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コラム 2022.08.24

オフィス・事務所の防犯対策でエントランスや倉庫を守る!防犯カメラのおすすめ設置場所


オフィスや事務所などには、不特定多数の人間が出入りします。誰だかよく分からないような人でも比較的簡単に出入りできてしまうからこそ、防犯対策は欠かせません。中でも、重要になってくる防犯対策といえば、防犯カメラの設置です。防犯カメラが設置されているというだけでも犯罪の抑止効果は十分あります。最近では、むしろ犯罪の抑止効果に期待して防犯カメラを設置する人のほうが多いかもしれません。
今回は、オフィスや事務所の防犯対策として欠かせない、防犯カメラのおすすめ設置場所などについてご紹介します。

最も人が往来するオフィス・事務所のエントランスに防犯カメラの設置は必須

オフィスや事務所のエントランスというのは、その会社の中で最も人の出入りが多い場所です。オフィスや事務所のエントランスまでであれば、よほどの不審者でない限り誰でも入れます。
特に、オフィスビルのように複数の企業などが入っているビルのエントランスは、そのオフィスビルと全然関係のない人がいたとしても全く分かりません。そういった意味でも、エントランスの防犯カメラ設置は必須と言えるでしょう。
ここでは、オフィスや事務所のエントランスに防犯カメラの設置が必要な理由をご紹介します。

犯罪抑止のため

防犯カメラの設置には犯罪抑止効果があり、実際に防犯カメラを設置することによって犯罪率が低下したというデータは日本のみならず、世界でも報告されています。エントランスに防犯カメラが設置されていることが分かれば、これから犯罪を行おうとしている人にとって脅威となることは間違いありません。オフィスに侵入しようとドアをこじ開けている様子がカメラに記録されているのですから、仮に侵入できたとしても逮捕されるのは時間の問題です。
最近では、こうした犯罪の証拠撮影という目的よりも、その前段階である犯罪を思いとどまらせることを目的として防犯カメラを設置するケースが増えています。

監視や証拠撮影のため

これから犯罪を行おうとする者の多くは、少なからず冷静さを欠いています。防犯カメラを設置していてもその存在に気付けず、防犯カメラが犯罪抑止効果を発揮できないケースも少なくありません。その場合は、防犯カメラの撮影・記録という機能が犯罪の証拠として犯人逮捕に大きく役立ちます。
また、防犯カメラには不審な人物を監視するという役目もあり、オフィスビルなどの場合は警備員が24時間体制で監視していることも多く、不審な動きがあればすぐに対応可能です。防犯カメラの設置は犯罪の抑止効果はもちろん、犯罪が起きてしまった場合にも早期解決に役立ちます。

防犯カメラの設置場所

オフィスや事務所のエントランスに防犯カメラを設置する場合は、どこに設置するかも非常に重要です。複数の防犯カメラを設置する場合、少なくともひとつは誰もが設置されていることに気付く場所でなければなりません。防犯カメラが設置されていることに気づかなければ、犯罪抑止効果を発揮できないからです。
犯罪が起きてしまった場合、犯人の特定には顔が撮影できているかどうかが重要になります。そのため少なくとも1台は、オフィスのドアの前に立った人物の顔を正面から撮影できる位置にカメラを設置することが必要です。ドアの前にいる人物の背中しか写っていないのでは、防犯カメラを設置する意味がありません。

エントランスの設置に適した防犯カメラの種類

一口に防犯カメラといってもその種類はさまざまで、設置する場所によって最適なカメラの種類は異なります。防犯カメラの種類には大きく分けてボックス型とドーム型の2種類があり、ボックス型というのはいかにもカメラという見た目で、ドーム型はドームの中にカメラが収められているタイプです。
ボックス型のほうが、その見た目や存在感などから犯罪抑止や威嚇効果が高いため、エントランスの設置に適しています。また、犯罪は夜間に発生するケースが多いため、暗闇でも撮影可能な赤外線暗視機能などが付いたカメラを設置することも大切です。

常に従業員がいるオフィス・事務所に防犯カメラを設置して侵入者だけではなく内部の不正も抑止

オフィスや事務所において防犯カメラの設置が必要な場所は、エントランスや入口だけではありません。常に従業員がいるオフィスや事務所の内部にも防犯カメラの設置は必要です。ここでは、オフィスや事務所の内部に防犯カメラの設置が必要な理由をご紹介します。

オフィス内への侵入者特定のため

エントランスに防犯カメラを設置していたとしても、夜間などに窃盗目的でオフィス内へ侵入されることは当然あり得ます。そういったケースも想定して、オフィス内にも防犯カメラを設置しておくことは大切です。
オフィス内にも防犯カメラを設置することで、侵入者を撮影できる時間が長くなります、そうすればより高い精度で侵入者を特定でき、犯人逮捕の可能性が高まります。また、オフィス内にも防犯カメラが設置されていることに侵入者が気付けば、犯行を思い留まらせることができるかもしれません。

ハラスメント対策のため

近年、企業におけるセクハラやパワハラといったハラスメントが大きな問題となっています。しかし企業におけるセクハラやパワハラというのは、立場の弱い人間が被害者となるケースが多いため、声を上げることがなかなかできないのが現状です。また、加害者も決定的な証拠を突き付けられない限り、言い逃れをして自分の非を認めません。
最近は集音マイクが内蔵された防犯カメラもあり、このタイプは映像と一緒に音声も記録できるため、社内でハラスメント行為があった場合に証拠とすることができます。ただし、従業員のプライバシーを侵害しないよう配慮した上で設置することが大切です。

内部の不正防止のため

オフィス内には、社外に持ち出し禁止の書類や情報がたくさんあります。外部からの侵入者によって持ち出される場合もありますが、内部の人間が持ち出して漏洩するケースがないとは言い切れません。
オフィス内に防犯カメラを設置しておけば、そういった内部の不正抑止になるだけでなく、万が一不正が起きた場合は不正を行った人間の特定にも役立ちます。

従業員の勤怠管理のため

オフィス内に防犯カメラを設置する主な目的は、侵入者の特定や不正の防止ですが、従業員の出退勤状況をチェックするためにも使用できます。企業の管理者にとって従業員の勤怠管理は重要な仕事です。最近では、防犯カメラを活用して勤怠管理を行っている企業も少なくありません。防犯カメラの映像を確認することで効率的に勤怠管理が行える上に、残業代未払いなどのトラブル回避にもなります。
ただし、オフィス内に防犯カメラを設置すると従業員が常に監視されているという意識から、それがストレスとなることや重要情報の漏洩リスクもあります。そのため、設置には慎重な検討が必要です。

倉庫に防犯カメラを設置して保管している商品や備品を守る

企業にとっては、倉庫もまた防犯カメラの設置が必要となる重要な場所の一つです。ここでは、倉庫に防犯カメラの設置が必要な理由をご紹介します。

外部からの侵入だけでなく内部の犯行抑止のため

倉庫の立地は、オフィスや事務所などに比べて郊外にあることが多く、特に夜間は全く人の気配がない場所になってしまうことも少なくありません。それにもかかわらず、倉庫には数多くの商品や高価な機器などが置かれているため、盗む側にとっては好都合なのです。
大きな倉庫ともなると従業員の数も多くなるため、知らない顔が紛れ込んでいてもあまり気になりません。そのため、倉庫における防犯カメラ設置の重要性は高くなります。外部から侵入して商品や情報を盗み出そうとする者を威嚇するだけでなく、内部から商品や情報を持ち出そうとする者も威嚇する存在でなければなりません。
ただし、倉庫はスペースが広く、設置できる防犯カメラの数にも限りがあるため、設置する際は死角ができないようカメラの配置を工夫する必要があります。

従業員の安全や商品管理のため

倉庫に防犯カメラを設置する目的は、犯罪抑止や防止のためだけではありません。防犯カメラは倉庫で働く従業員の安全や倉庫内の商品管理などにも活用できます。
多くの従業員が働いている倉庫内で従業員一人ひとりの稼働状況を管理するのは、容易なことではありません。防犯カメラの映像を確認することで、従業員の作業内容などにおかしな点はないか、安全に作業できているか、機械などは正常に動いているかなどをまとめてチェックできます。
また、倉庫内に保管している商品の在庫管理や品質管理などが行えるのも防犯カメラを設置する大きなメリットです。

業務改善などに活用するため

防犯カメラの映像は、倉庫内での従業員の作業状況や動きなどを確認して分析することで、業務改善にも活用できます。
例えば、従業員の作業内容や動きなどに無駄があると、非効率的です。防犯カメラがあれば、記録した映像をもとに作業内容や動きをどう改善すれば効率的かを検討できます。これで業務の改善ができれば、作業を効率化できるだけでなく従業員も働きやすくなるでしょう。

倉庫内に防犯カメラを設置する際のポイント

倉庫の敷地は広いため、設置できる防犯カメラの数にも限りがあります。そのため防犯カメラを選ぶ際は、1台で広範囲をカバーできるカメラを選ぶことが重要です。
ただし、広範囲をカバーできるということは広い範囲を撮影できるということであり、そうなるとどうしても被写体が小さくなってしまいます。小さな被写体の動きや顔などをはっきりと認識するためには、カメラのスペックとして解像度の高さが必要です。広範囲をカバーできるカメラを設置しても記録した映像に何が写っているのかがよく分からなければ、防犯カメラを設置する意味がありません。
その他にも遠隔操作ができるタイプや、暗闇でも撮影できるタイプなどもあるので、これらを検討するのも良いでしょう。

今回のまとめ

企業にとって従業員の安全や商品、情報といったものを守る上で、防犯対策は欠かせません。そんな防犯対策の中心となるのが防犯カメラの設置です。設置が必要な場所は、エントランスをはじめオフィス内や倉庫など様々ですが、いずれの場所にもそれぞれ防犯カメラの設置が必要な理由があります。オフィスや倉庫の安全を守るためにも防犯カメラの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

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