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コラム 2021.05.05

事務所・オフィスの光熱費はどれくらいかかるの?


日中は照明を点灯しなかったり、必要性が感じられる時期しかエアコンを稼働しなかったりといった一般家庭とは異なり、基本的に就業時間中は常に多くの電力を消費しているのが事務所・オフィスです。それだけにその光熱費が気になるところではないでしょうか。
今回は、事務所・オフィスの光熱費がどれくらいかかるのかについて見ていきましょう。また、光熱費削減のための工夫についてもご紹介します。

【目次】
1.事務所・オフィスの光熱費は面積によって変わる
2.機器の台数も事務所・オフィスの光熱費に影響する
3.事務所・オフィスの光熱費の相場
4.事務所・オフィスの光熱費を削減するための工夫
5.今回のまとめ

事務所・オフィスの光熱費は面積によって変わる

事務所・オフィスの光熱費は、フロア面積によって変わってきます。
入っているビルの断熱性や、窓の大きさなどももちろん影響しますが、それでも同じビル内であれば、やはりフロア面積に応じて決まってきます。広ければそれだけ照明の数も空調の稼働も多く必要となり、光熱費は上がります。

機器の台数も事務所・オフィスの光熱費に影響する

事務所・オフィスの光熱費は、フロア内に設置している機器の台数の影響も受けます。
PCや複合機といったOA機器の台数は、基本的には収容人数に比例すると考えられますが、たとえば業務の性質上、各自が複数の機材を使用するといったような場合、その分だけ電気消費量も多くなります。
また、サーバールームを設置している場合は、発熱するサーバーを冷却する必要性から、空調が常時フル稼働に近い状態となることが一般的です。そのため、ワークスペースだけの事務所・オフィスよりも光熱費が高くなります。

事務所・オフィスの光熱費の相場

前述したような諸条件の他、オフィスが何時間稼働するのかといったことによっても光熱費は変わってきますが、ごく一般的な設備・収容人数と仮定した場合、10坪程度のオフィスでは20,000円前後が相場です。30坪程度では40,000円前後、80坪程度では80,000円前後が目安となるでしょう。
フロア面積に正比例するわけではなく、広くなるほど割安に推移する曲線を描くこととはなりますが、面積が小さければ光熱費も安く済むというのは確かです。

事務所・オフィスの光熱費を削減するための工夫

事務所・オフィスの光熱費を削減するためにできる工夫には、次のようなものがあります。

設備を新調する

家電製品にも共通しますが、各種設備は新しいモデルほど消費電力が少なくなるのが通常です。省エネを追求する傾向が強まっていることから、特に省エネ性能を謳う製品に切り替えるのではなくても、最新型であれば一定の消費電力削減効果が見込まれるでしょう。もとの設備が古ければ古いほどこの効果は大きくなります。

照明を間引く、LED電球に交換する

十分な照度が必要とされるワークスペースでは難しいですが、通路などであれば照明を間引いて数を減らすことで光熱費削減につなげられます。また、就業時間中はフロア全体の照明を常時点灯しておく事務所・オフィスが多いですが、普段使用していないエリアがあれば、そのエリアの照明は消灯するというのも業務効率に影響を与えずに光熱費を下げられる方法です。
初期投資は必要となりますが、蛍光灯や電球をLED灯・LED電球に交換するのも良いでしょう。一つひとつの消費電力削減効果はわずかでも、数が多ければその効果はかなりのものになるはずです。

冷暖房効率を上げる

フィルター掃除など空調設備の定期的なメンテナンスを欠かさず行い、冷暖房効率をアップしましょう。また、可能であればパーティションの高さを下げることで、空調の風の流れが良くなる効果が見込めるでしょう。夏場はブラインドなどで日射を遮るようにすることも、アナログなようでいて効果的です。

今回のまとめ

事務所・オフィスの光熱費は、概ねフロア面積に比例し、10坪程度のオフィスでは20,000円前後、30坪程度では40,000円前後、80坪程度では80,000円前後が相場です。設備を省エネタイプのものに換えたり、照明を間引いたり、空調設備のメンテナンスをこまめに行なったりして、光熱費削減を目指しましょう。

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