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コラム 2022.03.31

工場で求められる新型コロナウイルス対策


新型コロナウイルス発生後、工場でも三密を回避するためのさまざまな対策が提案されてきました。食品工場の場合は新型コロナウイルスが感染拡大する以前から、厳しい衛生管理が行われてきましたが、他の製造業はどのような感染防止対策を実施するべきなのでしょうか。この記事では工場で必要とされる新型コロナウイルス対策と、万が一従業員に感染者が出た場合の対応を紹介します。

【目次】
1.従業員の健康管理の徹底
2.現場の感染対策
3.事務所・食堂・ロッカールームの感染対策
4.工場の来訪者からの感染対策
5.従業員に感染者が出た場合の対応
6.今回のまとめ

従業員の健康管理の徹底

さて、オフィスや店舗と同じように工場でも新型コロナウイルスの感染対策を行わなくてはいけません。感染対策で最も大切なことは、従業員の感染に対する知識や対策への意識です。従業員一人一人が感染防止のために、健康管理や三密回避を実行すべきですが、会社としても、従業員の健康状態を日々管理する必要があります。従業員には規則正しい生活を送ってもらい、次のような衛生指導を実施しましょう。

● 睡眠を十分に取る
● 健康的な食生活を送る
● 人が密集する場所には行かない
● 外出先ではマスク着用・ソーシャルディスタンスを徹底
● 手洗い・うがい・消毒の徹底

これらの基本的な感染防止指導の他に、出勤前の検温の実施・健康状態の報告・感染が疑われる症状の有無の報告なども実施するといいでしょう。検温や健康管理の報告は、アプリやツールを導入すると便利です。このような感染対策は今後もしばらく続くと予想されるので、まだアプリやツールを導入していない企業は、ぜひ検討してください。
また、体調が悪い従業員に関しては、発熱がない場合も休暇を取るようすすめてください。もし、従業員が勤務中に具合が悪くなった場合は、帰宅させて自宅待機してもらうといいでしょう。さらに、定期的にヒアリングを行い、心身へのストレスも確認するとさらにいいです。
長く続くさまざまな規制により、心身にストレスが溜まっている従業員はきっといるはずです。心のケアまでは手が回らない事業者も多いと思いますが、定期的に従業員のストレスチェックやアンケートを実施できればより効果的です。

現場の感染対策

リモートワークができない工場では、さまざまな点から感染防止対策を行う必要があります。多くの対策がオフィスや店舗の感染対策と同じになりますが、工場ならではの対策もあるので、確認してください。

マスク着用・消毒の徹底

マスク着用は新型コロナウイルス感染対策では、どこでも行われている基本の対策です。もちろん工場でもマスク着用を徹底する必要があります。人によっては、マスクの長時間の着用で体調が悪くなる場合もあるので、その場合はフェイスシールドを許可することも検討します。
また、工場で作業を開始する前は必ず消毒をし、トイレに行ったあとの手洗いや消毒も徹底しましょう。当然ですが作業中は私語をつつしみ、大きな声で話さないことも指導しておきましょう。

密集回避やレイアウトの変更

工場では朝礼や点呼がありますが、三密を回避するためにそのような集まりは少人数で行うことをおすすめします。朝礼は時間を短縮し、朝礼時に従業員の体温を確認してから作業を開始することも一つの方法です。各部門にビデオ会議ツールがあれば、遠隔での朝礼も可能です。各工場で工夫して、なるべく密集をさけるように努力してください。
また、製造ラインは間隔を2m程度あけることが理想的です。間隔を変更できない場合は、従業員と従業員の間に仕切りを設置することで対応できます。製造の工程ごとにゾーニングしてもいいでしょう。

換気の徹底

工場によっては換気ができない場合もあります。換気ができる場合は30分に1度換気をしてください。その場合、工場の一部ではなく工場全体の換気が必要です。食品工場の場合は、外からの虫の侵入を回避するために、窓を開けるといった換気ができません。そのため、食品工場では独自の換気システムや温度・湿度の管理がすでに整っています。また、衛生度で分けた作業エリアの分類を行っているため、特に改善する必要はないでしょう。

設備や器具の殺菌消毒

工場では複数人数が同じ設備や器具を使用することが多いです。特に、機械の操作レバーやハンドル・制御パネルといった箇所はこまめに消毒してください。もし、消毒できない設備や器具があれば、手袋を着用しての操作も検討してください。機械の他にも、テーブル・チェア・エレベーターのボタンなど共有部分は定期的に消毒することをおすすめします。
個人が専用で使用できる工具があれば、他の従業員との共有はなるべく避け、共有する必要がある場合は消毒を欠かさないようにしてください。設備や器具の消毒には、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム液体・エタノールを使用できます。

除菌マットの導入

靴のまま工場に入ると、外からのウイルスや雑菌を持ち込むことになります。そのため、食品工場では外履きから履き替えて、工場内へ入ることが多いです。ただし、他の製造業では外履きを履き替えることは難しい場合もあります。その場合、除菌マットを導入することで対応できます。抗菌マットや除菌マットと呼ばれるものは、除菌液を含んだマットで、踏むと靴底の有害な雑菌を除去する効果があります。除菌マットは、普通の靴拭きマットに除菌液を浸透させれば簡単にできるので、ぜひ試してください。

事務所・食堂・ロッカールームの感染対策

工場には食堂や休憩室、事務所・ロッカー室など三密になりやすい場所が多くあります。それぞれの場所でどのように感染対策をしたらいいでしょうか。

事務所の感染対策

事務所では、できる限りリモートワークや時間差出勤をすすめ、三密を回避してください。対面式レイアウトの場合、向かい合ったデスクの間にプラスチックパネルを設置すると、感染リスクを減らすことができます。
また、会議や打ち合わせはオンライン会議ツールを利用し、対面会議はなるべく避けましょう。マスク着用・消毒やソーシャルディスタンスも、もちろん守ってください。工場と同じく定期的な換気も必要です。できれば30分に1度は窓を数分開けて空気をいれかえるといいでしょう。

食堂の感染対策

食堂に大人数が一度に集まらないように、交代制で人数制限をしましょう。対面式のレイアウトをスクール式にすると、テーブルにプラスチックパネルを設置せずに済みます。どのようなレイアウトでも、座る際は一席分をあけて他の従業員との距離を保ってください。当然のことですが、食事中はマスクを着用しないので、その分会話を控えることも大切です。
食堂も事務所と同じように定期的な換気が必要です。食堂に入る時も手洗い・消毒は欠かさないように、厳しく管理をしてください。食堂の座席を指定席にしている工場もあります。指定席にすると、万が一従業員の誰かが感染した際に、濃厚感染者を見つけやすいメリットがあるので検討してもいいでしょう。

ロッカールームの感染対策

ロッカールームは人が集まりやすいため注意が必要です。シフト勤務の場合は、大勢が同じ時間に勤務開始・終了になるので、従業員の使用時間がほぼ同じになるからです。ロッカールームの密集を避けるには、人数制限を設ける、他の従業員との距離を取って利用するという対策が挙げられます。他のエリアと同じように、マスクの着用・消毒は必須で、換気にも気を付けましょう。

トイレの感染対策

トイレではドアノブ・便座・蛇口・トイレットペーパーホルダーなど、複数人数が触る箇所は、定期的に消毒しましょう。また、トイレを流す時はフタを閉めてから流す、ハンドドライヤーの使用はやめるなどもよく指導されています。どこまで細かく対策を取るかは事業者の判断で決めましょう。ハンドドライヤーについては、手の水滴が風圧であちらこちらに吹き飛ぶことから、衛生的ではないと指摘され使用禁止にしている場所が多くなっています。しかし、実際のところ、感染リスクは不明であまり根拠がないというのが実情ですので、そこまで心配する必要はないかもしれません。

工場の来訪者からの感染対策

工場への来訪者はなるべく控えたいものです。来訪者に関しては、工場を訪問する際の感染対策の実施を書面にして提示し、理解してもらうことが大切です。対策としては、工場へ訪れる際はマスク着用・検温・消毒は必須で、できる限り最少人数で訪れてもらうことが挙げられます。
また、来訪者が工場を訪れた日時や時間・滞在時間・名前を記録しておくことで、いざとなった時に追跡しやすいため、ぜひ実施してください。工場の事務所へ訪れる場合も同じ対策が求められます。
オンライン会議ツールでできる打ち合わせは、なるべくオンライン上で行い、対面をできる限り回避することがポイントです。現在、製造業では来訪者の制限により、営業活動に影響が出ている企業もあるようです。その場合は、商談の際によく利用される「Microsoft Teams」や「ベルフェイス」といったツールを活用して、商談や営業をスムーズにすすめましょう。

従業員に感染者が出た場合の対応

工場は、従業員が感染した際の対応手順を書面にし、従業員に提示してください。従業員が感染したら、すぐに報告してもらいましょう。従業員は、PCR検査で陽性が出たら保健所に連絡します。その後は保健所の判断で自宅療養か入院かに分けられます。事業者は感染した従業員のシフトや食堂の利用時間などを追跡し、職場の濃厚接触者を調査してください。感染者が外部の人と接触した場合は、直ちに連絡を入れましょう。
濃厚接触者は、双方がマスクを着用せずに15分以上接触していた場合、もしくは同居人など長時間感染者と同じ空間にいた者などの定義がありますが、不安な場合は保健所に相談してください。
ここで注意したいのが工場でのクラスターの発生です。感染した従業員と接触があった従業員の健康状態を観察する、またPCR検査を実施するなど、クラスターは事前に防ぐ必要があります。そのためには、普段から職場で接触した人や移動した場所などの行動を細かく記録しておくことが重要です。毎日の面倒な作業にはなりますが、いざ感染者が出た際には、非常に役に立つので、ぜひ実行してください。

今回のまとめ

工場で求められる新型コロナウイルス対策について詳しく紹介しました。工場も基本的にはオフィスや店舗と同じで、手洗い・うがい・消毒・マスク着用・検温・ソーシャルディスタンスが基本の対策になります。
名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業です。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めています。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ありますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者様は、お気軽にお問い合わせください。