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コラム 2020.11.18

業種別!店舗を構える際に気をつけたいポイント「カフェ」編

カフェを始めるとなると、開店後の運営方法について考えるべきことも多いですが、開店前の「店舗を構える段階」で決まってくる部分も少なくありません。
今回は、好条件でカフェをスタートさせるための、店舗を構える際に気をつけたいポイントをご紹介します。

【目次】
1.コンセプトやターゲットを明確にする
2.「目指すところ」に適した場所で開業する
3.コンセプトやニーズに応じた快適さを実現できる環境を確保する
4.今回のまとめ

コンセプトやターゲットを明確にする

店舗を構えるに当たっては、まず「どんなカフェを目指すのか」をできるだけ具体的にイメージすることがポイントとなってきます。お店のコンセプトや狙うターゲット層に応じて、他の要素(立地、インテリア、メニューなど)が決まっていくからです。
ビジネスパーソンにリフレッシュしてもらえるカフェをイメージしているなら、オフィス街に店舗を構えるべきです。こだわりのコーヒーをゆったりと味わってもらいたいと考えているなら、住宅地のような落ち着いた雰囲気の立地が向いているでしょう。
「温かみと味わいのあるレトロなインテリアか、明るく清潔感のある現代的なインテリアか」や「ホッとするような昔ながらのメニューか、インスタ映えを狙ったメニューか」などの各要素は、お店のコンセプトやターゲット層によって強みとも弱みともなり得ます。

「目指すところ」に適した場所で開業する

立地の重要性は、飲食店全般に共通するといえますが、とりわけ「ふらりと立ち寄る場所」という性質が強いことの多いカフェの場合は、なおさら重要なポイントです。
たとえば、買い物帰りあるいは買い物途中の客の休憩場所的なカフェをイメージしているなら、大手百貨店と最寄り駅とをつなぐ経路上で、目につきやすく立ち寄りやすい場所が有力候補となるでしょう。テイクアウトのコーヒーをメインとするカフェをオフィス街に出店したいのであれば、時間帯を問わず多くのビジネスマンが往来するようなエリアや、主要な通勤経路上にある場所が良さそうです。
同じオフィス街への出店でも、ランチメニューも充実させたカフェを目指すのであれば、お昼時になると周辺ビルから大勢の会社員たちが出てくるような場所や、いわゆるランチ難民が多いエリアが候補となってくるでしょう。
ターゲットとする客層がどういったニーズでどの時間帯に多く訪れるか、どのような動線で来店するかを推測し、それに応じた立地を選びましょう。

コンセプトやニーズに応じた快適さを実現できる環境を確保する

カフェの快適さというと、ゆっくりと寛げるコージーな雰囲気ばかりが注目されがちですが、求められる「快適さ」の種類は、客層によって大きく異なります。
たとえば、家族連れが多く訪れる店舗の場合、一定以上のゆとりのある店内が「滞在しやすさ」という快適さに直結します。ビジネスパーソンがちょっとした打ち合わせや商談などの場として利用することも想定した店舗の場合は、電源やWi-Fi環境の整備が快適さを支えます。郊外の店舗であれば、車でのアクセスのしやすさや広々とした駐車場が、入店する前の段階から快適さを提供するでしょう。ターゲット層に寄り添い、必要な快適さを見極め、それを実現できる環境で店舗を構えるのがポイントです。

今回のまとめ

カフェの店舗を構える際には、まずお店のコンセプトやターゲット層を明確にし、その上で最適な立地を探しましょう。ターゲットとする客層が望むような快適さを実現可能な環境であることが大切です。
メニューや内装などと違い、後から変更がきかない立地や環境は、特に重要なポイントといえるでしょう。

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