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コラム 2023.04.07

新規事業立ち上げでスペースを確保する方法とオフィス・事務所探しのコツ


新規事業を立ち上げたばかりの企業にとって、オフィス選びは重要な決定事項の一つです。スタートアップ時は用意できる資金も少ないため、手元にある資金を大切に使わなければなりません。
ここでは、新規事業を立ち上げたばかりの企業が知っておくべきオフィスや事務所探しのコツをご紹介します。

新規事業の立ち上げに最適なオフィス・事務所の特徴

新規事業を立ち上げたばかりの企業にとって最適なオフィスや事務所はどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、スタートアップ企業が選択することの多いオフィスの種類と特徴についてご紹介します。

賃貸オフィス

一般的な賃貸オフィスを利用する最大のメリットは、レイアウトやデザインの自由度の高さです。退去時に現状復帰さえすればデザインを変えられるため、企業の理想とするイメージを具現化しやすいと言えるでしょう。
ただし、入居時にまとまった初期費用が必要なことや様々な工事を行うため入居までに時間を要することが大きなデメリットです。特に、スタートアップ企業やベンチャー企業にとって資金面は大きな負担となりかねません。

シェアオフィス

シェアオフィスとは、一つのオフィスを複数の企業や団体と共有するスタイルのオフィスのことです。
シェアオフィスには、一般的な賃貸オフィスと比べて安価で借りられるというメリットがあります。また、一般的な賃貸オフィスとは異なり、オフィス家具やネット環境が整備されている状態で利用できるため、オフィスによっては即日入居も可能。ターミナル駅や主要駅からのアクセスが良好なエリアにあるため、立地の良さも魅力です。
しかし、シェアオフィスは個室のないところがほとんどであるため、セキュリティ面に懸念がある、周囲の話し声などで集中しにくいなどのデメリットがあります。

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスとは、事業用の住所や電話番号を貸し出す仮想のオフィス空間のことです。最も費用をかけずにオフィスの住所や電話番号を確保できる方法として注目されています。
ただし、法人口座の開設が難しいことや他の利用者と住所が被ってしまうこと、さらに郵便物を受け取るまで時間がかかるなどのデメリットがあります。
さらに、士業や人材派遣業、職業紹介業、建設業など実際に事務所がないと開業できない業種があることも注意すべきポイントです。

サービスオフィス

スタートアップ企業や新規事業立ち上げ時におすすめなのが「サービスオフィス」です。
サービスオフィスとは、セキュリティが確保された執務用の個室を契約するスタイルのオフィスのこと。個室だけでなく、会議室やラウンジなどの共有スペースが利用できたり、オプションとして秘書代行業務などのコンシェルジュサービスも利用できたりします。スタートアップ時は必要最低限の人材での運営が求められるため、多様なサービスを利用できるのはとても大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、事業拡大に合わせて柔軟に契約内容を変更できること、立地条件のいいエリアに拠点を構えられること、さらにはオフィス内のテナント同士で交流が生まれて人脈が作れることも嬉しいポイントです。

オフィス・事務所を探す際には立地が大事

新規事業立ち上げ時は、様々なサービスが利用できて、事業規模に合わせて臨機応変に契約内容を変えられるサービスオフィスがおすすめです。低コストで立地のいいエリアにオフィスを構えられるのは、スタートアップ企業にとって大きなメリットと言えるでしょう。
立地の良さは、オフィスや事務所を構える際に重要な要素で、新規事業を立ち上げた企業だけでなく、すべての企業に共通して言えることです。
ここからは、立地の良いエリアにオフィスや事務所を構えるメリットを始め、立地の良さを確認するためにチェックすべきポイントをご紹介します。

立地の良いエリアにオフィスや事務所を構えるメリット

立地の良いエリアにオフィスや事務所を構えるメリットは次の通りです。

企業イメージが上がる

地価の高い自社ブランディングにおいて、オフィスや事務所の立地はとても大切なポイントです。特にスタートアップ企業やベンチャー企業の場合は、顧客や取引先の信用を獲得するためにあえて一等地に拠点を構えることも珍しくありません。
また、金融機関と取引する際もオフィスの所在地は重要視されるケースが多く、融資額を左右するポイントになるでしょう。大手企業の本社がたくさん集まる人気エリアであればあるほど、社会的信用度が高まるのでおすすめです。

営業効率が上がる

営業マンにとって、時間は非常に大切なリソースです。大切な時間を無駄にしないためにも、交通アクセスの良いエリアにオフィスを構えることは営業効率の向上にも大きく寄与すると言えるでしょう。
営業マンだけでなく、取引先企業にとっても最寄駅までのアクセスの良さや最寄駅からターミナル駅へのアクセスの良さは非常に大切なポイントです。
企業全体の収益や利益を上げるためにも、立地の良いエリアを選ぶことをおすすめします。

業務効率が上がる

立地がよく通勤しやすいエリアにオフィスを構えることで、企業全体の業務効率がアップする可能性があります。
近年、どの業界や業種においても深刻な人材不足が問題視されており、業務効率化が非常に重要と考えられています。通勤に便利なエリアのオフィスであれば、通勤時間や交通費の削減はもちろんのこと、従業員のストレス軽減にも大きく貢献するでしょう。
従業員のストレスを軽減することで、離職率の低下やエンゲージメントの向上に繋がるはずです。

採用率が上がる

立地の良いエリアにオフィスを構えることで採用率が上がり、人事にも良い影響を与えられます。
新しい人材を獲得する際、オフィスの立地やアクセスのしやすさは重要なポイントです。優秀な人材が集まりやすくなるだけでなく、従業員が外部に流出するリスクも抑えられます。

オフィスや事務所の立地でチェックすべきポイント

オフィスや事務所の立地を検討する際にチェックすべきポイントをご紹介します。

交通アクセスの良さ

立地の良さと聞いてまずイメージするのが「交通アクセスの良さ」ではないでしょうか。
特に重要視したいのが、最寄駅からの近さ。社員にとって通勤の利便性を高めることはもちろん、営業担当の利便性、さらには社外の取引先や顧客にとっても大切なポイントです。
可能であれば、駅から徒歩5分圏内や駅直結型のオフィス物件が理想的。駅からの距離が近いほど通いやすく喜ばれるでしょう。
また、最寄り駅の利便性にも注目してください。複数の路線が乗り入れるターミナル駅が近くにあれば様々なエリアから通いやすく、採用活動にも有利に働きます。

街のブランドイメージ

オフィス物件にとって、外観や内装、アクセスの良さはもちろん重要な要素ですが、街のブランドイメージも企業イメージや自社の商品、サービスのイメージを大きく左右するポイントです。オフィス周辺に、大きな幹線道路があって騒がしくないか、そしてオフィス周辺にいかがわしい店がないかなどもチェックして、マイナスのイメージを持たれないように入念にリサーチする必要があります。
自社の目指す企業イメージと合致するエリアを選んで、自社のブランディングを行っていくことが大切です。

エリア周辺の客層

オフィスを構える街のブランドイメージは、結果として潜在的な顧客層を知ることにも繋がります。顧客の年齢層や顧客単価などを考えることで、自社が取り扱う商品や商材、サービスの潜在的な顧客層が明確になります。
ターゲットとなる顧客層が分かれば、必然的にオフィスを構えるべきエリアも判断できるでしょう。

競合他社の立地

一般的に、同じ業界や業種の企業は同じエリアに集まる傾向があります。例えば、東京都だと銀行やファンド系などの金融関連企業は、丸の内や大手町、兜町周辺に、そして外資系航空会社は大使館などが集中する虎ノ門や神谷町周辺に、そしてアパレル関連企業は表参道や原宿、銀座周辺に集まっているのが特徴です。
自社の業界や業種と同じ企業が集まるエリアにオフィスを構えるのは、一見マイナスのように感じてしまいがちですが、一概にそうとも言えません。同じエリアにオフィスを構えることによって、相乗効果でビジネスが成立するケースもあります。あえて同じエリアで勝負するのもおすすめです。

サービスオフィスを活用する場合の予備知識

サービスオフィスを活用する際に知っておきたい予備知識をご紹介します。

サービスオフィスが向いている企業の特徴

初期費用を抑えて好立地にオフィスを構えたいと考える企業はサービスオフィスが向いています。一般的な賃貸オフィスよりも初期費用を格段に抑えて契約できるため、スタートアップ企業に最適なオフィスタイプと言えるでしょう。
テレワークを積極的に採用している企業もサービスオフィスが向いています。自宅ではオンオフの切り替えが難しかったり、設備が不十分だったりして作業効率低下に繋がりかねません。サービスオフィスを利用することで、快適な環境で業務に集中できるため、業務効率が格段に上がるでしょう。
さらに、社員の人数や事業規模に応じて柔軟にオフィススタイルを変えていきたい企業にもおすすめです。特に従業員の人数の上限に合わせてフレキシブルにオフィスの大きさを調整できるのが大きなメリットと言えるでしょう。

サービスオフィスで利用できる備品やサービス

サービスオフィスでは、机やイス、キャビネットやロッカーなどの必要最低限の設備とともに、ネット環境や電話回線が整っています。そのため、ノートパソコンさえあれば、すぐにでも業務を開始できるのが特徴です。
利用するオフィスによっては、電話代行や郵便物や配送物の受け取り、さらに来客への対応などのオプションサービスも利用できるケースがあります。

今回のまとめ

今回は、新規事業立ち上げ時に最適なオフィスの特徴や選び方についてご紹介しました。初期費用を抑えて、かつ好立地にオフィスを構えるためにも、サービスオフィスの利用がおすすめです。ご紹介した選び方のポイントを押さえながら、自社に最適なオフィスや事務所を探していきましょう。

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