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コラム 2021.11.11

オフィスで活用したいサービス「オフィスケロッグ」とは?


オフィスを快適にして、社員のやる気を引き出すため、福利厚生の充実を図ることは大切なことです。宿泊施設やレジャー施設が割引になるサービスを導入して、余暇を楽しんでもらおうと取り組んでいる企業も多いでしょう。しかし、社内に息抜きやストレス解消を図る施設も必要です。一日中、オフィスでデスクに向かったままでは息が詰まっています。とはいえ、オフィスの広さに余裕がなければ、そうしたスペースもなかなか用意できません。そこで、ちょっとしたスペースを利用して、社員に軽食を提供するサービスはいかがでしょう。シリアルで有名なケロッグが提供している「オフィスケロッグ」を紹介しましょう。

【目次】
1.オフィスに「シリアルコーナー」を気軽に
2.レンタルで専用容器を置くだけ
3.社員の朝の活力に
4.今回のまとめ

オフィスに「シリアルコーナー」を気軽に

「オフィスケロッグ」は世界的なシリアルメーカー、米・ケロッグ社の日本法人、日本ケロッグが2019年に始めた法人向けサービスです。ケロッグのシリアルが入った専用容器(ディスペンサー)を並べた「シリアルコーナー」をオフィス内に設置し、従業員に自由に食べてもらいます。専用容器は、細長い円筒形をしていて、上からシリアルを補充し、食べるときは、下から必要な分だけを容器に落とします。
導入前にモニター実施を行ったところ、「シリアルを食べることで、社員同士がコミュニケーションを取る機会につながった」、「会社で朝食を取れるので、社員の出社が早まった」、「食事の提供が人材獲得の武器になることを期待している」などの声があったそうです。

レンタルで専用容器を置くだけ

オフィスケロッグの導入は、軽食を取れるスペースを用意して、日本ケロッグから無料レンタルされる専用容器を設置するだけです。容器は1リットル(約8人分)、4リットル(約25人分)、7リットル(約50人分)の3種類があり、従業員数やニーズに合わせて、大きさや台数を決められます。シリアルの種類も定番のコーンフロスティから、ドライフルーツの入ったフルーツグラノラ、チョコ味のチョコクリスピーなど15種類以上。好きな商品をお好みで選べます。また、シリアルの補充は販売店が行い、シリアルにかける牛乳や豆乳、カップやスプーンなど付属品も有料で用意してもらえます。容器の定期メンテナンスも有料で受けられます。
基本的なコストは、シリアルの代金のみで、社員の人数や月の稼働日数などで決まります。1食あたりの料金は約60円です。解約も専用容器などを送料負担で返却するだけで、解約料などは発生しません。気軽に始められ、ニーズに応じて煩雑な手続きもなく解約できます。

社員の朝の活力に

厚生労働省がまとめた2016年の国民健康・栄養調査によると、20代男性の37.4%、20代女性の23.1%が朝食を食べていないという結果が出ました。朝食を食べない割合は女性よりも男性のほうが高く、30代、40代の男性でも約4分の1の人が朝食を取っていませんでした。しかし、朝食を取ることは1日のリズムを整えるのに重要で、空腹状態では朝から十分なパフォーマンスを発揮できません。
こうしたことから、日本ケロッグでは、「朝食サービスなど健康的な食の提供を福利厚生として求めるニーズは、飛躍的に高まっている」と指摘して、オフィスケロッグはその解決策になるとしています。確かに、オフィスについたら、仕事の前に軽食を取るというのも1つのスタイルなのかもしれません。「どうも社員が朝から元気がない」と感じたら、オフィスケロッグの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

今回のまとめ

オフィスの福利厚生にもさまざまな種類があります。導入しているサービスの内容は会社の特徴でもあり、ときには、社員へのメッセージにもなります。朝や昼食時、休憩時間などに軽食を取れるスペースを設けるのも、社員に健康で働いてほしい、小腹を満たしながらリラックスしてほしいという会社の気持ちの表れです。どのようなサービスを提供するかは、経営者の腕の見せ所。社員に向けてどのようなメッセージを送るのかを考えながら、福利厚生の充実を図っていきましょう。

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