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コラム 2023.03.17

オフィス・事務所で「SDGs」に取り組むメリット


これからSDGsに取り組もうと思っているけれど、実施することでどんなメリットが得られるのか気になっている方も多いかもしれません。何らかのメリットを得られなければ、取り組みに消極的になってしまうでしょう。
ここでは、SDGsに取り組むことで得られる大きなメリットを解説します。どのように取り組めばいいかについてもご紹介しますので、できることから始めてみてください。

オフィス・事務所でSDGsに取り組むと環境に対する意識が向上する

オフィスでSDGsに取り組み始めると、環境への意識変化が現れます。取り組みを実施している社員の多くが変化を感じられるので、意識を向上させられるでしょう。ここでは、SDGsを意識した取り組み内容について解説します。

リサイクル製品をオフィスに導入

オフィスで使う多くの物はリサイクル製品がありますので、ぜひ活用してください。どんな業務であっても文具は必需品です。文具はリサイクル材で作られたものが多く展開されているので、購入する際はリサイクル品から選ぶと良いでしょう。
その他にオフィスで必須となるものがあれば、リサイクル材を使ったもの、または廃材を活用して作ったものがないかを探してみてください。再利用によって環境への負担を減らせるため、SDGsに取り組む第一歩としておすすめです。
また、プラスチック製品の削減も環境に考慮した取り組みのひとつです。プラスチックは土に埋めても消えることがないため、環境に大きな負担となります。燃やせばなくなるものの、燃焼後に生じる二酸化炭素が地球温暖化の原因となりますので、環境の悪化が懸念されているのです。プラスチックのストローを紙のストローに変えるなどの取り組みを実施している企業もあるため、自社内でプラスチックストローを使っている場合は紙ストローに替えてみましょう。ちょっとした取り組みから始めていけば、社員にさほど負担をかけずに済みます。

ペーパーレスに移行

紙の書類を使っている企業は、ペーパーレス化を実施することで環境保全に協力できます。紙は木を伐採して作られるため、使用量が多くなるほど森林伐採が進むからです。
森林は二酸化炭素を吸収してくれる大きな役割を果たします。紙を多く使用することで森林伐採が進み、木が少なくなれば二酸化炭素は世界中にあふれてしまうでしょう。
また、紙を燃やす際にも二酸化炭素は発生します。吸収してくれる木が少なくなれば当然二酸化炭素量は増え、燃やすことでも新たに発生するため、地球温暖化がどんどん進んでしまうのです。
ペーパーレスに移行すれば二酸化炭素量を減らせ、森林を守ることができます。企業も書類の保管スペースが必要なくなるため、空きスペースを確保できるでしょう。SDGsへの取り組みを進めながら、自社内をすっきりさせられます。

節電対策を実施

節電対策を積極的に進めていけば、環境への配慮だけでなく、自社内の不要な支出も抑えられます。電気の使用量を減らせば二酸化探査を削減できるため、環境保全に貢献できるでしょう。また、節電すれば電気代が減るため、自社の支出額もある程度抑えられます。
節電対策として挙げられるのは、以下の通りです。
・使っていないスペースの電気を消す
・照明をLEDライトに切り替える
・不要な電気を撤去する
・空調設備の温度を管理する
・サーキュレーターを導入する
誰もいない部屋の電気をこまめに消しておけば、充分な節電になります。これは社員全員に共有する必要があるため、洩れのないよう伝えておいてください。一人ひとりが意識していれば、電気代を大きく節約できます。
また、照明を寿命の長いLEDに替えたり、不要な電気を撤去したりすることもおすすめです。室内についている電気の数を確認し、撤去できそうな場所があればなくしてください。撤去してしまえば付くことはないので、電気代も削減できます。
照明の他に、空調の温度管理をきちんと設定することも重要です。夏は28度、冬は20度程度にしておけば電気代を大幅に節約できるでしょう。空調が室内全体に行き渡るよう、サーキュレーターをいくつか設置することがおすすめです。

レイアウト変更で業務効率改善

SDGsには社員の働きやすさも含まれているため、業務効率の改善を目指したレイアウト変更をしてみてはいかがでしょうか。現在のレイアウトで高いコストパフォーマンスを実現できているのなら、無理に変える必要はありません。
しかし、1人でも業務のしづらさを感じている人がいるのなら、不満を解消したレイアウトを考案しましょう。社内のレイアウトには様々な種類があります。社員によって業務のしやすさを感じられる配置が異なりますので、事前にアンケートを取っておくのがおすすめです。
また、業務内容によっても最適な配置が換わりますので、課によって配置を変更することも大切です。レイアウトが変われば働きやすさを感じられるため、SDGsの目標をひとつ達成できます。

地域貢献で企業イメージが上がると新たなビジネスチャンスが生まれる

SDGsに積極的に取り組んでいけば、地域からは環境や社員の働きやすさに貢献していると評価されます。企業ブランドを良いイメージへと変えられるため、会社に大きなメリットをもたらしてくれるでしょう。
ここでは、地域貢献によって生まれるビジネスチャンスについて解説します。

取り組みによって多様なニーズを理解できる

SDGsに取り組む過程で、若者から高齢者まで幅広い世代のニーズを掴めます。企業が成長するには、幅広い世代のニーズをつかみ、それを叶えるビジネスを展開していかなければなりません。
しかし、世代が異なれば期待するニーズも大きく変わります。ターゲット層を絞らなければニーズを満たすビジネスは生まれません。
SDGsの根幹には現役世代、将来世代どちらのニーズも満たす開発があります。取り組みを実施すれば現役世代と将来世代どちらのニーズも把握できるので、幅広い世代が期待できるビジネスが生まれるかもしれません。

ニーズを満たしたビジネスを始められる

現役世代と将来世代のニーズを把握することで、双方から需要のあるビジネスを始められます。競合他社に勝つためには、他社にはない新たなビジネスを展開していかなければなりません。その第一歩として、SDGsへの取り組みが推奨されています。
取り組みを実施していけば、自社には様々なメリットがあります。社員の意識を向上させられるメリットの他に、取り組みを実施することで企業イメージを上げられるのです。
新しいビジネスを展開するには、他社の協力が必要な場面もあります。企業イメージの良い会社であれば他社も進んで協力してくれるため、SDGsへの取り組みは大々的に宣伝しておくのがおすすめです。

地域に配慮した活動に参加することもおすすめ

SDGsへの取り組みの一環として、地域に配慮した活動に参加することも大切です。地域に配慮した活動には、地域活動への参加や事業ごみの削減といったものがあります。
企業のある地域では、季節別に様々な行事が開催されています。中には企業が参加できる活動もありますので、積極的に参加してみてください。ゴミ拾いなどの環境に配慮した活動であれば、地域住民からのイメージも良くなるでしょう。
企業イメージの向上は社員のモチベーションアップにも繋がります。自身が勤めている会社が高評価だと知れば、仕事のやる気も格段に上がるでしょう。

地域貢献や企業イメージの向上は採用力強化につながる

地域の発展活動への参加やSDGsへの取り組みを表明している企業は、求職者にとって魅力的に映ります。整った環境で働けるというイメージを持てるため、優秀な人材を確保できる可能性が高まるのです。
ここでは、SDGsが採用強化につながる理由について解説します。

若い世代ほどSDGsへの取り組みを重視

若い世代ほどSDGsへの取り組みを実施しているかどうかを気にしているため、早めに取り組んでおけば優秀な人材が集まりやすくなります。SDGsには環境保全の他、社員の働きやすさなども含まれているのです。
取り組みを実施している企業は社員のことをしっかりと考えていると判断できるため、就活中の若者からの評価も高まります。また、ペーパーレス化やリサイクル製品の活用など、環境にも配慮しているとわかればさらに評価は良くなるでしょう。
企業情報を見る際にSDGsへの取り組みを実施しているかをチェックする人も多いので、実施していることがあればホームページに忘れず記載してください。魅力を感じた若い人材が応募してくる可能性があります。

企業イメージのアップで入社したいと思える会社に

SDGsへの取り組みを実施すれば企業イメージをアップさせられるため、多くの人が応募してきます。環境や社員の働きやすさに配慮した会社は、非常に魅力的です。快適に業務を行えるイメージがつきやすいため、多くの人が入社したいと感じるでしょう。
取り組み内容の中に業務効率改善を狙ったレイアウト変更がある場合は、オフィス内の写真もアップしてください。情報が多いほど、入社したいと思える気持ちも強くなります。

ブランド力向上で様々な人材が集まりやすくなる

企業ブランドの向上によって若者だけでなく、即戦力となる中途入社の人材も集まりやすくなるでしょう。優秀な人材であっても、初めは仕事を覚えなければならないのですぐには戦力となりません。
しかし、人手が足りない部署だと新人教育に時間を割くことが難しいのが現実です。その結果、入社しても仕事を教えられず、戦力が育たないといった悪循環が生まれてしまいかねません。
企業ブランドを高めておけば、即戦力となる人材が入社してくる可能性があります。人手不足の部署の救世主となる可能性もありますので、SDGsへの取り組みによるメリットを感じられるでしょう。

取り組みが遅くなると大きなリスクも

SDGsへの取り組みが遅くなると、将来のビジネスリスクを抱えることになるかもしれません。SDGsへの取り組みは大手企業を中心に広がっています。これは、日本だけでなく世界中で起きている現象です。
現在は商品開発から消費者の手に渡るまでの流れを指すサプライチェーンへの取り組みも進んでいるため、何もせずにいるとサプライチェーンの中から外される恐れがあります。
また、地域からの支援も得られなくなる可能性もありますので、企業にとって大きな損失となってしまうのです。
早い段階から取り組みを実施していれば、ブランド力の向上や人材の採用強化といったメリットを得られます。ビジネスリスクもなくせるので、取り組めるものから積極的に始めてみてください。

今回のまとめ

大企業から中小企業まで、SDGsに取り組む企業が増えてきました。環境保全のためにペーパーレス化やリサイクル製品の活用といった取り組みを実施しており、電気使用量を減らすための工夫を施している企業も少なくありません。
SDGsに取り組み、実施内容を公表すれば企業イメージの向上が可能です。イメージが良くなれば多くの人が集まりやすくなるため、様々な人材を会社に迎えられるでしょう。新卒だけでなく、中途採用による即戦力確保も期待できます。
取り組みが遅くなると、サプライチェーンから外される、地域からの支援を受けられなくなるといったビジネスリスクを抱えてしまいかねません。リスクを避けるためにも、実施できることから始めてみてはいかがでしょうか。

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