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コラム 2021.04.10

オフィス・事務所にエアーカーテンを導入する際の注意点


職場の環境整備に役立つエアーカーテンを自社のオフィス・事務所に導入したいとお考えの方は多いのではないでしょうか?しかし、エアーカーテンの導入に際しては、気をつけたいポイントがいくつかあります。ここでは、エアーカーテンを導入する際の注意点を3つお伝えします。

【目次】
1.そもそもエアーカーテンとは?
2.導入時の注意点①賃貸オフィスは導入前に貸主に相談
3.導入時の注意点②設置する場所があるかどうかの確認
4.導入時の注意点③メンテナンスしてくれる業者を選ぶ
5.今回のまとめ

そもそもエアーカーテンとは?

エアカーカーテンとは、人工的に起こした気流やその気流を起こす装置です。通常、オフィスや店舗の出入り口・開口部などに専用機を設置して使用します。吹き出し口から発生させた勢いのついた空気の流れ自体が1枚の膜のような状態となるのが特徴で、外気を遮断しながら内部の温度環境をキープしたり、害虫の侵入を防いだりするのにも効果的です。さらに、ウイルス・花粉の侵入に対しての予防効果も期待できるほか、店舗の分煙化にも使われています。
スーパー・コンビニでよく見かけるオープンタイプの冷蔵庫の温度管理は主にエアーカーテンによるものです。エアーカーテンには、次のような2種類があります。
・上下流タイプ:出入り口の上部に機械を設置し上から気流を吹き出させる
・横吹きタイプ:出入り口のサイドに機械を設置し横から気流を吹き出させる
なお、エアーカーテンは、気流を吹き出すのみのタイプと、吹き出てきた気流を片側で吸い込んで循環させるタイプの2タイプにも分かれます。

導入時の注意点①賃貸オフィスは導入前に貸主に相談

エアーカーテンは、サイズも形状もさまざまですが、据え付けるには専門業者による工事が必要となります。自社所有のオフィス・事務所ならヒアリングや見積もりで納得がいった業者と契約し、すぐに工事に進むことができますが、賃貸オフィスの場合は、エアーカーテンの設置が可能かどうかを、オフィスの貸主に確認しなければなりません。無許可で工事を行えば、契約違反となってペナルティが発生するおそれもあります。賃貸オフィスは、退去するときの原状回復が鉄則なので、無断で工事を行うのは絶対にやめましょう。

導入時の注意点②設置する場所があるかどうかの確認

エアーカーテンには設置するためのスペースが必要ですが、空間があればどこでも良いというわけではありません。あまりにも外気が多く入ってくる場所や冷暖房に近い場所に設置すると、本来の効果が期待できません。単に空間が空いているかどうかだけではなく、設置するのに適した場所がオフィス内にあるかどうかを、導入前に必ず確認しましょう。
エアーカーテンは、メーカーや機種によってサイズも仕様もさまざまです。まずは業者に現地をよく見てもらい、どのタイプのエアーカーテンをどこに設置するのがベストなのかを相談することが大切です。

導入時の注意点③メンテナンスしてくれる業者を選ぶ

エアーカーテンを効果的に使っていくためには、定期的な管理が大変重要です。微妙な風量調整や点検以外にも、汚れの蓄積による効果の低減を予防する必要があります。そのため導入時には、メンテナンスも含めたプランを提案してくれる業者を選ぶことを強くおすすめします。

今回のまとめ

エアーカーテンは、外気の影響を弱めて冷暖房効果を高めるため、省エネ対策になる上、ウイルス・花粉・害虫のオフィス内侵入を防ぐ効果も期待できるので、感染症・花粉症対策の一環として導入を検討するのも良いでしょう。
導入する場合は、自社オフィスの面積やニーズに合わせた製品・業者選びを心がけることはもちろん、賃貸オフィスの場合は、導入前に物件の貸主の承諾を得ることも重要です。

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