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コラム 2022.11.04

社員が出社したくなる賃貸オフィスとは?実現するために行うべき工夫


会社に行くのが楽しみに感じられるようなオフィスにできれば、社員の仕事に対するモチベーションも上がることでしょう。社員同士の関係が良くなることも期待できるため、働く空間作りは是非力を入れて整えたいものです。清潔感があること、明るくてさわやかな雰囲気が感じられることなどポイントはたくさんありますが、そこで働く方のことを考えた工夫や気遣いは、社員にもしっかり伝わります。気持ち良く快適に仕事が進められるよう、オフィスの細部までこだわって準備してください。
この記事では、オフィスを作る際に慎重に考えたい快適な空間にするためのポイントや、避けるべきことについてご紹介します。社員が心の健康も維持できるよう、居心地の良いスペースにしていきましょう。

出社したくなる条件は居心地の良いスペース

少しでも早く、そこから出て行きたいと思ってしまうオフィスがあります。気持ちが落ちてしまうような雰囲気や、なんだか落ち着かないと感じてしまう空間になっていると、スムーズに作業に取り組めないだけでなく、心の健康を害してしまう可能性も否定できません。こういった場所を働く空間にしてしまえば、当然のことながら仕事に対するモチベーションが下がるほか、出社したくないと思わせてしまうため、極力避ける必要があります。
毎日、出社するのが楽しみになる、ポジティブに作業に取り組みたいと思わせるオフィスは、やはり居心地の良い場所です。一人ひとり感じ方や求めるものに違いはありますが、いくつか共通点もあります。
中でも注目したいのが、仕事のしやすさです。これは、効率良く仕事ができる場所であること、集中できること、他者との距離が適切に保てること、上手に気分転換できることなどが含まれます。移動しにくかったり、OA機器を使用する際にスムーズに進められなかったり、隣との距離が近すぎたりすると、心地良く感じられなくなりかねません。
工夫しながら、オフィスを居心地の良い場所にして、社員が仕事に打ち込めるようにしていきましょう。

社員が出社したくなる賃貸オフィスにするためのポイントとできる工夫

心地良い空間が用意できれば、気持ち良く仕事に取り掛かれるのはもちろん、心の健康を維持できるといったメリットもあります。そんな職場であれば、職場に自然と良い空気が流れ、社員も喜んでくれるに違いありません。良いオフィスにするためには、先に避けておくべきポイントを知ることが必要です。
次に、多くの方が快適に感じられない避けるべきオフィスと、気持ち良く仕事がしやすいオフィスの特徴についてご紹介します。

心地が良くないスペースの特徴について

居心地が悪く感じられやすいスペースとは、落ち着いて仕事ができない空間のことです。次に、よくある心地悪いオフィスの特徴についてご紹介します。

物が多くてごちゃごちゃしている

スペースの広さと比較して物が多い状態だと、どうしても窮屈感がありリラックスできません。デスクなどのレイアウトに無理があり通路が狭くなっていると、移動する際にストレスを感じるため、心地悪く感じる原因になっている場合もあります。

室内やトイレなどが暗い

照明で明るくできますが、適切ではない場合もあるため注意が必要です。また、適度な自然光がないと快適に感じられません。

インテリアにまとまりがない

壁や床、デスクや椅子などの家具類のカラーに、まとまりがなくごちゃごちゃした印象を与えている場合も少なくありません。また、インテリアがちぐはぐして、散らばった雰囲気になっていることもあり、集中できない場合も少なくありません。

リラックスできる場所がない

デスク以外に休憩するスペースがないと、気分転換するのが難しいため、居心地が悪く感じられます。長時間座っていると、体への負担も大きくなります。

清潔感がない

不潔なオフィスは、誰でも抵抗を感じます。視覚から入る情報によって気持ちも集中力も左右されやすいため、清潔感を保つことは必須だと言えるでしょう。

室温が適切ではない

どんなにおしゃれでゆとりがあるオフィスであっても、暑すぎたり寒すぎたりすれば、当然のことながら快適に感じられません。それが、社員にとって大きなストレスになります。

心地が良いスペースの特徴について

気持ち良く仕事ができるオフィスとは、ストレスを感じさせる心配がなく、安心して仕事に向き合える場所だと言えます。こういった場所であれば、社員は出社するのを苦に感じることなく、作業に取り組めるでしょう。

さわやかで清潔感がある

掃除が行き届いており、整理整頓がされているオフィスであれば、気持ち良く仕事ができます。またグリーンを取り入れることで癒やしにもなりますので、是非観葉植物などを設置してみてください。オフィスは多くのカラーを取り入れずシンプルな色使いでまとめたほうが安心と安らぎを得られます。

自然光を取り入れる

照明によって、オフィスの雰囲気は大きく異なります。また、作業効率を上げるためにも、適切な照明や明るさを検討することも必要。明るすぎると、目の疲労につながり、疲れやすく感じる方もいるため、慎重に検討することをおすすめします。
また、人工的な明るさだけでなく、自然光を取り入れることも快適なオフィスのポイントです。ブラインドを開けて作業することはもちろん、適切な日焼け対策もしておきましょう。照明については、できるだけ太陽の光に合わせるようにすると、夜自宅に帰ってからなかなか眠れないなどの問題が発生しにくくなります。

トイレや給湯室などを快適にする

水回りが綺麗であれば、気持ち良く仕事ができます。トイレの状態によって、モチベーションにも影響するため、清潔にこだわり、適度な明るさにできるよう注意してください。手洗い場などの照明は明るめにして、個室は少し明るさを落としてほっとできるようにするのがおすすめです。
また、可能であれば、トイレも自然光を取り入れるようにするとリラックスできます。

適温を保つ

快適な室温、湿度を維持できれば、社員はストレスなく仕事することが可能。事業所衛生基準規則でも、18度以上28度以下、湿度が40%以上70%以下と定められています。

窮屈感がない

オフィスの天井が低すぎると圧迫感があり、ストレスを感じます。反対に高すぎると落ち着かないなどのデメリットもあるため、天井高はきちんとチェックすることが大切です。社員が少ない場合は、2.5〜2.8メートルくらいがおすすめですが、人数が多い場合は少し高めのところの方が良いかもしれません。

リラックススペースを設ける

リフレッシュできる場所を用意したり、カフェを設置したりして、社員が気軽に休憩できる場所を作ることも、出社したくなるオフィスの条件だと言えるでしょう。これによって、落ちてきた集中力を再びアップできるため、モチベーションアップも期待できます。スペース的に、リラックススペースを設けるのが難しい場合は、窓際に座り心地の良い椅子とテーブルなどをいくつか用意してみるのもおすすめです。カウンターを設置して、ドリンクコーナーを作ってみるのも良いでしょう。

音対策をする

うるさく感じられる音によって、集中力が下がってしまうことも少なくありません。場合によっては、音が原因で出社に抵抗を感じることもあるかもしれません。こういったことを避けるために、音対策が必要だと言えるでしょう。音対策ができるカーペットや吸音パネル、パーテーションなどもあるので、取り入れてみるのもおすすめです。また、サウンドマスキングシステムを検討してみるのも良いでしょう。

社員が出社したくなる賃貸オフィスの作り方

先にご紹介したように、社員がストレスを感じやすいオフィスと、快適に仕事ができるオフィスには特徴があります。清潔感や適度な明るさや室温が必要といったことは容易に想像できると思いますが、他にもリラックスできるスペースやインテリアへのこだわりなどいろいろなポイントがあるのです。
出社が楽しみになるようなオフィスを作りたい場合は、そこで働く社員の方にヒアリングするところから始めてみるのがおすすめです。どんなに小さなことでも良いので、不満がある場合は教えて欲しいと伝えてみると良いでしょう。社員の不満や要望を活かしながらオフィス作りができれば、本当に喜ばれる空間に仕上がります。
また、現在のオフィスに見られる問題をリストアップすることも併せて行ってください。どんなところにストレスを感じるのか、細かく見ていくことで、問題の本質が見えてくる他、どのような工夫をすれば対応できるのかが分かってきます。ポイントは、オフィスそのものに対する問題だけでなく、仕事をするうえでの気になる点や改善点などもできるだけたくさん挙げて明確にすることです。こうすることで、その問題を解決するためにオフィスをどのようにしたら良いのか見えてきますし、デスクの配置やパーテーションなどの導入など、気付くことは少なくありません。

今回のまとめ

オフィスの状態によって、社員の方のモチベーションが変わってきます。会社に行くのが楽しみになるようなオフィスであれば、ストレスなく仕事ができるほか、心の健康維持も期待できるでしょう。清潔感があり、いつも適切な室温、湿度になっていること、休憩できるスペースが用意されていることなど、出社したくなるオフィスの条件はたくさんあります。
社員が喜んでくれるようなオフィスにしたい場合は、現在抱えているオフィスや仕事をするうえでの問題を丁寧にリストアップしたり、社員にヒアリングしたりしながら要望を聞き出すことも必要です。その際のポイントは、一見オフィスの問題に感じられないような問題も聞き出すことです。これらを解決できる方法を盛り込みながら、オフィス作りをすれば、さらに居心地の良い空間に仕上げることが可能です。
また、水回りを綺麗にすることも、快適なオフィス作りのポイント。トイレは清潔を維持するのはもちろん、デザインなどにも力を入れてみてはいかがでしょうか。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

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