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稲庭うどんやきりたんぽ、しょっつる鍋、横手焼きそばなど、グルメが満載の秋田県。秋田市の竿灯まつりや男鹿のなまはげ、横手のかまくらなど、地域に根付いている祭りも多く、人々の繋がりがとても強い土地柄と言えるでしょう。秋田県の中で、オフィスビルが多く見られるのは秋田市ですが、秋田市で賃貸オフィスを借りようとするとき、家賃は決定ポイントのひとつとなります。そこで、今回は秋田市における賃貸オフィスの家賃相場をご紹介します。

【目次】
1.秋田県の魅力はどんなものがある？
2.秋田市における賃貸オフィスの家賃相場は？
3.秋田県秋田市におけるオフィス需要の傾向は？
4.今回のまとめ

秋田県の魅力はどんなものがある？

秋田県は、東北地方の北西部に位置しており、重要無形民俗文化財が17件（2017年4月現在）と、日本で最も多い県です。東北三大祭りの一つである竿灯まつりをはじめ、冬を楽しめる横手のかまくらまつりや湯沢の犬っこまつりなど、北国ならではの祭りが受け継がれています。四季折々の風景も魅力で、春は角館のしだれ桜、夏の風物詩となっている大曲の花火や竿灯まつり、秋の紅葉、冬に一面広がる雪景色など、秋田ならではの楽しみ方が満載なのです。
秋田県の県庁所在地は秋田市で、県のほぼ中央にある自治体です。1997年（平成9年）に中核市となり、できるだけ住民が身近に感じられるような行政が行えるようになりました。同じ年に秋田新幹線が開通し、東京から秋田まで4時間ほどで結ばれるようになったのです。また、酒どころとしても有名で、2021年1月現在で市内に5つの酒蔵があります。甘口から辛口まで、さまざまな味のお酒が楽しめます。

秋田県における賃貸オフィスの家賃相場は？

秋田県にある賃貸オフィスのほとんどが、秋田市内にあります。秋田市の中心地は、JR秋田駅周辺とされ、メインストリートである中央通り沿いには金融機関や大手企業のオフィス、商業施設、ビジネスホテルなどが集まっているのです。このあたりでは、賃貸オフィスの家賃相場は、坪当たり6,000円から8,000円程度とされています。設備が整っている場合や、超大型のオフィスビルなどは、一部で10,000円を超える物件も見られます。
賃貸オフィスの家賃相場は、日々変動します。また、家賃を決める基準として、立地や設備などが大いに関係してきます。例えば、耐震基準に満たない物件であっても、耐震補強の工事が行われていれば、家賃も高くなる可能性があります。家賃は選定材料のひとつとして考えると良いでしょう。

秋田県秋田市におけるオフィス需要の傾向は？

JRと秋田市が連携して、地域活性化計画が進められています。秋田駅を含む市街地を活性化させることで、行きたい街・住みたい街・活力ある街に変えていこうという目的があるのです。現状では、市街地においても、民間企業が使っていた事務所が閉鎖され、空きビルが増えているのです。計画の基本方針の中で、「店舗を主とした事業所の立地促進と市民活動の推進」と掲げられていますが、空きビルの活用も求められていくことでしょう。
さらに、民間企業の誘致活動も始まっており、賃貸オフィスの需要が増加する可能性も十分考えられます。秋田県全体で、サテライトオフィスを誘致する動きが始まっていることから、賃貸オフィスの増加も期待できるでしょう。

今回のまとめ

秋田市は、活性化計画の後押しもあり、大きな変貌をとげようとしています。移住およびUターンによる起業・創業にも、積極的な支援を行っています。秋田市でのオフィス需要がどれだけ伸びていくのか、今後見逃せないポイントです。