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コラム 2021.01.20

女性が多い企業必見!オフィス・事務所を女性向けのスペースにする方法

女性の社会進出は、日本の経済発展において大変重要な役割を担っています。女性が遺憾なく実力を発揮できるようにするには、働きやすいオフィス環境を整えることが大切です。具体的に、どのような対策をとると良いのでしょうか。

【目次】
1.オフィス家具にこだわる
2.空調をこまめに調整する
3.シンプルにし過ぎず、アクセントを加える
4.お手洗いにも気配りが必要
5.今回のまとめ

オフィス家具にこだわる

オフィスに設置されているオフィス家具は多岐にわたりますが、そのほとんどが男性の身長を基準にして選ばれています。資料や書類が増えるにつれて、棚の上部に保管するようになるかと思いますが、こうなると女性の手がすぐ届かなくなってしまいます。仕事が一時的にストップしてしまう上に、踏み台に乗って取ろうとすると思わぬ事故に繋がるリスクもあります。棚はなるべく低いものを選び、横並びにする配列を取ると、女性が使いやすい棚にできるのです。
椅子も同様で、男性の体系に合わせると女性が使いにくく感じます。男性に比べて、女性の方が筋肉量が少ないため、体系に合わない椅子に長時間座ることで、むくみが酷くなったり骨盤が歪んでしまったりし、体調にも悪影響を及ぼしてしまうのです。女性が多い企業であれば、女性向けに作られた椅子を導入するのも良いでしょう。

空調をこまめに調整する

オフィス内の空調に対する悩みを抱える女性は多いものです。特に、営業などで外回りをする男性社員が多い企業では、クールビズが叫ばれる夏場においても、冷房の設定温度をかなり下げている所も見られます。さらに、オフィス内の空調は、同じ室内であってもかなりムラが出るため、座る位置によって体感温度が大幅に変わってしまうのです。
座って仕事をする女性が多い職場では、夏場でもひざ掛けが手放せず、冷えに悩む女性が多く見られます。空調機の種類によっては、動かせないものもありますので、それ以外の対策をとらないといけません。空調の全てを女性向けに変えるのが難しい場合でも、こまめに温度調節をする、サーキュレーターやシーリングファンを使う、席の配列に気を配るなどの配慮が必要です。冬の時期においても、できるだけオフィス内の温度を均等に保てるように心がけましょう。

シンプルにし過ぎず、アクセントを加える

多くのオフィスは、男性目線で作られているため、デザインよりも効率を重視する傾向が強く見られます。男性からすると、シンプルで仕事がしやすいと思いがちですが、女性目線では殺風景な印象になり、逆に仕事が捗らないと感じることも多いのです。
適度にアクセントを加えることで、ふとした瞬間の癒しに繋がり、効率を上げられるようになります。木目調のデスクや小物、観葉植物、絵画、外光を取り入れられる作りの窓、一輪挿しの花、手元を照らすライトなど、自然体で気軽に取り入れられるものがお勧めです。あまりに奇抜なデザインになってしまうと、落ち着かなくなってしまいますので、あくまで自然なデザインのものがオフィスに向いています。色も、白だけでなくベージュ、ブラウン、グリーンなどを取り入れると良いでしょう。

お手洗いにも気配りが必要

オフィス環境の中で、男性では気づきにくい点の一つが、女性のお手洗いについてです。お手洗いの中に、化粧ポーチやサニタリー用品を保管できるスペースがあるととても便利なほか、個室内にフィッティングボードを設置することでストッキングが替えやすくなります。スペースが確保できるようであれば、洗面台とパウダースペースを分けられると、なお便利です。

今回のまとめ

男性と女性では、働きやすさの感じ方が異なるため、女性ならではの目線でオフィス環境をすぐに整えることは難しいかも知れません。今回ご紹介した点を参考にしていただき、女性が働きやすいオフィス作りを進めていただければと思います。

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