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コラム 2022.11.07

近年、賃貸オフィスで人気の「テレカンブース」とは?専用ブースでWeb会議に集中


最近、web会議を行うことが増えた方も多いのではないでしょうか。その理由は様々ですが、コロナ禍におけるテレワークの普及などもあるでしょう。以前のように、直接相談したい場所に足を運ぶことなく対応することが多かったり、それを求められたりすることが増え、対応に頭を抱えている方も多いかもしれません。
その悩みの種の一つに、静かな場所を確保し、web会議に集中するのが難しいことも挙げられます。オフィスにそういったスペースを設けていない場合は、早めに何らかの対策を検討しておかなければなりません。なぜなら、この先も現在のように多くの場面でweb会議を行うことが予想されるからです。そんな方におすすめしたいのがテレカンブースの設置。
この記事では、テレカンブースの種類の特徴、導入する場合に注意したいことについてご紹介します。

テレカンブースとはWeb会議などに集中するためのスペース

たとえば、会議室がひとつだけ用意されているオフィスの場合、そこで複数の社員がそれぞれ異なる方とweb会議をすることは困難です。会話に集中できなかったり、他者に相談内容を聞かれてしまったりするリスクがあるのも、理由のひとつ。そのため、時間をずらして利用するなどの対応をしていることもあるかもしれませんが、これでは仕事がスムーズに進められない場合もあるでしょう。
一方、会議室をたくさん用意するとなれば、その分費用が高額になることが考えられます。こういった理由もあり、思ったようにweb会議ができず悩んでいる方も少なくありません。テレカンブースは、そんな悩みを解決できるおすすめの方法です。
テレカンブースとは、個室タイプの小さなブースのことです。web会議に使用できるのはもちろん、ほかにも通話に使用したり、簡易ミーティングに使えたりするなど、色々使用できるため大変便利です。
1人用タイプだけでなく、2人用、4人用などサイズもいろいろあるので、使いやすいと思うものを選んで設置することも可能です。
テレカンブースを取り入れることができれば、次のように、さまざまなメリットを実感することができます。

音漏れの心配がない

テレカンブースであれば、音漏れの心配がありませんので、情報漏洩のリスクを抑えることも可能です。web会議や通話など、他者に聞かれたくない場合も安心して利用できますし、音漏れの心配がないことは、取引先にも好印象を与えられるでしょう。情報漏洩に対する危機意識が高いなどのイメージを持ってもらえるため、信頼に繋がります。

周囲の音の影響を受けない

集中して会議をしたり通話をしたりしたい場合、雑音に悩まされたくない方が多いのではないでしょうか。また、話している相手に周囲の話し声などを聞かれたくないと思うことも少なくありませんが、テレカンブースであれば安心です。

作業に集中して向き合える

テレカンブースの良いところは、web会議などで利用できるだけでなく、1人で集中して作業したいときにも使えることです。オフィスのなかには、パーテーションで区切られた専用のスペースが設けられており、そこで仕事をしているところもありますが、音の遮断が難しい場合もあります。完全個室であるテレカンブースであれば、さらに周囲の影響を受けにくく集中して作業ができるのがメリットです。

コロナ対策につながる

昨今、さまざまな場所でコロナ対策が行われています。テレカンブースを上手に取り入れて利用することで、飛沫を避けることができるなど、コロナ対策をしながら仕事をすることも可能です。今の時代だからこそ、重宝される設備であると言えるかもしれません。

費用を抑えながら設置することが可能である

新たに会議室を設けることになれば、高額な費用を用意しなければならないことも少なくありません。その点、テレカンブースであれば大がかりな工事が不要であることもあり、安い費用で用意することも可能です。さまざまなタイプやサイズが存在しているので、ニーズに合ったものを見つけやすいのも魅力だと言えるでしょう。

テレカンブースにはクローズ型・セミクローズ型・オープン型の3種類がある

オフィスにテレカンブースを設置することにしたら、いくつかあるタイプの中でどれが一番イメージに合っているのか理解した上で購入を検討することになります。どのタイプにもそれぞれメリットや特徴があるため、目的を明確にしたうえで検討すると、ぴったりなものを選ぶことができるでしょう。
また、用いられている素材やデザインもそれぞれ異なるため、オフィスのイメージに合わせて選んでみるのも一つの方法です。次に、クローズ型、セミクローズ型、オープン型それぞれの特徴についてご紹介します。

クローズ型について

テレカンブースのクローズ型とは、床、壁、天井すべてがしっかりと囲われた状態に造られているのが特徴です。最大の魅力は、音の影響を受けにくいことです。周囲の音を煩わしいと思うことがないほか、中での会話や商談などが外に漏れにくいなどのメリットもあります。機密性が高い情報を取り扱うことが予想される場合にもおすすめのタイプだと言えるでしょう。
クローズ型のテレカンブースは、サイズもいろいろあるので、使用目的に併せて選んでみると良いでしょう。たとえば、1人参加のweb会議に使用したい場合や1人で集中して作業を行うためのスペースが必要な場合は、1人用を選ぶのもおすすめです。web会議だけでなく、ミーティングや商談にも使いたい場合は、2人用や4人用を選ぶといろいろ利用できて便利に感じられるのではないでしょうか。
クローズ型は、先にご紹介しているように、全面を囲うような造りになっているため、換気が心配になる方もいるかもしれませんが心配は不要です。ファンが付いているタイプもあるので、そういったものを選ぶと安心です。

セミクローズ型について

クローズ型のテレカンブースは、全面が囲われている造りになっていますが、セミクローズ型は天井部分が囲われていないため、セミクローズ型はクローズ型よりも圧迫感が少ないなどの良さがあります。両者を比較すると、セミクローズ型は秘匿性や遮音性が若干低めですが、その点に問題がなければweb会議なども安心してできるでしょう。開き戸タイプと引き戸タイプがありますので、設置場所を考慮しながら検討してみてください。

オープン型について

クローズ型やセミクローズ型のように4面を囲むような造りではなく、3面のみ囲われているのが、オープン型テレカンブースの特徴です。前と右左が囲われているタイプもあれば、背面と右左が囲われているような作りのものもありますので、使いやすいと思うものを見つけてみてください。オープン型の1番のメリットは、安い価格で設置できることと、ブース内外から声をかけやすいことです。
ただし、会話内容が漏れやすかったり、周囲の音の影響を受けやすかったりする傾向があるため、秘匿性の低い仕事をする場合におすすめです。web会議をはじめ、自分の作業に集中したい場合にも、あると便利な設備だと言えるでしょう。

賃貸オフィスでテレカンブースを導入する際のポイント

あると何かと重宝するテレカンブースですが、導入することになったらあらかじめ注意しておきたいことがいくつかあります。

費用について

テレカンブースはタイプもサイズも様々です。それぞれ費用にも違いがあり、高い物であれば100万円程度必要になるものもあります。できるだけ安い費用で用意したい場合は、オープン型を選んでみるのも良いでしょう。ただし、音の影響を受けやすいといったデメリットもあるため、用途によってはおすすめできない場合もあります。クローズ型は高価なものが多いですが、音の影響を受けにくいため、機密性が高い会議や作業をする場合はこちらのほうが良いかもしれません。

設置場所は吟味して選ぶ

どこに設置するかによって、社員が快適に使用できるかどうかが左右されるため、安心且つ使いやすい場所に設置できるよう吟味することも必要です。
おすすめは、人があまり移動しないような静かな場所です。4面を囲むようなタイプのテレカンブースであっても、頻繁に人が行き交うような場所に設置してしまうと、どうしても視線が気になって集中するのが難しくなります。オフィスの奥の方を選んで設置したり、人の出入りが少ない場所に設置したりすると良いでしょう。
また、できるだけ狭い空間に設置するのも避けることをおすすめします。圧迫感があり、場合によっては落ち着かないと感じることもあります。

搬入できるか確認する

テレカンブースはサイズもいろいろあり、パネルが大きめのものも存在しています。場合によっては、エレベーターで運ぶのが難しい場合もあるため、そのあたりについても確認してから選びましょう。

消防法に注意する

火災を防ぐことを目的に、安全に利用するために様々な制限があります。せっかく購入したのに、消防法によって設置できないことがないように注意しなければなりませんので、消防法に準拠しているか確認してから購入すると安心です。テレカンブースのなかには、さまざまな工夫が施された防火性が高いものもありますので、こちらも検討してみてください。消防法に準拠しているか迷うときは、一度消防署に確認してみると良いでしょう。

今回のまとめ

テレカンブースとは、個室タイプのコンパクトなブースのことです。web会議が増えた企業などからも注目されており、導入の検討をしているケースも少なくありません。音漏れの心配がなかったり、周囲の音の影響を受けにくかったりと様々なメリットがあります。テレカンブースには、クローズ型やセミクローズ型、オープン型があるので、仕事がしやすいと思うものや用途に合ったものを選ぶと良いでしょう。ただし、設置場所を吟味したり、搬入が可能かどうかあらかじめ確認したりする必要があります。また、消防法に注意することも忘れないでください。
できるだけ費用を抑えて設置したい方は、オープン型がおすすめですが、一番大切なことは、安心して仕事ができるかどうかチェックして判断することです。

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