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コラム 2023.07.18

大須観音駅周辺でオフィス・事務所を選ぶ際に重要な耐震基準や避難経路


大須観音駅は舞鶴線の駅で、名古屋のオフィス街として栄えている丸の内や伏見、栄などにもほど近いビジネスタウンです。名古屋駅からも2駅なので、営業の拠点としても適しています。大須観音駅自体は舞鶴線のみが乗り入れていて複数路線は利用できませんが、前後に1駅移動すれば名古屋の主要駅への移動も便利です。
大須観音駅周辺は、名古屋中心部からほど近いのに家賃が安い点も魅力です。全国でも有名な大須商店街や、様々な国籍の飲食店などもあるためランチタイムのお店も充実しています。大須観音駅周辺ならにスペースや機能など希望に合う理想のオフィスが見つかるでしょう。
ここでは、大須観音駅周辺でオフィス・事務所を選ぶ際にチェックしておきたい事項について解説します。

大須観音駅周辺でオフィス・事務所を探すなら耐震基準をチェック

名古屋の中でもサブカルチャーの中心地とも呼ばれ、カフェや古着屋、アニメや漫画関連のショップ、ライブハウスが多い大須観音駅周辺。駅の東方面には多くの人でにぎわう「大須商店街」があり、新旧様々なお店が林立しています。オフィス・事務所を探す際には、社員が快適に働ける十分なスペース、通勤しやすい立地、ビルの築年数やエントランスなど企業のステータスを感じさせるデザインなど、様々なチェックポイントがあります。
またオフィスビルがどのようなセキュリティ対策を取っているかも重要です。合わせてビルの耐震基準についても、契約前に確認しておくと良いでしょう。
特に大須観音駅から徒歩圏内には伏見通りや白川公園近くの大通り沿いに新耐震基準をクリアした、セキュリティ面も備えた大型ビルが豊富にあります。

オフィスビルの耐震基準とは

耐震基準とは、一定の規模の地震がきたときにビルが揺れに耐えられる構造かどうかを見極める目安となります。近い将来起きると言われている規模の大きい地震から社員や企業の機密情報を守るために、耐震基準を満たしたオフィスを選ぶことは非常に重要です。
オフィスの耐震性は、建築基準法の耐震基準を用いて設計されますが、耐震基準には1981年に作られた新耐震基準と、1981年以前に使われていた旧耐震基準があります。
旧耐震基準は、1950年に制定されて1980年まで使われていた耐震基準です。震度5強クラスの地震が来ても建物が倒壊しない、一部破損した場合でも修繕すれば継続して居住できる構造と定められています。
耐震基準は1981年、2000年に改定されましたが、2011年に起こった東日本大震災によって岩手県や宮城県で数多くの建物が倒壊し、甚大な被害が出た経験を踏まえて耐震基準が見直されました。
新耐震基準では、震度6強から7程度の地震が起きても建物が倒壊しない構造基準であることが求められています。

大須観音駅周辺のオフィスや事務所の耐震基準の選び方

大須観音駅周辺のオフィスや事務所を探す際には、竣工年をチェックすると良いでしょう。新耐震基準に改訂されてから建てられたビルなら安心です。しかし、旧耐震基準の建物であっても耐震補強工事を終えているビルであれば十分な耐震性を持っているオフィスもあります。
竣工年が旧耐震基準のビルでも、耐震性に対して何か対策を取っているのか確認してください。

竣工年でオフィスを選ぶときの注意点

オフィスや事務所が新耐震基準か旧耐震基準かを調べるときには、竣工年で調べると便利ですが、注意すべき点があります。
1981年に建てられたオフィスビルは、新耐震基準に則っている物件だけではありません。新たなオフィスビルを建てるときには、建築申請をしてから実際にビルが完成するまでに1年またはそれ以上かかる場合があります。そのため、確実に新耐震基準で建てられたビルを選ぶなら、1982年以降に完成したビルを選ぶのが賢明です。
また、ビルの耐震基準は建築確認済証が交付された日でも確認できます。建築確認済証とは、建築申請した案件が数々の基準を満たしているかを専門家が確認して許可証を発行する証明書です。
建築確認済証の発行日が新耐震基準の制定後であれば、その建物は新耐震基準で建てられたことが分かります。

オフィス・事務所の避難場所は事前に確認しておく

大須観音駅周辺には、オフィスビルをはじめとして、住宅や商店街、飲食店など様々な建物が集まっています。特に近年ではサブカルチャーが盛んで、カフェや古着屋、アニメや漫画関連のショップ、ライブハウス、P Cパーツのショップなどが建ち並んでいます。そういった、やや煩雑な街並みとなっているので、オフィスや事務所の避難場所はどこなのか、オフィスが移転する前に確認してください。
また、オフィスビルの避難経路も確認しなければなりません。災害が起きて、オフィスから避難しなければいけなくなったときに、避難経路が分からないと社員が混乱し速やかに避難できなくなる可能性があります。
避難経路を確認するとともに、緊急時の避難誘導や救護、情報確認などを行う担当者を決めておくと良いでしょう。

避難経路と避難場所は社員全員に周知する

避難経路と避難場所を確認したら、社員全員に周知しなければなりません。各部署の分かりやすいところに図面や地図を貼ったり、社員全員に配ったりして周知してください。
また、年に1度は避難経路を使った避難訓練や担当者の誘導で避難場所まで避難するなどの防災訓練を社内で実施して社員の防災への認識を高める必要があります。合わせて、ヘルメットや水、食料の数を点検し、食料は定期的に新しいものへ変えて保存しましょう。

今回のまとめ

大須観音駅周辺は名古屋の中心地やオフィス街に近いエリアでアクセスが良く、オフィスビルや飲食店なども多数あるため、オフィスを構えるには最適な場所です。名古屋中心部にほど近いのに家賃は安い傾向にあるので、希望する条件の物件を予算内で見つけられるでしょう。
オフィスビルを探す際には、耐震基準をチェックしてください。新耐震基準と旧耐震基準があり、どちらの基準で建てられたかによって建物の地震に対する強度が変わります。
耐震基準とともに、オフィスの避難経路も確認しましょう。避難経路と避難場所は全社員に通知して、災害時に安全に避難できる体制を整えることが大切です。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

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