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コラム 2020.12.10

集中力アップのために!事務所・オフィスに最適な照明の選び方


事務所やオフィスに欠かせないアイテムのひとつが照明です。照明は、部屋全体を照らすものや手元を明るくするものなど、種類は数多くありますが、仕事の効率を上げるためには適切な種類を選ぶことが重要です。
どのような照明が合うのか、詳しく解説しますので、オフィス環境を整える際の参考になさって下さい。

【目次】
1.照明の色合いは3種類
2.タスク・アンビエント照明方式の導入が増えている
3.場所による照明の選び方の違いとは
4.今回のまとめ

照明の色合いは3種類

照明の色合いは3種類に分類することができ、それぞれ特徴がありますので、特徴に合った場所に取り付けるのが良いでしょう。
・昼光色…3種類のうち、最も明るい色です。青白さが感じられ、文字が見やすい色でもあり、集中力が高まると言われています。しかし、人によっては、眩しいと感じることもあります。
・昼白色…太陽の色に最も近い色で、取り付け場所を問わず幅広く使うことができます。どの色にしようか迷ったら、この昼白色がお勧めです。
・電球色…オレンジがかった温かみのある色で、リラックス効果があると言われています。休憩室やエントランスで使われることが多い色味です。

タスク・アンビエント照明方式の導入が増えている

タスク・アンビエント方式とは、部屋全体を照らす照明を抑える一方で、各デスクに照明器具を設置し、自分で明るさを調整できるようにするものです。仕事の効率性や生産性が上がるとされており、ヨーロッパでは一般的な方式です。日本では、導入している企業はまだ少数ですが、今後増えることが予想されています。
人間の集中力が続くのは1時間程度だと言われていますが、タスク・アンビエント照明を取り入れることでONとOFFの切り替えができるような職場環境の整備が進められるのです。オフィスにパソコンが導入されたことで、この流れはさらに加速されていったのです。部屋全体(アンビエント)を照らす照明は、程よい明るさにすれば問題ありません。そして、自分の業務に必要な書類など(タスク)を照らす照明は、見やすさを重視して昼光色が適しているでしょう。アンビエントの照明や明るさを抑えることで、省エネの効果も期待されているのです。オフィスの明るさは、JISにより照明基準が設けられていますが、タスク・アンビエント照明ではこの点も心配はいりません。

場所による照明の選び方の違いとは

同じオフィス内でも、部屋や場所によって選ぶ照明を変えることで、外部からお客様がお見えになったときの印象があがり、集中力もあげることができるでしょう。
・エントランス・受付
エントランスは、オフィスの顔となる場所ですので、企業の業務内容に合った照明を選ぶと効果的です。デザイン系企業ならばおしゃれなイメージ、医療系であれば昼光色を使った衛生的なイメージ、高級なイメージの演出には間接照明などが例にあげられます。
・会議室
会議室で、スムーズなコミュニケーションを図ることが目的であれば、電球色でも問題ありません。反対に、資料がたくさん用意されていて、集中して会議を進めたいときは、昼光色を選ぶことにより、資料が読みやすく短時間で話をまとめられるでしょう。
・リラックススペース
食堂やカフェスペースでは、リラックスできる電球色が適しています。間接照明を使って、寛げる空間を設けるのもおすすめです。

今回のまとめ

オフィス照明は、業務の効率化を図るために必要不可欠な設備です。使用場所に適さない照明は、目の疲れや頭痛などに繋がる恐れがあるため、体に負担がかからない照明を心がけるようにしましょう。

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