません。駅周辺や大規模な住宅街の徒歩圏内であれば、集客しやすいケースはいくらでもあります。まずはどんなお客さんに来てほしいのかをしっかりと分析し、ベストな物件を探すことが大切です。

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