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コラム 2020.11.04

最新のオフィス・事務所とは?新時代のオフィスの様子

働き方改革やコロナパンデミックなど、現在のオフィスを取り巻く環境は複雑さを増してきています。それとともに、オフィスの必要性を改めて考え直す企業も増えています。時代に合わせたオフィス作りが求められる昨今ですが、最新のオフィスやこれからのオフィスにはどのような役割が求められるのでしょうか。

【目次】
1.働き方改革のひとつがオフィス環境の改善
2.コミュニケーションの重要性がより注目される
3.オフィスレイアウトを工夫する企業も
4.今回のまとめ

働き方改革のひとつがオフィス環境の改善

働き方改革は、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」に沿って進められるものであり、企業の規模や業種によって施行日が異なります。多くの関連法は既に施行されていますが、中小企業における「同一労働同一賃金」や「月60時間超の残業に対する割増賃金率の引き上げ」は、それぞれ2021年と2023年に施行されます。
これらの関連法を守りながら、より働きやすい環境を作るための方法のひとつが、オフィス環境の改善なのです。ルールや労働条件を改善するのに加え、従業員の満足度も高めていかなくてはいけません。取り入れる企業が多いのは、スタンディングデスクやリフレッシュスペース、オープン会議スペース、備品を整理できる収納場所、カウンターカフェ、ハンモックなどがあります。オフィスの緑化を進める企業も見られ、メンタル面での安定を図っているのです。これらの環境を整えていくことで、業務の効率化を図り、必要以上の労働時間を削減することができます。

コミュニケーションの重要性がより注目される

2020年、世界中を新型コロナウイルスの猛威が襲いました。いつ収束するか、全く見通しは立ちませんが、これまでとは異なる仕事の進め方を余儀なくされた方も多いでしょう。一部の企業のみで行われていたリモートワークが、多くの企業で取り入れられるようになり、戸惑いながらも自宅でリモートワーク環境を整える光景がたくさん見られました。今後も、オフィス勤務とリモートワークが併用される状況が続き、リモートワークが完全になくなる可能性は低いと考えられています。
オフィスでのコミュニケーションと、リモートを通じてのコミュニケーションは、似て非なるものと言えるのではないでしょうか。オフィスでは、顔を合わせるとちょっとした雑談もしやすいものですが、リモートで雑談をするのはかなり困難です。これにより、場合によっては十分な信頼関係を維持することが難しくなってしまう恐れもあります。オフィスにいるのと同じように、リモートにおいても社員同士のコミュニケーションを継続するには、環境を整備していくことが必要です。チャット機能があるITツールを導入したり、リモートワークの中でも定期的に直接顔を合わせる機会を作ったりすることで、オフィスでの業務と同じようなコミュニケーションをとっていくことが、これからのオフィスに求められています。

オフィスレイアウトを工夫する企業も

オフィスレイアウトを変えることで、業務内容に適したデスク配置を行う企業も増えています。オフィスレイアウトは、動線計画を立てて設計することで、業務効率を向上させることに繋がります。これまで多くの日本企業で見られたデスクレイアウトは、部署単位で集まり、社員同士が向き合って座るものでした。
しかし、現代のオフィスで求められる機能性とずれが生じてきたため、部署単位よりも少ない人数でミーティングしやすいレイアウトが求められています。欧米で広く導入され、日本でも注目されている「ABW」(アクティビティ・ベースド・ワーキング)は、デスクの席に縛られることなく、自由なスペースで業務ができる働き方なのです。

今回のまとめ

社会の流れは、時代とともに変化し続けていきます。オフィスの役割や業務の進め方も、それに合わせて進化していくことが必要です。リモートワークが浸透している昨今ですが、だからこそオフィスに求められる役割は今後増えていくことでしょう。

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