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コラム 2021.05.18

全国の賃貸オフィス・賃貸事務所の家賃(坪単価)相場【沖縄県】

日本の南西端に浮かぶ島しょ県・沖縄県は、鹿児島県と台北のほぼ中間に位置しています。日本でありながら、本土とは異なる文化が多く、自然の光景や食べ物などから異国情緒を感じることが多い県です。日本にある米軍専用基地のうち、およそ7割が沖縄に置かれ、騒音や環境破壊などの問題を引き起こしています。このような事情を持つ沖縄県では、賃貸オフィスの家賃相場はどのくらいで推移しているのでしょうか。

【目次】
1.沖縄県とはどんなところなのか?
2.沖縄県における賃貸オフィスの家賃相場は?
3.沖縄県における賃貸オフィスの需要は?
4.今回のまとめ

沖縄県とはどんなところなのか?

沖縄県は、北緯27度から北緯24度まで、距離にするとおよそ1,200kmにもわたって広がっています。エリアは、本島北部・南部・中部、本島周辺離島など8つに分類されます。日本で唯一の亜熱帯性の気候と、周囲を流れる黒潮に恵まれ、サンゴを始めとした海洋生物が数多く生息していることや、漁業がさかんであることなどから、世界有数の海域とされています。
1879年まで、「琉球王国」という独立した王国であったことや、本土から離れている地勢に加えて、アメリカ軍の占領が行われていた歴史などから、本土とは異なる独自の文化が根付いている土地です。代表的な文化として、シーサー、エイサー、琉球ガラス、琉球舞踊、三線、紅型、泡盛などがあります。「うちなーぐち」と呼ばれる沖縄の方言は、初めて聞くと意味が分かりづらい言葉も多いですが、ルーツが複雑で奥が深いのです。
また、沖縄で年中行事を行う際は、旧暦になぞらえて行う風習があります。これは、気象条件の厳しい沖縄で漁業や農業を行うために、旧暦の方がタイミングをつかみやすいことが理由となっています。

沖縄県における賃貸オフィスの家賃相場は?

沖縄県の県庁所在地は、本島南部に位置する那覇市です。かつて栄えた琉球王国の中心地であり、現在でも当時の史跡や文化財が多数残されています。気候は年間を通して温暖で、冬でも10度以下になることはめったにありませんが、台風の影響を大きく受けやすい地域です。
那覇市の主幹産業は、商業・金融・観光などの第三次産業です。農業もさかんに行われていますが、産業全体に占める割合はそれほど大きくありません。那覇市におけるオフィス街のひとつに久茂地という地区があり、沖縄県庁や那覇市役所、モノレールの駅からも至近距離の場所です。那覇市内で確認できた賃貸オフィスの家賃相場は、坪あたり5,000円台から10,000円台を超える物件まで、幅広い金額となっています。

沖縄県における賃貸オフィスの需要は?

沖縄県では、新型コロナウイルスで打撃を受けた観光の立て直しを図るために、官民一体で「ワーケーション」の推進を行っています。ワーケーションの際に多く利用されるのはシェアオフィスやコワーキングスペースですが、事業の発展を検討する際には賃貸オフィスの利用も視野に入ってくるでしょう。さまざまな働き方が生まれている現代では、沖縄にいながら東京と同じように仕事をするのも自然の流れとなっています。
那覇市は、交通利便性の高さや生活環境の良さなどから、居住地として人気が高まっているほか、本土から沖縄県への移住を検討する人も増えています。これらの要因が重なり、今後賃貸オフィスの需要が高まる可能性は十分考えられると言えます。

今回のまとめ

那覇市内は、モノレールのほかにバスも走っているうえ、タクシーの運賃も安い料金設定となっています。ただ、車移動が基本ですので、オフィスを借りる際には車と駐車場の手続きも同時に進めると良いでしょう。

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