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コラム 2020.12.18

オフィス・事務所でソーシャルディスタンスを保つ方法


ウィズコロナ・アフターコロナが叫ばれる中、ソーシャルディスタンスはオフィスにおいても必須の取り組みになっています。感染症予防対策として効果が期待されているソーシャルディスタンスを、オフィスで実践するには、どのような方法を取り入れるべきなのでしょうか。テレワークができない業種の方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【目次】
1.厚労省が提案する「新しい生活様式」とは
2.ソーシャルディスタンスの意義とは
3.オフィスですぐに実践できるソーシャルディスタンスとは
4.今回のまとめ

厚労省が提案する「新しい生活様式」とは

厚生労働省では、新型コロナウイルスの感染拡大防止と、社会における経済活動を両立していくために、「新しい生活様式」を発表しました。その中で、働き方の新しいスタイルとして、次の5つが提示されています。
・テレワークやローテーション勤務
・時差通勤でゆったりと
・オフィスはひろびろと
・会議はオンライン
・対面での打合せは換気とマスク
この中で、オフィス内でのソーシャルディスタンスを考える上で大切なのは、「オフィスはひろびろと」の部分です。

ソーシャルディスタンスの意義とは

既に皆さんご承知かと思いますが、ソーシャルディスタンスの意義を再確認してみましょう。ソーシャルディスタンスとは「社会距離戦略」を意味しており、日本経済団体連合会(経団連)において「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン 」を制定しています。
この中で、講じるべき具体的な対策が紹介されており、勤務の箇所でソーシャルディスタンスについて記載されているのです。
・できるだけ2mを目安に、一定の距離を保てるよう人員配置の見直しを行う
・座席配置を広々と設置する
・頻繁に対面する場所ではアクリル板や透明のビニールカーテンなどで遮蔽する
・エレベーターの利用人数を減らし、中で会話するのは控える
・休憩室や食堂などの利用を制限する
・懇親会や会食などは、延期もしくは中止する
ほかにも、三密を防止する対策や、フリーアドレスを禁止もしくは利用制限を設ける対策、清掃業務、事業所内における診療所の管理など、さまざまな対策が練られているのです。

オフィスですぐに実践できるソーシャルディスタンスとは

オフィスでは、業務上2m以上のソーシャルディスタンスを保つことが困難な場合もあるでしょう。そのときは、必ずマスクをした上で、パーテーションや飛沫防止シート、カーテン、アクリル板などを使うのが有効です。経団連や、日本産業衛生学会の施策では、フリーアドレスは推奨されていませんが、業務上フリーアドレスを継続する必要性が生じるかも知れません。その場合には、どの社員がどの机を使い、どの場所に立ち寄ったかなど、行動履歴を詳細に記録するのを怠らないようにしましょう。使用後はその都度消毒することが望ましいとされています。
オフィスのレイアウトを工夫することで、デスク間の間を開けることも大切です。できるだけ、対角もしくは横並び、背中合わせなどで座れるレイアウトが適切です。すぐにレイアウトを変更するのが難しい場合には、左右のデスクを空席にすることで距離を保つことが可能です。飛沫の飛散をできるだけ減らすために、使用するマスクに気を配ることも、ソーシャルディスタンスのひとつと言えるでしょう。

今回のまとめ

ソーシャルディスタンスを適切にとることは、オフィスだけでなく日常生活でも常識となっており、私たちの生活と切っても切れない行動指針になっています。課題は山積みですが、感染防止を心がけ、コロナ時代を乗り切りましょう。

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参考記事2
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