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コラム 2023.03.15

アウトドアオフィスとは?得られる効果は創造力アップ


近年のアウトドアやキャンプブームによって、アウトドアオフィスにも人気が集まってきました。しかし、そもそもアウトドアオフィスとはどんなものなのか、またアウトドアオフィスを導入するメリットや始め方など、アウトドアオフィスに関する疑問点や不安点を抱えている方は多いでしょう。
ここでは、アウトドアオフィスの特徴、始め方について解説します。また、アウトドアオフィスのメリットについても詳しく解説しますので、社内でアウトドアオフィスを導入することを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

アウトドアオフィスとは自然の中のオフィス・事務所のこと

アウトドアオフィスとは、自然の中のオフィス・事務所のことです。オフィスと言っても、通常のオフィスとは異なり、テントなどを張り、基本的にはテーブルやイス、Wi-FI、スマホ、PCを用意した空間になります。
働き方改革の一環として、オフィス内のレイアウトやデザイン変更に注力する企業も多いですが、その概念に固執しない新しい働き方としてアウトドアオフィスは注目を集めています。
アウトドアオフィスが活用できる事例は以下の3つです。
・部署やプロジェクトチームの方針・戦略をメンバー全員で共有する
・自分自身のキャリアビジョンを明確にする
・メンバーと共に半期を振り返って、次のアクションを共有する
それぞれについて解説していきます。

部署やプロジェクトチームの方針・戦略をメンバー全員で共有する

個人のビジョンと会社のビジョンを照らし合わせて、どうあるべきかを考える場です。メンバーとの対話を通じて、「自分がどのように働くべきか」や「お客様が本当に求めている商品はどれか」、「これからの販売戦略」などを共有していきます。
リラックスした状態でメンバーは会議に参加できるため、本音を話しやすく、オフィスでの会議では見つけられなかった新たな課題などを見つけられるようになるでしょう。

自分自身のキャリアビジョンを明確にする

個人の生き方に焦点を当てて、自身がこれからどうしたいのかなどのキャリアビジョンを考える場を作ります。そこで、他のメンバーとの会話を通じて「自身のキャリアビジョン」や「自分が大切にしていきたいもの」などについて再確認してもらいます。
入社から数年経った社員だけでなく、新卒社員や内定者にも最適な方法です。

メンバーと共に半期を振り返って、次のアクションを共有する

どのような方に手に取ってもらいたいか、商品コンセプトや機能をどうするかなど、チームでペルソナや商品について考えてもらいます。そして、自分が消費者であることを起点にしたワークショップを通じてお客様について理解を深め、この半期のアクションを振り返り、次へ繋げていくのです。企画から商品開発までメンバーが半期の目標を立てるため、参加者の当事者意識が高まるでしょう。

アウトドアオフィスはこのような企業にオススメ

アウトドアオフィスの特徴を踏まえた上で、オススメの企業は以下の通りです。
・製品開発や販売企画など、アイデアを必要とする仕事が多い企業
・チームで行う作業が多く、ミーティングが多い企業
・社内コミュニケーションを活発化したい企業
・イベントや行事などを行いたい企業

アウトドアオフィスを導入しない方が良い企業

一方、アウトドアオフィスは以下のような企業にはおすすめできません。
・個人業務がメインの企業
・長時間座ったままの作業やPCを使った作業が中心の企業
・集中業務スペースなど、他の設備を増やしたいと考えている企業

通常のオフィス・事務所にはない効果とメリット

アウトドアオフィスで得られ、通常のオフィス・事務所にはない効果とメリットは以下の6つです。
・社員がワクワクしながら働ける
・集中力や想像力がアップする
・コミュニケーションが活発になる
・社外の人たちとの交流の場になる
・社内の研修や合宿で利用できる
・同じ方角を向いて進むことができる
それぞれの効果について解説していきます。

社員がワクワクしながら働ける

社員のモチベーション維持に課題を感じている企業も少なくないでしょう。アウトドアオフィスを導入することで、非日常感が演出されて社員がワクワクしながら働ける環境を提供できます。
目先の営業成績だけでなく、画期的な新サービスや新商品を開発する際にも効果を発揮するため、新たな何かがなかなか生み出せない悩みがある場合はアウトドアオフィスを導入してみるのも一つの方法です。

集中力や想像力がアップする

防音性能の高い部屋でパソコンのタイピング音や他人の会話の声、電話の通知音に気を取られて仕事に集中できなくなってしまったという経験をした方も多いかもしれません。また、いつも同じ環境で働いていると刺激を受ける機会が少なく、高揚感も感じにくくなってしまいます。
しかし、アウトドアオフィスには様々な雑音があり、普段オフィスで悩まされるような騒音は聞こえません。聞こえる音は風の音や木々のざわめき、鳥のさえずりなどです。しかし、それらは良いノイズでBGMの役割を担ってくれます。実際に、自然音のBGMがYouTubeで良く再生されているのをみると、自然音がもたらす効果は容易に想像できるでしょう。
さらに、外で仕事をしているという非日常感も相まって、集中力と想像力を高められます。

コミュニケーションの活性化

アウトドアオフィスを用意して、非日常感を演出するとメンバーに高揚感を持たせられ、コミュニケーションの活性化を促すことができます。仕事以外のプライベートなことも気軽に話せるようになるため、社員同士の交流のきっかけの1つとしてアウトドアオフィスを導入してみると良いでしょう。

社外の人たちとの交流の場になる

普段のオフィスの場合、社内にいる方としかコミュニケーションを取れない場合がほとんどです。しかし、アウトドアオフィスであれば、違う現場で仕事を行っている社員の方と交流できます。そのことが新しいネットワーク構築やコミュニティ形成に繋がり、ビジネスチャンスのきっかけになる可能性もあります。

社内の研修や合宿で利用できる

アウトドアオフィスの導入は、社内の研修や合宿で役に立ちます。チームの活性化、ビジョンシェアリング、クリエイティビティ向上など、研修テーマに応じてアウトドアオフィスを利用できます。
一般的な会議形式の研修と異なり、テントの設営や食事の準備、焚き火、フリートークなどといったレクリエーションを通じて、社員の新しい一面を垣間見ることができるでしょう。

同じ方角を向いて進むことができる

プロジェクトを成功させるためにはチームが協調し、同じ方角を向いて歩くことが重要です。そのため、最も効果的で低コストで行えるのがキャンプ。キャンプにはビジネス的要素がたくさん含まれています。
観葉植物などを設置して、自然豊かなオフィスはバイオフィリックデザインの視点からも生産性向上効果が実証されました。アウトドアオフィスは働き方改革の手段として、今後も広がっていくでしょう。

自然環境にあるということがデメリットになることも

メリットが多いアウトドアオフィスですが、自然環境に設置するため、そのことがデメリットになる場合もあります。テント内に10席ほどの机やイスを設置したアウトドアオフィスにかかる費用は、テントの購入費用なども合わせて約数十万円です。
しかし、雨や強風、雪などの日は利用者が集まりづらく、安定的に利用できません。快適に使える時期も限られており、年間を通じて利用する場合はコストをかけて暑さや寒さに対応する必要もあります。アウトドアオフィスを導入したにも関わらず、ほとんど利用しなかったとならないためにも、本当に必要かどうかや異常気象に対する対応策も考えなければなりません。

アウトドアオフィスの始め方

働き方改革とは言っても、アウトドアオフィスは導入に手間も費用もかかります。導入するためにはまず、社員の意識を変える必要があるでしょう。
アウトドアオフィスは今までの働き方とは異なった働き方です。そのため、社内の中には導入に対して否定的な社員も多いかもしれません。特に社内で働いていた期間が長く、社内で働くのが当たり前と考えている社員が多い会社の場合、アウトドアオフィスを導入したとしても利用してもらえない可能性もあります。
すると、先述したアウトドアオフィスの効果を実感できなくなるかもしれません。これを防ぐためにも、アウトドアオフィスを導入する際は、事前に社員一人ひとりに対して有用性やメリットを説明して意識を変えていくようにしてください。

必要な備品はレンタルも可能

アウトドアオフィスが気になるけど、いきなり導入するのではなくまずはお試しで導入してみたいと考えている方も少なくありません。そこでオススメなのがレンタルアウトドアサービスです。
屋根型テントとテーブルとイスの8名ミーティングセットや、シェル型のテントとクッションとテーブルの6名セットなど、比較的小規模なアウトドアセットを1日レンタルできます。実際に購入する前のお試しや社内イベントで活用してみてはいかがでしょうか。

アウトドアオフィスが導入できない場合はキャンピングオフィスの導入がオススメ

会社によっては、外のスペースよりも社内の空きスペースを活用したいと考えている場合もあるでしょう。そこでオススメなのがキャンピングオフィスです。テントやテーブル、ローチェアなどのアイテムを組み合わせてオフィスをキャンプ場のようにデザインできます。スペースによっては焚き火台やキッチンの設置もできるため、通常のオフィスとは異なり、外にいないのに自然の中にいるような空間を実現することが可能です。

今回のまとめ

今回は、アウトドアオフィスの特徴やメリット、始め方について解説しました。普段と違う環境で働くことにより、チームワーク向上や集中力アップなどの良い効果を実感できることは間違いありません。コミュニケーションの場としても適しているのもアウトドアオフィスの強みです。結果的に、新規プロジェクトの発案に繋がったり、想像力が向上したりするので、現在の働き方で行き詰まっている企業は導入してみても良いかもしれません。
ただし、アウトドアオフィスに否定的な方も少なくないため、納得して利用してもらえるよう、アウトドアオフィスのメリットや効果を説明しなければなりません。しっかり活用してもらうためにも、社員一人ひとりにアウトドアオフィスの有用性を説明することが不可欠です。

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